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2024年6月8日 06時21分に生成された05時00分のデータです
2016-07-22 08:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第19回「諫早湾干潟の復元を」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年6月26日にニコニコ生放送で配信した第19回では、鹿児島大学教授の佐藤正典さんにご出演いただきました。
佐藤さんは底生生物の研究者として、諫早湾の閉め切り前から干潟の保全を訴えてきました。有明海奥部や諫早湾の泥干潟は、かつては日本全国にあった泥干潟の本来の豊かさが残っている最後の場所だということです。佐藤さんは開門判決に従って干潟や汽水域を復元すべきであると強く主張されていました。
なお、生放送当日のネット回線と機材の不具合で、佐藤さんのお話の最後の方で配信と録音が途切れ、番組が途中で終わってしまいました。佐藤さんとみなさまにお詫びいたします。
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2016-11-30 15:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第23回「有明海の底生動物の減少」今回は静岡大学理学部の佐藤慎一さんにご出演いただきました。佐藤さんたちの有明海保全生態学研究グループは、有明海の底生動物(ベントス)の定点調査を、19年間にわたって継続しています。1997年の諫早湾の閉め切り以降、有明海の底生動物は減少傾向が続いていますが、2002年の短期開門の直後だけは、ドロクダムシ類などを中心に底生生物がそれまでの5.6倍に急増したそうです。開門による効果(裏を返せば、諫早湾の閉め切りの悪影響)は、私たちの想像を越えるものがあるようです。
佐藤さんは、韓国の干潟調査も続けており、諫早湾干拓の10倍もの規模であるセマングム干拓の現状についてもお話しいただきました。
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2016-07-28 16:30:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第20回「有明海柳川沖のノリ養殖」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年7月24日にニコニコ生放送で配信した第20回では、福岡県柳川市・中島漁協の田中和利さんにご出演いただきました。
田中さんは有明海の柳川沖で36年間、ノリ養殖を営んできました。2000年の冬に発生した大規模な養殖ノリの色落ちは、それまでに経験したことがないようなものだったそうです。有明海奥部の異変の原因として、筑後大堰や三池炭鉱の海底陥没などが挙げられることもありますが、田中さんはやはり1997年の諫早湾干拓による堤防閉め切りの影響が大きいといいます。漁業の現場からの声をぜひお聴きください。
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2016-12-31 09:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第25回「緊迫する基金案をめぐる情勢」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年12月25日にニコニコ生放送で配信した第25回では、開門をめぐる長崎地裁の和解協議で国が提示した100億円の基金案に関連する動向などを中心に、レギュラーメンバー4人でお届けしました。11月30日に国は、諫早湾開門の代替策である基金案の最終案として、有明海沿岸の漁業団体などに対し、10年間で100億円の拠出を行うことを発表しました。佐賀県の漁協はいち早く、基金案の受け入れ拒否を表明しましたが、福岡有明海漁連は受け入れの方針を決定しました。最終的には年明けに漁連会長レベルの会合で、3県の統一方針が取りまとめられる予定です。こうした基金案をめぐる最新の情勢について4人で語り合いました。mylist/48084459
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2016-06-14 09:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット第18回「熊本県荒尾のアサリやタイラギ漁」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年5月24日にニコ生で配信した第18回では、熊本県荒尾漁協の福田信雄さんにご出演いただきました。
今年で76歳の福田さんは荒尾で40年以上、漁業を続けてきました。全国のアサリの3/4が荒尾でとれていた時期もありましたが、諫早湾の閉め切り以降はアサリもタイラギもとれなくなり、最盛期には1500人もいた漁協の組合員も、現在では60人ほどになってしまったそうです。福田さんは、水門を開けて水質や潮流を回復させて欲しいと訴えていました。名物のマジャク(アナジャコ)釣りや、荒尾干潟のラムサール条約登録についてもお話をうかがいました。
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有明海漁民・市民ネットワーク → http://www.ariake-gyomin.net乙
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2016-09-20 12:40:51
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第21回「吉野川河口の自然と公共事業」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年8月28日にニコニコ生放送で配信した第21回では、とくしま自然観察の会の井口利枝子さんをゲストにお迎えし、徳島県の吉野川河口の自然について伺いました。
雄大な吉野川の河口域には、かつての諫早湾干潟と同じように、シオマネキやシギ・チドリ類が生息する国際的にも重要な干潟が拡がっています。一方で、さまざまな開発も行われていて、可動堰の建設計画は住民投票で白紙撤回されたものの、海岸の埋め立てや橋梁の建設などが相次いでいます。井口さんには、それらの公共事業の経緯や問題点と、河口域の環境保全のためにラムサール条約への登録が求められていることなどをお話しいただきました。
