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2024年6月23日 07時10分に生成された05時00分のデータです
2022-05-31 11:00:06
『ちいさこべ』山本周五郎【作業・睡眠用朗読】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房大火事で両親らをなくした茂次は、大留をたてなおすために奮闘をはじめる。母をなくし、行き場をなくした幼なじみおりつを雇うが、彼女は火事で焼け出された子供たちを集めて、大留で養おうといいだす。
ぶっきらぼうだが、人情には厚い。若き大工の苦闘を描いた山本周五郎魂の傑作。
■登場人物紹介
茂 次……大工の若棟梁。火事で両親を亡くす。大留の再建にかかるが。
おりつ……茂次の幼なじみ。火事でうまれた孤児の面倒をみる。
留 造……茂次の父。
おろく……助二郎の女房。
伊 吉……「大伊」の主人。留造の弟分。
兼 六……留造の弟子筋の古参大工。
大 六……「大留」の大工。
正 吉……「大留」の大工。
九郎助……「大留」の大工。通称くろ
助二郎……「大留」の帳場を預かる。
松 三……「大留」の大工。
巳之八……「大留」の大工。
藤 造……「大留」の大工。
久兵衛……質両替商「福田屋」の主人。
利 吉……久兵衛の長男。茂次の友人。
おゆう……久兵衛の妹。
七兵衛……木場「利七」の主人。
おいく……おりつの母。
平 六……おりつの父。左官。
勘 助……町内のかしら。
中島市蔵……町方同心。
菊 二……孤児。
六 ……孤児。
重 吉……孤児。
又 ……孤児。
梅 ……孤児。
伝 次……孤児。
市 ……孤児。
あ つ……孤児。
富 ……孤児。
広 冶……孤児。
伊助……「福田屋」の番頭。
徳二郎……八百屋。茂次の幼なじみ。
平助……番太。
■用語集
半挿……ハンゾウ・湯水を注ぐのに用いる。
盛物……モリモノ・神仏に供える供物
運上……江戸時代の租税
めまぜ……眼で合図すること
■目次
0:00 ちいさこべ 一
8:52 ちいさこべ 二
17:28 ちいさこべ 三
25:35 ちいさこべ 四
33:28 ちいさこべ 五
41:41 ちいさこべ 六
49:27 ちいさこべ 七
57:13 ちいさこべ 八
1:04:19 ちいさこべ 九
1:12:01 ちいさこべ 十
1:20:53 ちいさこべ 十一
1:29:30 ちいさこべ 十二
1:34:57 ちいさこべ 十三
#山本周五郎 #朗読七味春五郎 #小説- 180
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2021-12-27 22:00:00
【AudioBook/青ベか物語 後編 十七~三十三話まで】 山本周五郎の名作を全文朗読 作業用BGM・睡眠導入などに 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房青べか物語 前編はこちら!
■https://youtu.be/NLKu2osoGj8
後編は、経済原理から、三十三年後まで、十二篇を一挙掲載!
浦粕ののどか風景と激しい人たちに囲まれて、青春の日々を過ごす若き山本周五郎。
人間を描く! 山本周五郎が終生貫いた小説信条を結集したような長編青べか物語。面白くあること、真実であること。周五郎はそのことを胸に秘め、青べか日記を片手に筆を取り出します。
小説なんて面白けりゃいいんだ、と嘯く編集長の前で、原稿料の百円札の束を燃やしてしまった周五郎。青べかで竿を垂らし、櫓をふるっては海へと流されていく周五郎。蒸気河岸の先生は浦安の地で忘れられてしまったけれど、歯を食いしばって百円札を燃やし、寒さに震えながら筆を運んだ青べか物語は、今も読み継がれ人の心に残っております。
■青べかについて
当時浦安の風物で会ったべか舟は、長さが4.5メートル、幅は90センチほどで海苔の養殖などには欠かせない舟であった。青べかはおそらく伝馬舟だろうと言うことで、それも肥料運搬に使われたコエテンマではなかったかと言われています。正体が何にせよ、間抜けなぶっくれ舟であることに変わりはない。- 175
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2021-12-23 18:30:00
【AudioBook】『紀伊快男児』朗読時代小説 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房高田牧之助は文武に通じ、藩主頼信からの信頼もあつい侍だった。が、最近では人が変わったように鈍重になっている。
頼信は豊家の侍たちを高禄でかかえ、旧家臣と新参との間で軋轢が起こっていた。牧之助は、新参の半九郎ともめた下り、土下座をしてあやまったことで、紛糾をまきおこしてしまう。
豹といわれた牧之助に、いったい何が起こったのか。果たして、牧之助の真意とは?
