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2024年5月30日 06時22分に生成された05時00分のデータです
2017-10-09 20:37:22
ブゾーニ:ショパンの前奏曲に基づく変奏曲と自由な形式のフーガYoutubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Ovj5HQl6Qgc)。
ショパンの前奏曲集から第20番ハ短調を主題とした変奏曲としては、ラフマニノフの作品(sm32071682)が知られていますが、ブゾーニが同じ曲を主題にした変奏曲を2種類作曲していることは、あまり知られていません。本作はそのうち初めに作曲されたもので、ラフマニノフの作品に匹敵する演奏時間約30分の大曲です。「変奏曲とフーガ」という様式は、バッハの編曲で有名なブゾーニの面目躍如といったところでしょうか。
ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)- 159
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2018-08-14 20:37:04
リスト(ブゾーニ編):パガニーニ大練習曲 S.141Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=68Uq4dTxwgc)。
1913年8月、フェルッチョ・ブゾーニ(1866 - 1924)はリストの「パガニーニ大練習曲」S.141の
第6曲「主題と変奏」を改訂します。その後、有名な「ラ・カンパネラ」など、残り5曲の改訂も
音楽活動の合間を縫って行われ、約10年後の1923年5月に全曲の改訂が完了しました。
改訂の主な内容は、ピアニストに要求される技巧の難度と演奏効果が釣り合わない部分を是正する
ことにあったようで、ブゾーニにとって「演奏効果に比べて不必要に難しい」と思われる奏法は簡
略化されています。一方で、彼が技巧を凝らして演奏効果を高めるべきと考えた箇所については、
リストの原曲を上回る難度の技巧をためらうことなく要求しており、よく言えば「要所要所にメリ
ハリがある」、悪く言えば「原曲を不必要にいじりすぎ」で、好き嫌いが激しく別れる改訂となっ
ています(自分にとっては大好物ですw)。
サンドロ・イーヴォ・バルトリ(ピアノ)- 146
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2021-07-28 18:33:02
バッハ(ブゾーニ編):半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(ピアノ独奏版 BV B 31)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=nxFSlyzUvqw)。
バッハの半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903は、バッハが弟子たちへの練習用教材として使用し、彼の死後も音楽教育用に使われ続けたことから、後年の作曲家が多くの校訂版を作りました。そういった作業を手掛けた作曲家の1人がブゾーニで、近代ピアノの演奏効果を生かしたピアノ独奏用編曲版(BV B 31)を作成しました。
なお、ブゾーニはこのほかにチェロとピアノの二重奏のための編曲(BV B 38)も行っています。
レオノーラ・アルメッリーニ(ピアノ)- 102
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2023-08-16 14:48:02
バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ルービンシュタイン)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=NKYyiD8ypCo)。
1970年6月、ポーランド出身の名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887 - 1982)はバッハ
の無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より、ブゾーニによる「シャコンヌ」のピアノ
独奏用編曲版を録音しました。
優れたショパン弾きとして名をはせたルービンシュタインは録音時に84歳に達しており、その演奏は比較的
遅めのテンポですが、高齢による技術の衰えを感じることはなく、むしろ曲の雄大さが感じられる名演とな
っています。
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)- 81
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2021-01-15 18:14:02
リスト(ブゾーニ編):メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 S.514Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=2a5RS0NBI4U)。
フランツ・リストのメフィスト・ワルツ第1番について、リストの熱烈な支持者で、自身も超絶技巧のピアノ演奏で定評のあったフェルッチョ・ブゾーニは、ピアノの演奏技法・効果を鑑みて独自の校訂(編曲)を行いました。このブゾーニ版は原曲の後半部で独自の取捨選択を行っており、注目に値します。この動画では、ブゾーニの薫陶を受けたピアニストのエゴン・ペトリ(1881 - 1962)が演奏を行っています。
エゴン・ペトリ(ピアノ)- 75
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2021-03-31 17:56:02
ブゾーニ:対位法的幻想曲 BV256b(2台ピアノ版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=714HWQm-j9o)。
