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2012-09-25 04:48:45
ブルース・リー創案 五門の型 実演・文 中村頼永協力 小島晃 IUMA日本振藩國術館東京本部長
人体を五つのゲート(門)に分けて、その攻防の基本を練習する「型」が、ここに紹介する「ング・ムーン」の「型」である。「ング・ムーン」とは広東語で「五門」という意味で、四つに分けられた上半身の四門と、下半身の一門で「五門」となる。
それぞれの門の記され方は二通りあり、上半身を「内高門」「外高門」「内中門」「外中門」、下半身を「低門」と記して五つの門とする場合と、上半身を「内高門」「外高門」「内低門」「外低門」とし、下半身を「最低門」として五つの門とする場合がある。
ブルース・リー師祖は、渡米前の香港で中国功夫と詠春拳を学び、この「型」の発想を得た。そして、彼は渡米後、詠春拳の攻防一体の技法を軸に、彼が習得していた他の功夫の技法も取り入れて、それぞれの「門」の攻防を研究、練習していった。
そして生徒にその指導を行なうようになったが、1960年代初期の頃は、まだその五門の攻防は体系化されていなかった。
60年代中期、ロスアンゼルスに移住したブルース・リー師祖は、3つ目の彼の道場「振藩國術館LA校」の指導員候補となる高弟のダン・イノサント師父にこの攻防技法を指導する際、それを習得し易くする為に体系化したのである。それが「ング・ムーン」の「型」の誕生であった。そして、ブルース・リー師祖は、その「型」をイノサント師父に伝授した。イノサント師父によると、ブルース・リー師祖からその「型」の指導を受けた際、教わる度に少しずつ変化が加えられており、技法の数も増えていったと言う。イノサント師父はその「ング・ムーン」の「型」により、多くの五門攻防技法の基本形を習得する事が出来たのである。
60年代後期、ブルース・リー師祖は、TV、映画界への進出に関わる様々な計画、自主トレ等で多忙であったため、設立された「振藩國術館LA校」での指導は、その殆どがイノサント師父に委ねられていた。イノサント師父はそこで「ング・ムーン」の「型」を「型」としては指導せず、それら個々の技法をパートナー練習で実戦に応用した本来の技法として指導を行なった。イノサント師父はその後もずっと、その応用実戦技法の指導を継続してきたため、このイノサント師父がブルース・リー師祖に伝授された「ング・ムーン」の「型」は長い間、公開されずにきていた。
イノサント師父が現在主宰するイノサントアカデミーで、1993年よりジュンファン・ジークンドーを指導するクラスを任されていた私は、ブルース・リー師祖がイノサント師父に行なったのと同様に、プライベートレッスンでイノサント師父よりこの「型」を伝授されていた。私はこの「型」は初心者にとても良いガイドになると思ったので、ある日、イノサント師父に私のクラスで公開指導しても良いかと尋ね、了解を得る事が出来た。そして1993年より、私のクラスでは練習の初めにこの「型」を練習するようになっている。
日本では、私が代表を務めるジークンドー継承組織「IUMA日本振藩國術館」直轄「日本JUNFANクラブ」の各支部でもこの練習が行われている。
それでは、ブルース・リー師祖の無形遺産の一つであるこの「ング・ムーン」の「型」を、映像にて初公開することにしよう。- 158
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2012-09-25 04:47:05
ブルース・リー創案 五門の型 対人用法指導 中村頼永 演武協力 小島晃
ブルース・リーの創案した、攻防一体の実戦用法を、相手との攻防を交えながら実演する。
実演は、ダン・イノサント認定ジークンドーシニア・インストラクターの中村頼永氏。すべての動作をワンショットで決めて見せるその演武は、圧巻である。
相手の攻撃に即応して反撃に転じるこの型は、非常に実用性の高いものであり、この演武から、動きのポイントやタイミングなどが、明確に学習できるに違いない。- 77
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2012-09-25 05:12:08
ブルース・リーズジークンドー リードパンチからの変化と連続攻撃指導 中村頼永 ジークンドーシニア・インストラクター
互いに右前に構え、相手の右前腕を左掌ではたいて制しながら、右直拳で相手の顔面を攻撃していくが、相手がそれを受けた場合の対応と変化を解説する。
相手が、顔の前で右拳を左掌でキャッチして受けたら、攻撃した右拳を、相手の左手の外側から反時計回りに回して、顔の左側面を打つ。
