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2024年5月25日 06時21分に生成された05時00分のデータです
2021-01-05 01:02:03
【Minecraft】音ブロックで『ニコニコ組曲』演奏してみた/Note blockまいんと申します! Youtubeでの活動を主としてニコニコでも活動をしようと思い投稿してみました
↓興味がありましたらこちらもご覧ください↓
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2021-10-08 20:03:02
すぎやまこういち:交響曲「イデオン」より 第4楽章Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=5mKUKigkcEg)。
すぎやまこういちは「ドラゴンクエスト」シリーズを手掛ける以前は、歌謡曲やCM、そしてアニメ音楽を多数作曲しました。このうち、アニメ音楽のジャンルにおける彼の最高傑作は「伝説巨人イデオン」とする意見が多く聞かれます。これは作曲者自身にとっても同様だったようで、後に「イデオン」の音楽を元に純音楽作品として、全4楽章からなる交響曲「イデオン」を作曲しました。これは「オーディオ交響曲」第1番、第2番に続く、すぎやまこういちの3番目の交響曲となります。
すぎやまは音楽学校出身ではなく、ほぼ独学でクラシック音楽を研究したとのことですが、この交響曲はアニメ音楽とクラシック音楽の中間を狙った様式となっており、このうち第4楽章は「弦がとぶ」を主題とする本格的な変奏曲で、ブラームスの交響曲第4番の第4楽章に似た構成となっています。また、各変奏は後の交響組曲「ドラゴンクエスト」を思い起こさせる旋律が随所に聴かれ、現代音楽としてはかなり親しみやすい作品となっています。
小松和彦指揮
東京フィルハーモニー交響楽団やっぱりドラクエの作曲者だなぁ・・・
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2021-11-29 00:52:02
交響曲60曲。その出だしを聴く。60人の作曲家から各一曲ずつ交響曲を選び、その出だし約3分程を聴きます。
収録順はほぼ作曲もしくは初演順です。選んだ基準は代表曲、有名曲、出だしのいい曲、ただの好みなどいろいろです。
※以前作ったものに不備や間違いがあったので訂正しました。また出てきたらその都度訂正するか削除して出し直す予定です。勉強になります
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2021-06-03 14:21:02
岡崎恵(はぁもP)/ 交響曲第9番 第3~第4楽章 【初音ミク他】 【オリジナル】初版完成: 2008年3月 ……恐らく世界初の(あの冨田勲氏よりもはるか前に完成した)VOCALOIDがソリスト・声楽パートを歌う本格交響曲!! 第3楽章の中盤と第4楽章の終盤がミクさんの独唱、第4楽章の序盤から中盤がミクリンレン兄めーちゃんの合唱が入ります。ルカさんはいません(作曲当時まだ発売前だった)
第3楽章: 「帰郷」(我らが帰るべき所) 15'39
第4楽章:「守護」(我らを見つめる者) 23'09
第1~第2楽章 → https://nico.ms/sm3883117088888888 GJ おつおつ 壮大よのう ガーディアンか ふむ 39分あるなこりゃ うぽつ! 3 うぽつ 1
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2021-04-30 18:13:02
スメタナ:祝典交響曲 ホ長調 作品6Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=hrVWLkcBA9U)。
1853年、スメタナは翌年のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の結婚を祝して、管弦楽曲を作曲して献呈する構想を持ちました。しかし当時、彼はピアノ作品を数多く手がけていたものの、管弦楽曲は「祝典序曲」ぐらいしか作曲しておらず、スメタナ自身も祝典序曲の出来には不満だったと伝えられています。そこで、スメタナはベートーヴェンやメンデルスゾーン、ウェーバー、ベルリオーズの管弦楽曲を研究し、その成果を元に管弦楽曲を作曲しました。これが「祝典交響曲」ホ長調 作品6です。
しかし、この作品はオーストリア政府から献呈を拒否されます。理由としては作中のオーストリア国歌の旋律の引用が目立たないレベルであったためとされましたが、実際はスメタナがオーストリアに支配されていたボヘミアの出身であったため「ボヘミア人の作品は婚礼にふさわしくない」と判断されたことが大きいと推測されています。それでも作品の出来に自信があったスメタナは自費を投じて演奏会を開いて初演を行いましたが、オーストリアに支配されているボヘミアでは作中のオーストリア国歌の旋律の引用に不満を持つ人が多く、結局は失敗してしまいます。
とはいえ、スメタナは作品を廃棄することはなく、楽譜は保存されました。その後、1860年にスウェーデンのヨーテボリで自身の指揮により再演した際には成功を収め、本作はようやく評価されることとなりました。