バッハの「フーガの技法」の未完成のフーガ主題を元にして、ブゾーニがピアノ独奏曲として1910年に作曲した「対位法的幻想曲」BV256は、彼の代表作の1つとされています。そして、それはブゾーニ自身も認識しており、生涯にわたって本作を何度も改訂したほか、1922年には2台ピアノ版への編曲(BV256b)も行いました。
この動画は本作の2台ピアノ版を演奏したもので、演奏者のJean-Sébastien DureauとVincent Planèsはストラヴィンスキーの「春の祭典」の2台ピアノ版を録音するなど、2人での演奏活動を良く行っているようです。
Jean-Sébastien Dureau、Vincent Planès(ピアノ)- 59
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2022-01-21 18:24:02
リスト(ブゾーニ編):スペイン狂詩曲 S.254(ピアノ協奏曲版 BV B 58)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=hmql1C4Ae7Q)。
1858年、リストはピアノ独奏用の作品としてスペイン狂詩曲 S.254を作曲しました。様式的には彼が作曲した「ハンガリー狂詩曲」と類似しており、そして演奏に高度な技巧を要する難曲として知られています。1894年、ブゾーニは本作を編曲して、ピアノ協奏曲版(BV B 58)を作成しました。
ジーナ・バッカウアー(ピアノ)
アレック・シャーマン指揮
ニュー・ロンドン管弦楽団- 41
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2023-04-26 18:14:02
バッハ(ブゾーニ編):ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052(リパッティ 1947年10月2日実況録音)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=Xby0P4YVYaQ)。
33歳の若さで夭折したピアニスト、ディヌ・リパッティ(1917 - 1950)は一般的にショパンやモーツァル
トを得意としたといわれていますが、バッハの演奏でも優れた技量を発揮しました。
それが如実に表れているのが、1947年10月2日にアムステルダムで行われた演奏会の実況録音で、そこで演
奏されたブゾーニ編曲によるピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052は、録音の悪さが気にならないほどの圧
倒的な名演だと思います。
ディヌ・リパッティ(ピアノ)
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団- 39
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2021-11-24 17:54:03
バッハ(ブゾーニ編):チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052(ピアノ版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=jGUdpQRGbAs)。
ブゾーニはバッハのクラヴィーア独奏曲をピアノで演奏するにあたり、その表現力を最大限に生かした編曲版を作成することがしばしばありました。その1つがチェンバロ協奏曲 ニ短調 BWV1052で、通奏低音パー
トを削除する一方で高音部を拡張し、和音に音を追加したり、カデンツァにピアニスティックな技巧を追加
するなど、独奏楽器をピアノに変更することを踏まえた編曲が行われています。
この動画でピアノ独奏を務めたヤッシャ・スピヴァコフスキー(1896 - 1970)はヴァイオリニストのトッ
シー・スピヴァコフスキーの兄にあたり、生前は優れたピアニストとして評価されたものの、自らの意思で
スタジオ録音を遺さなかったため、没後は長らく忘れられており、2015年から発掘されたライブ録音のCD
が発売されて再評価の機運が起こっています。
ヤッシャ・スピヴァコフスキー(ピアノ)
ジョージ・ロギー・スミス指揮
アストラ弦楽合奏団- 34
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2024-05-24 20:55:02
ブゾーニ:悲歌集 BV 249Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=viP7Qca1bLo)。
ブゾーニは若くして優れたピアニストとして活躍する一方、リストやブラームスの影響を受けて後期ロマン
派の様式に則った作品を作曲していました。そんな彼が作曲家としての転機を迎えるきっかけとなった作品
が「悲歌集(Elegien)」BV 249です。ブゾーニは、まず1908年に全6曲のピアノ作品集として本作を発表
しましたが、翌年に第7曲を追加して全7曲としました。
これらの曲の中には過去の作品から旋律を転用したものもあり、完全な新曲というわけではありませんが、
それらの中にはドビュッシーらの印象派やシェーンベルクらの表現主義音楽に接近している曲が含まれ、ブ
ゾーニが純粋な後期ロマン派から逸脱して無調音楽へ向かおうとしていることがわかります。ブゾーニ自身
もこの曲集で自分が新たな境地に向かっていることを自覚しており、この作品が「私の成長における一里塚
を意味する。ほとんど変容だ」とし、それで第1曲を「転機のあとに(Nach der Wendung)」と名付けた
と述べています。
ブゾーニが1909年3月12日にベルリンで全6曲版を自ら初演した際には、彼が前衛芸術家として第一歩を踏
み出したことを評価するよりも、彼がロマン派から逸脱した不協和音を奏でるようになったことを批判する
意見の方が多かったようですが、第4曲「トゥーランドットの居間(間奏曲)」だけは「グリーンスリーブ
ス」からの引用があって親しみやすい作風が好評を博し、単独で演奏会のレパートリーとして演奏されるよ
うになったといわれています。
ジョフリー・ダグラス・マッジ(ピアノ)- 12
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- 18.3
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