1940年(昭和15年)12月『講談雑誌』に寄稿された、山本周五郎、若き日の好短編。
■登場人物
高田牧之助……文武両道の侍で、怒ると「豹」になるといわれた男だが、最近は人が変わったと噂されている。
長瀬吉右衛門……藩の中老
佐和……牧之助の許嫁。吉右衛門の娘。
長瀬吉之丞……佐和の兄で、牧之助の親友
大崎半九郎……藩の新参で、二十人力といわれる勇猛な侍。鬼九郎
大崎玄蕃……半九郎の叔父。歴戦の勇士で、福島正則の元家来。
村上彦右衛門……福島家家臣。主家改易につき、大崎、真鍋とともに、に仕える。
真鍋五郎右衛門……同上
辺木五郎兵衛……藩の若侍たちの異見をまとめようとする。
■用語集
怒号……大声で怒鳴ること
下郎……人に召し使われている身分の低い男。
庭上……テイジョウ・庭先
粗忽……軽はずみなこと。そそっかしいこと。そそう。
諸士……多くの侍
喪家……ソウカ・不幸のあった家。喪中の家
擡頭……タイトウ・勢いを増してくること。頭をもたげること
好悪……好き嫌い
衆望……大勢から寄せられる期待と信頼
恩命……オンメイ・情けあるご命令
不惜身命……仏教の用語。死をもいとわない決意
過当……適当な程度を越えていること
埋草……マイソウ・ウメクサ・城を攻めるとき、敵の城の溝堀を埋めるための草
安居……気楽にのんびり暮らすこと
率然……だしぬけ。突然
馳駆……馬を走らせること。走り回ること。あれこれと力を尽くすこと。奔走
■この動画の目次
0:00 一
5:51 二
11:40 三
17:39 四
22:44 五
29:25 六
35:34 七
#AudioTube
#山本周五郎 #短編 #朗読 #小説
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2022-01-08 21:00:00
奥州二代目彦六一家 一/七味春五郎著 『朗読時代小説』読んでいて思い出したんですが、きねのモデルは、柴田錬三郎の御家人斬九郎に出てくる麻佐女ですね。
柴田錬三郎、大好きなんですが、読めるようになるのは、まだまだ先。山手樹一郎、山岡荘八も、亡くなった年が同じですね。保護期間が伸びてなければ、子母沢寛も読めたんですが、致し方ない。
■登場人物
黒田彦六……一代で彦六一家をなした侠客。
黒田半平太……彦六の一粒種。二代目をつぐことになるのだが。
きね……彦六の母。半平太の二代目に反対する。
伴兵衛……彦六の親代わり。きねの喧嘩ともだち。
文悟……若衆頭
篠山休臥斎……素浪人。彦六一家にわらじをぬぐ。
雷蔵……短気だが、人情にもろい男。
粂蔵……彦六一家の若い衆。石屋をしている。
仁助……半平太の子分
修馬……半平太の幼友達。岡っ引き
周五郎……千町で呉服屋をしている。
西田屋四郎右衛門……奥州一ともいわれる富豪。死んだ彦六の友人。- 96
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2022-01-08 19:00:00
人斬り甚右衛門/七味春五郎著 『朗読時代小説』やくざの用心棒を続け人を斬り、いつか人斬りと呼ばれるようになった男。本来は仇討ちの旅を続ける侍だったが、いつか身を持ち崩していた。漂泊する彼の前に、彼を父と呼ぶ少年があらわれる。
若い頃の習作ですが、お聞きいただけると幸いです。
これを書いたころは、廿代前半だったと思いますが、隆慶一郎師が好きで、文体をまねていたことを覚えています。急逝して、『死ぬこととみつけたり』が未完に終わったことは、いまもって残念です。朗読したいけれど、そういうわけにはいかないので、我慢。
■登場人物
甚右衛門……波田家の家僕だった男。剣の才にあふれていたが、義父の仇を討つため旅に出る。波田仁之丞。
洋介……甚右衛門を父と呼ぶ少年。
秋山五郎兵衛……仇
波田沐右衛門……仁之丞の主
よね……沐右衛門の妻
■用語集
逢瀬……相会う機会
漂泊……さすらい
埒外……物事の一定の範囲外
率然……にわかなさま。だしぬけなさま。
瘧……マラリア
恰幅……からだつき
癇癖……癇癪
#自作を朗読 #再録- 74
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2021-12-28 18:00:00
【AudioBook】『しづやしづ』朗読時代小説 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房貞吉は、河内屋に婿入りして以来、人が変わってしまった。嫁のおしげとの仲が゜うまくいっていないためである。そんな彼を心配した友人たちが、無理矢理網打場にさそいだす。そこで貞吉を待っていたのは、ある女性との出会いであった。