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2016-11-20 10:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第22回「佐賀沖のノリ養殖と漁業」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年9月25日にニコニコ生放送で配信した第22回では、佐賀県のノリ漁師、川崎賢朗さんにご出演いただきました。
川崎さんは優れたノリ漁場となっている佐賀市の沖合で、長年ノリ養殖を営んできました。周辺には広大な干潟が広がり、かつてはアサリやアゲマキなどもたくさん採ったそうです。2000年のノリ大不作の後は、佐賀有明の会を結成してノリ漁業者として諫早湾の開門を求める活動を始め、有明海漁民・市民ネットワークで行った国会前の座り込みにも参加されました。番組では長崎地裁の和解協議での「基金案」や、佐賀へのオスプレイの配備の問題についてもご意見を伺いました。
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2016-01-25 02:56:42
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第14回「開門の和解協議に関する動き」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年1月24日にニコ生で放送した第14回では、よみがえれ!有明訴訟弁護団の後藤富和弁護士にご出演いただき、1月18日に長崎地裁が出した諫早湾開門訴訟に関する和解案について、最新のご報告をいただきました。長崎地裁の和解案は、開門した場合の「被害」だけを強調し、漁業者に対して開門せずに解決金の支払いをもって和解を勧める、まったく一方的なものでした。後藤さんと、有明海漁民・市民ネットワークの菅波完さん、陣内隆之さんで、この問題について議論しました
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2016-04-01 10:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第16回 諫早湾問題を解説した音楽ビデオ諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年3月27日にニコ生で配信した第16回では、サステナ代表のマエキタミヤコさんをゲストにお迎えし、マエキタさんのプロデュースでは2003年に制作したビデオ「ありあけ・いさはや、宝の海のメカニズム」のお話をうかがいました。(ビデオ:https://youtu.be/2_zo0Kepj9o)。監督:信藤三雄さん、音楽:小林武史さん、歌:Salyuさんなど、一流のアーティストの参加による音楽ビデオという「異色の作品」です。
なお、今回の放送はパソコンの不調により番組の最後の方で音声が途切れてしまいました。マエキタさんならびにリスナーのみなさんにお詫びいたします。
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2016-12-11 03:51:11
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第24回「開門に代わる基金案の問題点」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年11月27日にニコニコ生放送で配信した第24回では、よみがえれ!有明訴訟弁護団の弁護士、國嶋洋伸さんにご出演いただきました。
國嶋弁護士には、諫早湾の開門が確定した2010年の福岡高裁判決以降も、なぜ開門をめぐる複数の訴訟や和解協議が続いているのかを説明していただきました。現在、国が和解協議の中で提案した「基金案」が問題になっていますが、これは諫早湾の開門と引き換えに、有明海の再生策実施のための資金を国が漁業団体などに拠出するというものです。國嶋さんはこのような国の態度を厳しく批判し、問題解決のためには和解協議で開門の検討も行うべきであると話されました。
mylist/48084459戦争をさせないーそんな阿保団体か?
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2016-02-29 14:16:11
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第15回「和解協議や有明海評価委の現状」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年2月28日にニコニコ生放送で配信した第15回では、よみがえれ!有明訴訟弁護団の吉野隆二郎さんにゲストとしてご出演いただき、諫早湾開門をめぐる長崎地裁の和解案の問題点や、今後の和解協議への弁護団の対応についてお話しいただきました。また、環境省の有明海・八代海等総合調査評価委員会についてもご意見を伺いました。有明海漁民・市民ネットワークからは、2月19日の長崎地裁への申し入れや声明文の発表について報告しました。
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2016-05-20 09:00:00
諫早湾干拓問題ラジオAIネット 第17回「島原半島沿岸の漁業の変化」諫早湾干拓問題の動向や関連したニュースをお伝えする、ラジオAIネット(AI:有明・諫早)。2016年4月24日にニコ生で配信した第17回では、島原市有明漁協組合長の松本正明さんにご出演いただき、諫早湾のすぐ南に位置する島原沖での漁業について伺いました。
松本さんは中学を卒業すると漁業の仕事につき、それから40年以上にわたって、イカ、タコ、エビ、タイラギなどの漁やノリ養殖を営んできました。諫早湾閉め切りから数年経った頃に海の異変を感じ始め、それから急激に漁獲が減少し、昨年のイイダコ漁では、かつての3倍の仕掛けをしても、最盛期の1割から2割しか穫れないというようなありさまで、大変厳しい状況であるとのことです。
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