祝典交響曲は演奏時間が約45分、4楽章構成の交響曲で、ベートーヴェンの「英雄」に匹敵する大規模な作品です。また、第1、第2、第4楽章にオーストリア国歌(ハイドン作曲「神よ、皇帝フランツを守り給え」)の旋律が引用されており、フランツ・ヨーゼフ1世の結婚に対する祝典曲という要素が明確となっています。
後世の評論家の間では本作について様々な意見があり、「ハプスブルク家の姫君への祝婚歌」であると酷評する人もいれば、スメタナの代表作「わが祖国」で聴かれる多くの要素が既に含まれていると一定の評価を与える人もいます。
スメタナは晩年の1881年に改訂を行っており、彼自身にとって、本作は初めて成功した自作の管弦楽曲(交響曲)として相当な愛着があったことがうかがえます。
ローター・ツァグロセク指揮
オーストリア放送交響楽団- 173
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2021-06-15 22:57:02
モーツァルトやハイドンと同時代の作曲家ヴァンハル(ヴァニュハル)の短調の交響曲を10曲集めてみましたボヘミアの農家に生まれ、ウィーンでディッタースドルフ(1739-1799)に作曲を学び、モーツァルト(1756-1791)やハイドン(1732-1809)と同時代に活躍したウィーン古典派の作曲家ヴァンハル(1739-1813)の短調の交響曲を10曲集めました。
0:00:07~ 交響曲ホ短調(Bryan e1) 1764-67年
0:16:33~ 交響曲ホ短調(Bryan e2) 1771-72年
0:40:06~ 交響曲ホ短調(Bryan e3) 1760-62年
0:55:30~ 交響曲ハ短調(Bryan c2) 1764-67年
1:11:57~ 交響曲ト短調(Bryan g1) 1767-68年
1:27:30~ 交響曲ト短調(Bryan g2) 1764-67年
1:46:34~ 交響曲ニ短調(Bryan d1) 1767-68年
2:08:22~ 交響曲ニ短調(Bryan d2) 1773-74年
2:24:59~ 交響曲イ短調(Bryan a1) 1773-74年
2:41:43~ 交響曲イ短調(Bryan a2) 1769-71年
ヴァンハルの作品は当時は大流行でヨーロッパだけでなくアメリカでも演奏されるほど人気があったそうです。
1784年にストーラスが開催したカルテットパーティーではハイドン(1st Vn)、ディッタースドルフ(2nd Vn)、モーツァルト(Va)、ヴァンハル(Vc)の4人で弦楽四重奏曲を演奏したそうです。1780年代にはもう交響曲の作曲を封印したらしい d2とa1が1770年代前半頃、他は1760年代前半頃の作曲らしい
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2021-10-01 13:04:02
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト:自然の音楽による描写、あるいは大交響曲(田園交響曲)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=a5SD_UXyB4M)。
ユスティン・ハインリヒ・クネヒト(1752 - 1817)はドイツの作曲家・オルガン奏者で、ハイドンより
20歳年下、モーツァルトより4歳年上にあたります。彼は作曲や演奏活動の他、ギムナジウムで音楽理論
を教える教育家としても精力的に活躍しました。しかし、クネヒトは劇場音楽や宗教音楽など、幅広い分
野にわたって作品を遺しながら、それらは長い間忘れられてきました。
その作品の中で最近になって注目されるようになったのが、1783年に作曲された「自然の音楽による描写、あるいは大交響曲(Le portrait musical de la nature, ou Grande sinfonie)」です。この作品は5楽章
構成の交響曲で、「田園交響曲(Pastoralsymphonie)」の副題が示す通り、田舎の風景や嵐の襲来、そ
して嵐が去った後の自然の情景を音楽で描写した標題音楽です。当時はこのような自然の情景を表す標題
音楽が流行しており、クネヒトの作品もそういった流行に沿うものでした。
それから四半世紀の後、ベートーヴェンは同様の題材で交響曲第6番「田園」を作曲しましたが、彼は作
曲研究の一環としてクネヒトが著した音楽理論書を持っていたといわれており、5楽章構成の交響曲とい
う音楽様式や田舎での嵐の襲来という筋立てなどの共通する要素があることから、ベートーヴェンがクネ
ヒトの「自然の音楽による描写」を事前に知っており、それを参考にして「田園」交響曲を完成させたの
はほぼ確実と見られています。
このような研究結果により、クネヒトの作品はベートーヴェンの「田園」に先行する「田園交響曲」とし
て、再評価されるようになりました。
フリーダー・ベルニウス指揮
シュトゥットガルト・ホーフカペレ- 159
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2021-03-19 18:07:02