■登場人物
貞 吉……河内屋に婿入りする。
おしづ……おしげの友人で、貞吉と知り合い恋をする。
おひで……貞吉の女房。「河内屋」の店付き娘。
おしげ……網打場(岡場所)の女主人。
新兵衛……足袋屋「井ノ伊」の主人。貞吉の友人。
松田屋……貞吉の友人。
小村屋……貞吉の友人。
た よ……新兵衛の継母。
おもと……新兵衛の女房。
仲次郎……糸綿問屋「越前屋」の主人。貞吉の兄。
お 芳……おしづの朋輩。
■用語集
人体……人柄。人品。
九つ半……午前一時
留め木……香木を炊いて、香りを衣服にとどめること
灯ともしころ……語呂が好き
小体……こぢんまりしていること。質素なこと
堅人……かたじん・けんじん・律儀な人。堅物。
米の字……米寿。88才
十能……炭火を入れて持ち運ぶ道具
間遠……間隔が離れているさま
■この動画の目次
0:00 一
1:49 二
10:19 三
27:06 四
35:16 五
43:44 六
51:54 七
1:03:27 八
#AudioTube
#山本周五郎 #短編 #朗読 #小説- 63
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2022-01-11 19:41:02
朗読オーディオブック 久生十蘭作『墓地展望亭』 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房明日死のう……そうこころに決めていた竜太郎は、一人の女性との出会いで運命をかえていく。もういちど、あの人にあうために。
フランスを舞台に、捜索がはじまる。
■墓地展望亭のページはこちらです
https://bit.ly/34dS350
■用語集
都雅……トガ・みやびなこと
逝去……死をうやまっていう
余映……日が沈んだりした後の、余光。
憐憫……レンビン・かわいそうに思うこと。あわれみ。
沈思……深く考え込むこと
檣灯……ショウトウ・夜間の航行で、前方マストに掲げる灯り。
ともしい……とぼしい
喜悦……心から喜ぶこと
浮薄……あさはかで軽々しいこと
駛走……シソウ・速く走ること、疾走。
都雅……トガ・みやびなこと
逝去……死をうやまっていう
余映……日が沈んだりした後の、余光。
憐憫……レンビン・かわいそうに思うこと。あわれみ。
沈思……深く考え込むこと
檣灯……ショウトウ・夜間の航行で、前方マストに掲げる灯り。
ともしい……とぼしい
喜悦……心から喜ぶこと
浮薄……あさはかで軽々しいこと
駛走……シソウ・速く走ること、疾走。
穹窿……キュウリュウ・丸みをつけた天井
疼痛……トウツウ・ずきずき痛むこと
嗟歎……サタン・なげくこと。
薨去……コウキョ・皇族が死去すること
看破……見破ること
転補……テンポ・転任すること
乖離……背き離れること
使嗾……シソウ・指図してそそのかすこと
払暁……あけがた
営庭……兵営の広場
角面堡……カクメンホ・ルタン・要塞の外が世をとりかこむ砦
憧憬……あこがれの気持ち
堵列……トレツ・大勢の人が柿のように横に並んで立つこと
威迫……イハク・威力を示し、相手をおどし従わせようとすること
逓減……テイゲン・しだいに減ること。
登極……トウキョク・即位
出御……おでまし
裳裾……モスソ・衣服のすそ
睦言……寝室での語らい
咫尺……シセキ・非常に近いこと
■登場人物
エレアーナ……リストリア国皇女
志村竜太郎……地中海のホテルで、死ぬことを考えている孤独な富豪
イゴール・アウレスキー……枢密顧問官。
イッシャ・ポチョムキン……陸軍次官。反乱を企てる
ヤロスラフ……リストリア竜騎兵の少年
ダンピエール……ソルボンヌ大学の教授- 54
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2021-12-25 21:15:02
AudioBook【青ベか物語 前編 一~十六話まで】 山本周五郎の名作を全文朗読 作業用BGM・睡眠導入などに 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房青べか物語、後編はこちら
https://youtu.be/LORtGwEwDTw
○蒸気河岸の先生について
若き山本周五郎が、作品の元となった千葉県の漁師町・浦安に住んだのは、昭和三年から四年にかけての一年あまり。高度経済成長も戦争もまだ先のお話です。
先生なんてよばれているが、周五郎はまだまだかけだしの極貧生活。家賃がとどこおれば、食事代もままならない。頼りになるのは青ベかだけ――だけれど、それが後に三十年をかけて、人間を書く、という周五郎の信条のもと、名作「青ベか物語」として結集していく――本朗読は、そんな山本周五郎の青春物語です。
