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2024年5月25日 06時21分に生成された05時00分のデータです
2018-09-21 22:36:02
ペルゴレージ:スターバト・マーテルYoutubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=qzOmPUu-F_M)。
1736年、若くして結核に侵され、ナポリ近郊で療養生活に入っていたジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710 - 1736)の元に、ナポリの貴族の集まりである「悲しみの聖母騎士団」から「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」の作曲依頼が入りました。既に自らの命が長くないと悟っていたペルゴレージは、この曲が最後の作品となることを予期して作曲に取り組みます。そして最後の力を振り絞って「スターバト・マーテル」を作曲し終えた直後、彼は26歳の若さでこの世を去りました。
「スターバト・マーテル」とは13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌で、その名の通り、わが子イエスを磔にされた聖母マリアの悲しみを思う詩に曲を付けたものです。一説によれば、歴史上「スターバト・マーテル」を手掛けた作曲家は600人以上といわれていますが、ペルゴレージの「白鳥の歌」となった今作は、その最高峰に位置する傑作となっています。
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
エメーケ・バラート(ソプラノ)
ナタリー・シュトゥッツマン指揮オルフェオ55- 812
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2018-09-26 21:04:02
バッハ:モテット「わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ」BWV1083(ペルゴレージ「スターバト・マーテル」編曲版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=DHCoKWZLXKA)。
1736年、バッハより25歳若いにもかかわらず、ペルゴレージは最後の作品「スターバト・マーテル」(sm33895063)を書き上げた直後、26歳の若さでバッハより14年早くこの世を去りました。彼の死後、「スターバト・マーテル」はバロック音楽でありながら古典派音楽への橋渡しとなる先進性、そして旋律の美しさから、傑作としての評価が定着します。
そして、その評価にバッハが同意していたことを明確に示しているのが、旧約聖書の詩編51編に曲を付けたモテット「わが罪を拭い去りたまえ、いと高き神よ」BWV1083です。この作品は一聴すればわかるとおり、「スターバト・マーテル」を編曲して、詩編51編のドイツ語訳を歌詞としたものです。その際、ドイツ語の歌詞の発声にあわせて楽曲の旋律を変更したほか、原曲が全12曲で構成されているのに対し、2つの曲を分割し、配置変更を行って全14曲にするなど、多くの手を入れていますが、基本的には原曲の響きを極力残す方向性の編曲となっています。
バッハがこの編曲をが行った時期については「1741~46年」「1745~47年」の2つの説がありますが、いずれにしても最晩年にあたり、バッハがこの楽曲を高く評価していたと同時に、死の間際まで他者の作品に対する興味を失わなかったことの証明となっています。
グナール・レツボール指揮アルス・アンティクァ・オーストリア
ケプラー・コンソート(合唱指揮)聖フローリアン少年合唱団- 328
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