相手が、顔の前で、右拳を左掌でキャッチするように受けとめたら、左掌で相手の右前腕部(肘付近)をはたき、同時に右手を相手の右前腕をくぐるように回して、そのまま右裏拳を顔面に打ち込む。
相手が、顔の前で、右拳を左手で外から内へ払うように中心線を越えて受けた場合、そのまま相手の受ける力を利用して受けられた方向へ右手を反時計回りに動かし、そのまま相手の右肘を相手の外側から中心に向かって払うようにして崩しながら、自分の方に向いた相手の脇腹へ左拳をアッパーの軌道で打ち込む。
相手が、右拳を顔の前で、左掌を使ってキャッチするように受けとめたら、受けられた右手の軌道を変え、相手の左手の外側からフックのようにして右掌で2打目を打ち込む。これを、相手が左前腕(手の甲側)で受けたら、受けられた右手で相手の左前腕をひっかけて下方へ引き込みつつ、左前腕の小指側で相手の右前腕をこするように制しながら左拳で相手の顎を打ち上げ、左前腕で相手の右前腕を制したまま、相手の左前腕を左掌で制し、相手の両腕を封じた状態にし、右の直拳を顔面に打ち込む。
1打目の右直拳を、相手が顔の前で、左掌を使ってキャッチするように受けとめたら、左手で相手の前腕を制しながら、右の裏拳で、相手の右前腕をくぐるようにして顔面を打つ。これを相手が左手で外から内へ払うように中心線を越えて受けたら、相手の右手を制していた左手を自分の右腕の下を通して相手の左前腕に移し、この左前腕をつかんで下へ引き落とすと同時に、自分の右肘を引かずに曲げてドアの開閉のようにして右の裏拳を顔面に打ち込む。
以上は、技の概略を説明しましたが、文章で完全に再現しているわけではありません。実際に映像をご確認ください。- 36
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2012-09-25 05:13:36
ブルース・リーズ ジークンドー 正中線とエコノミーライン2指導 中村頼永 ジークンドーシニア・インストラクター
両者が右手を前にして構え、相手のリードハンド(右手)をはたきながら右のリードパンチを出し、これを相手がリアハンド(左手)で受けた場合の対応を解説する。
リアハンドで受けられた際も、
1 正中線上
2 正中線から、自分の左へ払われた場合
3 正中線から、自分の右へ払われた場合
の3つのケースに応じて、それぞれ変化する。
1 相手の受け手が正中線上にあったら左手でその受け手をはたきながら、左前腕で相手の右腕を押さえると同時に、右リードパンチをまっすぐに突き込む。
2 相手が、自分の左へリードパンチを払ったら、左手で相手の左腕をつかんで引き落とし、左右の腕を十字に交差した状態にして両腕を封じながら、右の裏拳を顔面に入れる。
3 相手が左手で、自分の右へリードパンチを払ったら、その左手を右手で引き落としながら、左前腕を相手の右腕にこすりつけて封じつつ、そのまま相手の胸をこするようにして顎を突き上げる。- 34
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2012-09-25 05:11:15
ブルース・リーズ ジークンドー 正中線とエコノミーライン指導 中村頼永 ジークンドーシニア・インストラクター
エコノミーラインの理論とは、相手の攻撃を最も効率良く封じながら、自分の攻撃を最も効率良く入れる、というもので、ブルース・リーは、「時と位置を制する」方法と表現している。
ここでは、自分のリードパンチが受けられた位置によって変化する、3つの技法を紹介する。
受けられた位置とは、
1 正中線上
2 正中線から、自分の左へ払われた場合
3 正中線から、自分の右へ払われた場合
の3種類となる。
正中線上で受けられた場合は、相手の受け手を左手で上からはたきながら、右のパンチをまっすぐに打ち込む。
自分の左へ払われた場合、左手を差し込んで相手の受け手を払いながら、右手は相手の力に逆らうことなく胸元へ引き、右のパンチを打ち込む。
自分の右へ払われた場合、左手で相手の受け手を制しながら、右手を肘を中心にして下から胸元へ円を描いて引き、左手の上から裏拳で打ち込む。- 33
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2012-09-25 04:49:52
ブルース・リーズ ジークンドー 截(JEET)の実践指導 中村頼永 ジークンドーシニアインストラクター
演武協力 小島晃 IUMA日本振藩國術館東京本部長
ブルース・リーが創始したジークンドーは、極限の速さと反応を求める新武道である。