■登場人物
蒸気河岸の先生……若き山本周五郎。おおむね、私として登場。
芳爺さん ……「大蝶」の倉庫番。周五郎に「青べか」を売る。
和助 ……釣舟宿「千本」の主。
鉄なあこ ……和助の長男。
おかず ……和助の長女。
おすみ ……和助の二女。
久 ……和助の二男。
長太郎 ……「三男。小学三年生。長と呼ばれる、周五郎の庇護者。
おしづ ……和助の三女。
倉なあこ ……千本の船頭。気のやさしいおとなしい男。
おきぬ ……千本の女中。
高品さん ……浦粕の名家。中・商紙に勤務。
きん夫人 ……高品の妻。
おりき ……高品家の女中。
とみちゃん ……高品家の女中。銀ちゃんとの子どもをうむ。
助なあこ ……大蝶丸の水夫。純情な男。
お兼 ……缶詰工場の雇い女。少し浮気性。
しっつあん ……お兼の怠け者の夫。
水汲みばか ……「魚辰」の主人。一日中水を汲むことを生業としている。
#青ベか物語 #山本周五郎- 50
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2022-01-13 19:00:00
【日曜朗読劇場 銭形平次捕物控】 長編 八五郎女難/野村胡堂作 【朗読時代小説】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 オーディオブック■あらすじ
銭形平次捕物控 最初の長編で、昭和二十三年、報知新聞掲載。
短編とちがって、八五郎がちょっと有能。平次とのかけあいも楽しい作品となっております。
金貸しで人を食い物にする新助が、崖下に投げ捨てられた無残な姿でみつかった。平次はガラッ八をつれて捜査を開始するが、八五郎は事件にかかわる女たちにせめさいなまれて……
■登場人物
平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技
八五郎……ガラッ八。平次の子分。
お静……両国の水茶屋の看板娘。
駒吉……大入道の駒吉。野だいこといわれるやくざもどき。
お菊……駒吉の娘。
新助……佐渡屋支配人で、不人情のため人食鬼とおそれられる。
四郎……十九。佐渡屋の若き当主だが、新助のため、押し込めにされている。
お為……三十二三の年増。小唄の師匠だったが、新助のめかけに。
元吉……湯島の岡っ引き。四十男。
彦次郎……佐渡屋の遠縁。
お安……佐渡屋の下女。
嘉平……佐渡屋番頭
長七……佐渡屋の手代
お浪……佐渡屋長女。彦次郎と関係をもっている。
お愛……佐渡屋の娘。十七八。
■用語集
野だいこ……幇間、太鼓持ちは、芸妓をいかす座持ち芸人のことで、それにたいして、素人で太鼓持ちのまねごとをして世渡りする遊び人を野だいこといった。
果たし眼……ハタシマナコ・果たし合いのときの目つき。殺意のある目つき
細民……サイミン・下層階級の貧しいひとたち。
身上……シンショウ・身代、財産
公事……クジ・訴訟
下っ引き……正業を営みながら、情報の収集の協力をする人
便覧……ハンドブック
七つ半……五時前
てかけ……妾。関西方面の言い方の模様。
弁口……ベンコウ・口の利き方。口先のうまいこと
庇間……ヒアワイ・建て込んだ家の間の、庇と庇が接する狭いところ
お能の橋がかり……鏡の間(舞台袖)と本舞台とをつなぐ通路
ローズ物……ろうず物。傷や汚れで売り物にならないわけありの商品をさす。明治ころの言い方。
因業……インゴウ・因と業。頑固で思いやりのないこと
五つ……八時
海老錠……えびのように半円形に曲がった鍵
おくびょう窓……商店の店先の戸につくった小窓。閉店後に用いられた。
輪鍵……和状のかけがね。わかけがね
放縦……きまま、わがまま
豊艶……ホウエン・ふくよかで美しいこと
六つ……六時
五つ半……九時
四つ……十時
四つ半……十一時
口説……クゼツ・おしゃべり。弁舌。またはいさかい。- 49
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2024-03-23 02:13:02
【朗読 長篇】銭形平次捕物控『幽霊大名』野村胡堂作 字幕付き ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房銭形平次の長編朗読
江戸の街では、女のかどわかし、辻斬りによる殺害と、事件が頻発。笹野新三郎は、銭形平次に捜査を依頼するが、直後に罷免の憂き目にあってしまう。恋女房のお静をさらわれ、後ろ盾すらなくした平次だが、ガラッ八の八五郎とともに、江戸の庶民を守ることを誓うが……
毎週日曜夜八時配信!
