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2024年5月25日 06時21分に生成された05時00分のデータです
2018-03-05 17:08:07
生きた証を残したい 東日本大震災から7年3人の子どもを津波で亡くし、絶望のふちに立たされた木工作家がある出会いをきっかけに生きる意味を見いだし、本棚を作り続けています。
宮城県石巻市の木工作家・遠藤伸一さんと妻の綾子さん。2人は花さん(当時13)、侃太君(当時10)、奏ちゃん(当時8)の3人を津波で失いました。あの日、遠藤さんは地震の後、親戚の様子を見にいくため、子どもたちを残して自宅を離れました。「なぜ連れていかなかったのか」、自分自身を責め続けました。
遠藤伸一さん:「自分のことを恨んだり思い詰めたりはある」
震災から5カ月、遠藤さんのもとに同じように娘を失った父親から仕事の依頼がありました。アメリカ人のアンディ・アンダーソンさんは、石巻の小学校で英語指導助手をしていた娘(当時24)を津波で失いました。被災地の子どもに本棚を贈り、娘の生きた証しを残したい。アンディさんの思いに遠藤さんは生きる力をもらい、仕事を再開しました。2日、震災から7年を前にアンディさんが来日し、大きな被害を受けた小学校に本棚が贈られました。遠藤さんの手掛けた13番目の本棚です。
遠藤伸一さん:「子どもを亡くした親として、子どもの生きた証しを作るような生き方なら、自分も生きられるんじゃないかと(アンディさんに)教えてもらった」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000122175.html1
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