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2022-05-18 18:36:02
百年前の日本留学 日本を翔けた星々1840年7月5日 道光皇帝にとってごく普通の日だった
しかしその午後 イギリス艦隊の砲弾が中国領海に届いた
艦隊は続いて天津を攻略し 首都へも戦火が及んだ
アヘン戦争(1840-1842)の終結30年後
1872年 清は30人の留学生をアメリカに派遣した
新しい知識が文化を学ぶためだ
各地で洋務運動が盛んになっていた
すべてが良い方向に向かっているように見えた
1894年 旧暦甲午
国運を変える日清戦争が山東省威海で勃発した
北洋艦隊の未来が海の底に沈むなど
誰も想像さえしなかった
東アジアの隣国である日本との海戦は
清の歴史の大きな転換点となった
“大清王朝”など虚勢に過ぎないことを誰もが知った
日清戦争の翌年
清は13名の留学生を日本に派遣した
1905年 日露戦争終結後
中国では科挙が廃止され
学者たちは日本への留学を選んだ
当時 日本への留学生は1万人を超えていた
彼らには生死を共にし
国のために尽す決意があった
康有為 梁啓超 魯迅 陳獨秀 李書成 秋錦
廖仲愷 宋教仁 李大釗 周恩来 廖承志 黄興 李達 李漢俊 董必武――
彼らは当時の日本でどのような生活をしていたのか
彼らはどのような境遇で留学経験を得ていたのか
日本に広がっていった星の炎を見つめ
在日留学生100年のドキュメンタリーを通して
彼らの過ごした歳月を見ていこう
このドキュメンタリーでは
中国共産党第一次全国代表大会メンバーの
留学経験者に焦点を当てながら
彼らの留学体験を再び見つめることで
留学文化の役割を検証し
有志青年たちの革新的な叡智を
引き出すことを目的としています
取り上げる人物は
李達、李漢俊、董必武
同時に彼らの関連人物も紹介していきます
中国共産党を創立した彼らは日本において
康有為と梁啓超が求めた”大同”の夢を鑑とし
孫文が”同盟会”を設立して
辛亥革命の新時代を切り開いたことを参照しながら
中国の未来を模索する途中で
新しい知識やマルクス主義と出会いました
そして この時代の星の火こそが
中国という国に新たな道を開くことができたのだ
私たちのドキュメンタリーを通して
100年前の在日留学生たちの文化の輪に踏み入れ
星の炎が輝いた瞬間を見つめ
彼らの足跡を辿ってみよう- 176
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