この動画は、銭形平次捕物控の長篇作品になります。全部で四五編となります。
これまでの長篇集はこちらから、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLbLffmEwTDprPA_TkWCNyyek_EKsRjHwj
『幽霊大名』は、
昭和二十九年 主婦と生活 四〜六月号掲載作品。シリーズとしては、331作目に当たります。
野村胡堂の述懐では、【容易に罪人をつくらないこと、町人に愛情を持っていること、侍や遊び人を徹底的にやっつけること、明るくて健康的であることを心がけた】と語る、日本が誇る捕物帳の名作。
江戸神田明神下の長屋に住む「江戸一番の捕物名人」
舞台は、江戸時代初期の慶安から承応にかけてでしたが、第三十話あたりから江戸時代の後期、文化・文政期あたりにうつっております。
長・短編合わせて総計三八三編(長編21,中編18,短編341,掌編3,)。テレビドラマ大川橋蔵の銭形平次は、18年間で888回をかぞえ、ギネスブックにも載っております。「1人の俳優が同じ主人公を演じた1時間ドラマ」としては世界最高記録であります。- 48
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2022-01-09 20:00:00
【木曜山本周五郎アワー】『主計は忙しい』朗読時代小説 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房みんな大好きの滑稽物です。
■登場人物
牧野 主計 ……原田道場の師範代。粗忽者
市郎 左衛門……主計の師匠
折 江 ……市郎左衛門の娘。
木下六郎兵衛……主計の親友。
た ま き ……主計の妹。
牧野茂右衛門……主計の父。
牧野 大学 ……主計の兄。
園 次 ……主計が習っている荻江節の師匠。
武田 平之助……原田道場の門弟。
杉原 兵庫助……原田道場の師範代。
弥一郎 ……原田道場門人。
亘理 又十郎……原田道場の門弟。
石井 勇作 ……原田道場の門人。
松 乃 ……ばあや。
吉 造 ……原田道場の下男。
■用語集
擦過……かすること。すりむくこと
諾否……ダクヒ・引き受けることと、断ること
敦圉……トンギョ・怒る。興奮する。
黄道吉日……あらゆる凶悪を避けられる日のこと
盛装……華やかに着飾ること
酒間……酒を飲んでいる間
内諾……ナイダク・内々に承諾すること
■この動画の目次
0:00 一
11:36 二
23:36 三
34:55 四
46:01 五- 48
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2021-12-24 19:00:00
【AudioBook 銭形平次捕物控】お珊文身調べ/野村胡堂作 【朗読時代小説】 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 オーディオブック■あらすじ
銭形平次がとらえるのに苦労した十二支組。その一味と思われる彫り物の男たちの殺害がつづく。平次は事件解決のために、ガラッ八をつれて、ほりもの自慢の会にのりこむ。
■登場人物
平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技
ガラッ八……銭形平次一の子分
笹野新三郎……八丁堀の名与力
石原の利助……平次とあらそう、四十代の御用聞き
清次郎……石原利助の一の子分
彫り辰……彫り物の名人
お珊……十二支の半分を彫り物にした女
美色……美人
深怨……深い恨み
■用語集
折助……武家で使われた下男の異称
がえん……江戸の町火消しの飛びの異称。または、ならずもの
家尻切り……家、土壁の後壁をきって、侵入し盗みを働くこと
世才……たくみに世渡りのできる才能の人
凝脂……きめの細かいつやのある肌
折助……下男の異称
蝋涙……溶けた蝋を涙に例えて言う
■この動画の目次
0:00 一
4:20 二
13:53 三
20:16 四
25:36 五
28:39 六
34:07 七
#銭形平次捕物控 #野村胡堂 #朗読時代小説- 41
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2021-12-29 22:00:00
【AudioBook】顎十郎捕物帳『捨公方』/久生十蘭作 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 オーディオブック全国のジュウラニアンのみなさんおまたせしました。小説の魔術師と呼ばれた久生十蘭師匠の名作捕物帳を読ませていただくことになりました。
1939年から、40年まで連載され、全24話あります。第一作とされている本朗読「捨公方」は、40年の八月号に発表されたもので、作品の時系列では一話目ですが、最後に公開された作品です。
もともとは顎十郎とは無関係であった作品(弘化花暦)を、改稿したものだそうで、本当の一作目は二話目から……としてもいいのかもしれません。ちなみに、谷川早、のペンネームで出版されました。顎十郎が、久生十蘭名義になったのは、1950年から。
阿古十郎は現在、甲府勤番となっておりますが、来週からは叔父の森川庄兵衛の世話で、北町奉行の同心見習いとなります。
久生十蘭の描く捕り物名人の活躍を今週からお楽しみいただければ幸いです。
■登場人物
仙波阿古十郎……甲府勤番の厄介者。仕事をほうりだして、放浪中。顎が異様に長い。
庄兵衛……叔父
捨蔵……祐堂に預けられた、将軍家定公の双子の兄弟。
祐堂……草津、小野村万年寺の和尚。
本寿院……捨蔵の母
お沢……生まれたばかりの捨蔵を預かる
水野越前……大老
村垣……お庭番
お八重……本性院の腰元
■用語集
馬丁……べっとう。馬の世話や、口取りをする人。ばてい
払子……ホッス。仏教の法要に用いる法具
御普化……中国唐代の禅僧
疝気……下腹部睾丸が腫れて痛む病
瘋癲……定まった仕事を持たずふらふらしている人
未生……この世に生を受ける前
慈眼……慈しみのこもった目
天底……額の中央
清色……澄んだ色。
敦煌……誠実で人情に厚いこと。
ぽんつく……ぼんくら。間抜け。
愁訴……つらい事情を明かして嘆き訴えること