では、截(ジー)とは、具体的にどのような技術なのか? 中国語で「截」とは、さえぎる事を意味する言葉である。
格闘技の技術において、我々がいちばん理解しやすい「截」の概念は、ストッピングとカウンターであろう。
固定された技ではなく、局面に応じたストッピングとカウンターを、瞬時に、効果的に出すことができれば、どのような格闘技にも対応できる。あらゆる格闘技を学んだブルース・リーは、あらゆる格闘技の動きを截(さえぎ)る武道としてジークンドーを作り上げていったのである。
そのためには、技は複雑なものから単純なものへ、遅いものから速いものへ、また精神は瞬時に反応できる冷静さと平穏さが求められなくてはならない、とブルース・リーは考えた。
「考えるな、感じるんだ」「友よ、水になれ」などのブルース・リーの禅的な言葉も、決して抽象的な概念ではなく、截の技術と不可分な精神性を語ったもだ。
固定的ではなく、液体のように、技を柔軟に選択し、相手がこう出たらこう反応しようと頭で考えたり、予想したりするのではなく、身体が勝手に反応するレベルまで技を身体に浸みこませる。
このような発想は、日本でも古来から剣を始めとする武道の目指すべき境地とされてきたものなのである。
(格闘伝説BUDO-RA第1号「ブルース・リー 超人階梯 截の伝人」より)
ここで紹介するジーのテクニック
ジー・ジャクテック(横蹴り)
ジー・ジクテック(前蹴り)
ジー・ナオテック(回し蹴り)
ジー・サオ(手で相手の手を制しての攻撃)
ジー・ダ(相手の攻撃に対するカウンター)- 33
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2012-09-25 05:10:57
ブルース・リーズ ジークンドー リードパンチのベーシックコンタクト指導 中村頼永 ジークンドーシニア・インストラクター
リードパンチを打ち込むタイミングを実演・解説する。
1.相手の攻撃を受け、相手が引き戻すタイミングに合わせて打ち込む。
2.相手が攻撃を出すタイミングと同時に打ち込む。
3.相手が攻撃を出す前に止めて打ち込む。
以上の3つが基本的なコンタクトのタイミングである。
さらに、相手が受ける動きによって、変化していく必要がある。
ジークンドーでは、リードパンチを、相手に腕の内側(手首側)から受けられたら、ボール&ソケットの原理で対応し、腕の外(手の甲側)から受けられたら、ヒンジ原理で対応する。
まず、相手が、腕の内側から外へ受けたら、ボール&ソケットの原理で相手の受け手を上から押さえて反撃する。
あるいは、相手が外から内へ受けたら、ヒンジ原理で相手の受け手を左手で上からつかんで反撃する。- 31
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2012-09-25 05:13:21
ブルース・リーズジークンドー すぐに役立つ護身術ビルジージークンドーにおける、重要な武器。
指で目を狙うこのビルジーは、一撃で相手の戦闘能力を奪うことができる技であるが、次の攻撃につなぐための技としても活用が可能だ。
ここでは、以下の内容でビルジーの用法を紹介する。
■ビルジーの基本
■瞬発性を養うトレーニング
■エンターリングからトラッピング
■ビルジーの対人練習
■ビルジーを用いたエンターリング- 28
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2012-09-25 05:11:52
ブルース・リーズジークンドー 正中線とエコノミーライン3指導 中村頼永 ジークンドーシニア・インストラクター
エコノミーラインは、相手の手がどのような位置にあるかで変化する。
例えば、相手のリードハンドを左手ではたいて制し、直拳を打ち込み、それを相手が左手で受ける場合は、自分の左手が下になるので、下から下へ直線的に移動させて、相手の左手を制する。上から押さえに行ったのでは、無駄な軌道になってしまい、タイミングも遅れる。
前手を下方に構える相手に対しては、わざわざそれをはたきに行く必要はないので、ダイレクトに直拳を打ち込み、それを受けられたら、下からの軌道をとるのではなく、相手のリアハンドへ直線的に左手を伸ばして制し、右手で攻撃する。
相手がリードハンドでボディを攻撃してくるときは、左手で下へはたき落として受けるので、受けた左手を下から直線的に移動させて、相手のリアハンドを制するようにする。
相手が顔面を打ってきたら、受け手は顔の位置にあるので、そこから直線的に伸ばし、相手のリアハンドを制するようにする。- 26
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