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2021-04-22 18:45:03
経口中絶薬 年内めど承認申請へ “治験で有効性 安全性確認”2021年4月22日 17時49分 医療
人工妊娠中絶を外科的な処置をせずに薬で行う「経口中絶薬」の国内での治験の結果、93%が想定の時間内に薬だけで完了し、有効性と安全性は確認されたと22日、学会で報告されました。製薬会社は年内をめどに中絶薬として国内で初めて国に承認の申請をする見通しです。
薬による妊娠中絶は「ミフェプリストン」と「ミソプロストール」という2種類を順番に服用することで、妊娠の継続を止め、胎児や胎盤を排出させるもので、WHO=世界保健機関が安全な方法として推奨しています。
世界では70か国以上で承認されていますが、日本ではほとんど知られておらず、女性団体や医療関係者が女性の心身の負担軽減のために承認が必要だと訴えていました。
こうした中、イギリスの製薬会社「ラインファーマ」が、日本国内で有効性と安全性を確かめるために行った治験の結果が、22日から始まった日本産科婦人科学会で報告されました。
これによりますと治験では、去年6月までに妊娠9週までの120人に薬を投与した結果、93%に当たる112人が想定の24時間以内に薬だけで中絶を完了したということです。
残る8人は、一部が体内に残り外科的な処置が必要になったり、時間内に排出されなかったということです。
また、6割に当たる71人が海外でも報告されている腹痛やおう吐などの症状を訴え、このうち薬の副作用と判断されたのは45人で、1人に発熱や出血による貧血など重い症状があったということです。
産婦人科医で今回発表した東京大学の大須賀穣教授は「症状はほとんど軽度か中等度で、いずれも回復に向かったとのことで、日本人に対する有効性と安全性が示された」と報告しました。
ラインファーマは年内をめどに中絶薬として国内で初めて、国に承認の申請を行う見通しで、その後の審査で認められれば、手術を伴わない方法の選択肢が広がることになります。- 93
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