状屋……ジョウヤ・手紙を送り届けることを生業とした
佞奸……ネイカン・悪賢くねじけている人物
強請……無理に頼むこと。ゆすること。
大望……大きな望み
塵欲……欲望が体をなやますことを塵に例えて云う
てんぼう……けがなどで、指や手がないこと
いざり……足が不自由なこと
じんじんばしょり……着物の背縫いの裾の少し上をつまんで、メンバーシップ帯の後ろの結び目の下に挟み込むこと。
褒貶……ほめることとけなすこと
忌憚……いみはばかること。えんりょすること。
公事師……江戸時代の訴訟の代行をした人
扶植……フショク・勢力や思想を植え付けること
寛闊……カンカツ・性格や気持ちがおおらかでゆったりしていること- 36
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2024-05-26 12:00:00
太宰治著【朗読 走れメロス】 ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房太宰治中期の作品。「無頼派」「新戯作派」といった破滅型作家の代表的な、昭和初期の文豪。人間失格もメンバーシップで公開中!はいってね(^_^)
友情と信頼を主軸に、人の弱さ脆さからくる葛藤をユーモアをまじえて描ききった日本文学の傑作短編。
■登場人物
メロス……主人公。村の羊飼い。妹と二人暮らし。
セリヌンティウス……メロスの竹馬の友。シラクスで石工をして暮らしている。
ディオニス……シラクスの王。
妹……メロスの妹。16歳。結婚を控えている。
花婿……メロスの妹の結婚相手。
山賊……王が差し向けた刺客。
フィロストラトス……セリヌンティウスの弟子。
#太宰治 #朗読 #文豪 #AudioBook- 34
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2024-05-27 22:19:02
【朗読】吉川英治『大谷刑部』AudioBook 作業睡眠用 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房音本チャンネルにて、放映中の吉川英治AudioBook
今回は大谷刑部をニコニコでもおとどけしております。
お聴きください- 31
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2024-01-15 22:25:03
山本周五郎AudioBook紹介 戦国会津唄https://youtu.be/1ZklEbHYEtM
■あらすじ
1937年(昭和12年)9月 『少女倶楽部増刊号』
山本周五郎 三十四才。
多作な年で、三十作をこえる短編を発表。今井達夫と殴り合いの喧嘩をしたあげく、これからは「大衆小説しか書かない」そのうえで、大衆でも、文学でも通用する作品を書く、と宣言したそうで、宣言しただけでなく、生涯にわたって遂行しちゃいます。
今井達夫とは、昭和五年からの付き合いで、翌年にはこの今井のすすめで、馬込文士村にひっこしております。馬込を出たのは、終戦の翌年。十五年戦争をそのまま馬込で過ごし、ここで子を育て、最初の奥さんをなくし、そしてきんさんと出会ったということになります。
横浜市本牧元町に転居して、間門園にて、文豪の名にふさわしい名作を世に送り出していくのですが、それはまた後のお話。
ともあれ、お聴きください。
■登場人物
小房……左内の娘。
岡野左内……小房の父で、伊達政宗を追い詰めたほどの勇士。老齢になり、吝内と称されるほどの吝嗇家になる。
土岐市之丞……小房のいいなずけ
土岐六郎右衛門……上杉景勝の侍大将
菊江……市之丞の妹、小房と仲が良い。
大九郞……林茂左衛門の倅で、小房をいじめる。
■用語集
海内……カイダイ・四海のうち。国内。天下
推服……スイフク・ある人をうやまって、その人に服従すること。
交誼……コウギ・心が通い合った交際。
凝議……ギョウギ・はかりごとをこらすこと。あれこれと相談すること。
亀鑑……キカン・てほん。もはん。
■この動画の目次
0:00 戦国会津唄 一
5:56 戦国会津唄 二
12:50 戦国会津唄 三
17:46 戦国会津唄 四
23:46 戦国会津唄 五
30:28 戦国会津唄 六
#朗読 #山本周五郎 #七味春五郎 #作業 #睡眠 #audiobook #japanese- 22
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2022-01-06 20:00:00
③ねじまげ物語の冒険/七味春五郎著 オーディオブック 自作を朗読 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房①巻目 https://youtu.be/R0Kduf0LNU8
②巻目 https://youtu.be/YFcMcxxeQwI
ロビン・フッドの冒険の物語世界にとびこんだ洋一と太助はちびのジョンを仲間にして、ロビン救済にのりだす。だが、ウィンディゴの魔の手が、物語世界をさらに改変していた。
■この動画の目次
0:00 章前 モーティアナ
第三章 シャーウッドの隊長と副隊長、イングランドに再会すること
その一 死刑囚になったロビン・フッド
3:46 一
14:33 二
23:03 三
30:16 四
38:26 五
45:23 六
その二 ロビン・フッドと伝説の王
52:56 一
1:00:41 二
1:21:28 三
1:30:40 四
1:33:07 五
1:37:17 六
その三 パレスチナのロビン・フッド
1:39:17 一
1:55:12 二
2:09:02 三
2:16:18 四
2:35:47 五
2:43:58 六
#朗読 #自作 #小説 #ロビンフッド- 22
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2021-12-27 23:46:02
【AudioBook】① ねじまげ物語の冒険/七味春五郎著【朗読まとめ】オーディオブック 自作を朗読 作業用BGM・睡眠導入などに 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房 (1)第二巻はこちら!
https://youtu.be/YFcMcxxeQwI
■朗読まとめ 第一巻
自作を読んでごめんなさい。久々にねじまげ物語の冒険の配信です。
以前読んだものは、収益BANのときに消してしまったので、今回は再録です。
二十代の時間をついやして、この作品ともう一作を仕上げ、そのまま何者にもなれなくてお蔵入りした作品なのですが、Kindleでだし、YouTubeでも配信できてよかったです。
このチャンネルは、もともと自作を読むためにはじめたもので、はじめは自分で読むのではなく、誰か他に読んでくれる人をさがしておりました。Amazonのオーディブルには、ナレーターに依頼できるサービスがあったのですが、欧米のみの仕様で日本にはありませんでした。しかたなく、自分で読むことにして、それならYouTubeに配信しようという事になり、現在にいたります。
そのときには、出版社をつくっていたので、その宣伝もかねてのことでした。活動は今も地道なものですが、応援していただけると、幸いです。
■この動画の目次
第一部 果てしない物語の果てしない始まり
0:00 はじめに
2:57 その少年について
第一章 恐怖の院長とほらふきな男爵について
その一 養護院みろくの里の実体について
8:31 一
10:22 二
17:01 三
20:58 四
25:04 五
33:37 六
その二 ほらふき男爵、かく現りき
37:59 一
41:26 二
43:19 三
55:19 四
1:07:50 五
1:08:27 六
第二章 狂った物語と世界の真実
その一 三人の新しい仲間と、牧村一家の役目のこと
1:16:08 一
1:20:32 二
1:31:19 三
1:43:28 四
1:45:46 五
1:47:56 六
その二 見捨てられた書物と、最初の対峙について
1:55:13 一
2:00:07 二
2:08:29 三
2:13:40 四
2:23:34 五
2:31:42 六- 22
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2021-12-26 09:45:03
【AudioBook】② ねじまげ物語の冒険/七味春五郎著【朗読まとめ】オーディオブック 自作を朗読 読み手七味春五郎 発行元丸竹書房①巻目 https://youtu.be/R0Kduf0LNU8
②巻目 https://youtu.be/YFcMcxxeQwI
③巻目 https://youtu.be/-V4l37H_yWg
洋一と太助は、ロビン・フッドの冒険の物語世界に入ったものの、男爵たちとはぐれ、子どもたちだけになってしまう。しかも、最初に出会ったちびのジョンはすっかり性格が変わってしまい、泣き虫ジョンとよばれている始末……
■この動画の目次
第二部 果てしない物語と呪われたこどもたち
第一章 泣き虫ジョンとロビンの消息
その一 ちびのジョン、大いに弱ること
0:00 一
8:03 二
20:23 三
25:59 四
28:04 五
31:52 六
その二 レイノルド・グリーンリーフ、ノッティンガム州長官と対決すること
34:42 一
42:10 二
43:44 三
49:05 四
57:30 五
1:02:47 六
1:10:46 章前 モーティアナ
第二章 奴隷になったちびのジョン
その一 モーティアナと青いヘビ
1:21:44 一
1:50:40 二
2:05:00 三
2:15:06 四
2:20:30 五
2:23:25 六- 22
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2022-01-08 18:00:00
【火曜ミステリー劇場/半七捕物帳】 岡本綺堂作「雷獣と蛇」 朗読七味春五郎 発行元丸竹書房今週の半七捕物帳は、二本立て!
ちょっと恐い女性のお話です。
■登場人物
・雷獣
お 朝 ……尾張屋の娘。雷に打たれて死ぬ
重 吉 ……お朝とともに雷に打たれる。
おかん ……尾張屋の下女
喜左衛門……尾張屋の主人
庄 太 ……半七の子分
・蛇
善 八……半七の子分
九 助……蛇とり
おもよ……すり
お 大……すり
おとく……すり
■用語集
薄縁……ウスベリ・布の縁をつけたござ。
震死……シンシ・雷に打たれて死ぬこと
七つ……午後四時
椿事……珍しい出来事。
先度……さきごろ。このあいだ
内福……内証の豊かなこと
米搗き……玄米をついて白米にする人
山だし……田舎出身であること。洗練されていない様子
三題噺……客に三つのお題を出させて、落語にすること。
■この動画の目次
0:00 一
12:33 二
24:52 三
33:54 四- 20
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2024-01-13 23:15:00
芥川龍之介 羅生門 AudioBook 朗読七味春五郎■羅生門
1915年(大正4年)11月に雑誌『帝国文学』発表
平安時代、天変地異がうち続き、衰退した都で、一人の下人が途方にくれる。主人から解雇された彼は、このままでは盗賊になりはてるしか道はないと思い悩む。
書かれたのは、東京帝国大学在学中のことで、さすがの芥川も無名の時代。雑誌掲載をえて、1917年、短編集「羅生門」として出版。
黒澤明の同名映画でも有名だが、本作から取り入れたのは舞台背景と、服を剥ぎ取るエピソードのみである。
また、結びの一文は、たびたび変更されている。
○用語集
丹塗……ニヌリ・丹、または朱で塗ること
朱雀大路……平城京、長岡京、平安京、中央を南北に通じる大路
鴟尾……シビ・かわらぶき屋根の大棟の両端につけられるかざり
衰微……スイビ・衰弱
甍……イラカ・家の上棟。家屋の背、屋根の頂上の部分。
低回……テイカイ・思いにふけりながら、ゆっくり歩き回ること
逢着……ホウチャク・いきあたること
嚔……クサメ・くしゃみ
檜皮色……ヒワダイロ・黒みがかった蘇芳色(黒みを帯びた赤)
暫時……ザンジ・少しの間
語弊……ゴヘイ・言葉の使い方で、誤解を招くこと
聖柄……ヒジリヅカ・三鈷柄の刀剣
検非違使……ケビイシ・平安初期に設置された治安維持と民政のための機関
四寸……シスン・十二センチ
疫病……エヤミ
黒洞々……コクトウトウ・洞穴の中のように、あたり一面まっくらで見分けのつかない様
#芥川龍之介 #朗読 #文豪 #羅生門 #AudioBook- 18
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2024-05-12 20:26:02
【朗読まとめ】「三万両五十三次 1.愛憎篇」野村胡堂audiobook ナレーター七味春五郎 発行元丸竹書房昭和27年作品に、大河内傳次郎主演で映画化された同名映画の原作!
時は幕末、黒船が来航した、安政五年から物語は始まります。時の老中堀田備中守は、「日米通商修好条約」締結のため、京の都へ三万両をおくる。
主人公の馬場蔵人は、倒幕派の武士、三万両を狙う怪盗たちとたたかいながら、一路京都をめざします。
東海道を舞台に上を下への大騒動が実に面白い。お聴きください。
三万両五十三次は、一年半の連載(1932年3月から 1933年8月にかけて)をおえると、中央公論社から函入り上製本 上下巻(湊書房版は 全5巻、中公文庫版の全4巻版もある)で刊行されました。昭和9年のことです。ちなみに銭形平次の連載は、昭和七年にはじまり、当時務めていた報知新聞に長篇の連載を依頼されました。
■登場人物
馬場蔵人……本編の主人公。四十二三才。
小百合……父山際山左衛門を上意討ちされたため、蔵人を仇とねらう
茜の半蔵……山際家の老僕。小百合を助ける金五郎の父。
南郷小源太……真四角虎ひげ
矢柄城之助……色白の美男
真琴……矢柄の妹
伝次……小源太家来。岡っ引きだが、渡り中間に変装。異名は二面
作良軍之進……倒幕の志士
進藤晋……倒幕の志士
今宮八郎……倒幕の志士
お蓮……伝次に姉御と呼ばれる。謎の女性。陽炎のお蓮。殺人を好む。
牛若の金五郎……泥棒の親分だが、殺しを厭う
ノッポ竹……お蓮に惚れている
藤次……猩猩、四十六七になる、小頭格
丑松……奉行所の手先
吉三……背虫、ながら、夜目も利くゴリラのごとき長い腕と怪力を誇る
小動平太夫……与力
堀田正睦……幕府閣老
植松求馬……家老
文治……金五の子分
お蝶……和泉屋の令嬢
千代松……和泉屋の遠縁。手代。
五兵衞……和泉屋番頭
本庄左次郎……蔵人の添え役
桃々斎桃吉……講釈師の小僧- 13
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1970-01-01 09:00:00
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