ドビュッシー(マリウス・コンスタン編):交響曲「ペレアスとメリザンド」Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=W-egazHf7aQ)。
ドビュッシーの代表作の一つである歌劇(抒情劇)「ペレアスとメリザンド」は上映時間が約2時間半に及んでいますが、ルーマニア出身の作曲家・指揮者でドラマ「トワイライトゾーン」のテーマを作曲したことで知られるマリユス(マリウス)・コンスタン(1925 - 2004)は、1983年にこれから各種楽曲を抜粋して単一の管弦楽作品に編集し、「ペレアスとメリザンド」に基づく交響曲(または交響組曲)としました。
本作はオリジナルの歌劇と比べて演奏機会が多いとは言えませんが、管弦楽団のみで演奏できることと20分強という比較的手軽な演奏時間から、フランス系の指揮者がしばしば演奏会のレパートリーに加えており、ある程度の録音もなされています。
セルジュ・ボード指揮
チェコ・ナショナル交響楽団- 145
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2021-02-09 09:31:02
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第3部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 3引き続き、第九の第4楽章第3部をお送りします。この部分は変ロ長調のマーチから始まります。笛(ピッコロ)や大太鼓、シンバルといった「鳴り物」が登場し、高揚感をかもし出します。なんだか、酒場(ホイリゲ)で酔っぱらったおじさん同士が肩を組み合って歌うようなノリの曲です。ベートーヴェンの陽気な一面が感じられます。そのあとのオーケストラだけの間奏部は、うって変わって、フーガを基本に様々な調をさまようシリアスな部分で、さすがに巨匠ベートーヴェンならではの楽想です。次に全オーケストラとコーラスで「歓喜の歌」が主調のニ長調で再現します。ただ、この部分に移るところは、ロ長調→ロ短調→ニ長調というむりやりの転調だけを目的としたやや陳腐な間奏があります。吉田秀和氏は、著書の中で「ベートーヴェンも気を抜いて遊ぶことがある」と書いていましたが、まさにそんな印象を受ける部分ですが、ここは息抜きしてください。
え?ニ長調・・・ イ長調になったここから大好き
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2021-06-03 13:07:02
岡崎恵(はぁもP)/ 交響曲第9番 第1~第2楽章 【初音ミク】 【オリジナル】初版完成: 2008年3月 ……恐らく世界初の(あの冨田勲氏よりもはるか前に完成した)VOCALOIDがソリスト・声楽パートを歌う本格交響曲!! ただし最初の1分だけミクさんが歌って、前半はほとんど器楽です。しかし最初のミクさんの旋律が、この長大な交響曲を要所要所で締める重要な役割になっています。
第1楽章: 「慟哭」(我らを脅かす者) 22'18
第2楽章:「悔悛」(我らが犯した過ち) 10'08
第3~第4楽章 → https://nico.ms/sm38831269888888888 GJ おつおつ 気合入ってるなぁ 32分はしかし長いなこりゃ 凄いねぇ オーケストラやね ほー 交響曲第9番第1~第2楽章とな うぽつ! 2 1
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2021-09-07 04:06:02
【バーンズ】交響曲第3番(管弦楽アレンジ)Take 2バーンズ作曲 第3交響曲を以前独自に管弦楽化したものを、一部オーケストレーションを修正の上で音源を高品質化したもの。
音量のバランス取りが未熟なのと、アクセントうまくいかないなど、まだまだ音源に遊ばれている。なにより、レガートによる遅延対策が非常に大変(特にOboe以下のBerlin Woodwinds。頭の音も同じだけ遅延してくれれば時間単位で一律設定できるのに)で、さらなる研究が必要だけど、時間がなかなか取れない。。。
使用音源
・Berlin Woodwinds & Exp A (木管楽器)
・Chris Hein Orchestral Brass Extended (金管楽器、コルネットはトランペットにFormant
を掛けてそれっぽくしてみた)
・Cine Percussion (ティンパニを含む基本パーカッション & チェレスタ)
・QLSO (パーカッションの一部、チェレスタ含む)
・Garritan Personal Orchesgra 5 (ハープ、場所により2台に増強)
・Cinematic Studio Piano (ピアノ)
・Cinematic Studio Strings (弦楽合奏)
・Spitfire Solo Strings (ソロ弦楽器(弦楽四重奏))
on CUBASE 10
Finale v25上でのGarritan Personal Orchestraによる全楽章版はsm30805399参照
作曲作品(交響曲・協奏曲)mylist/23099725
作曲作品(その他)mylist/23405837
編曲作品mylist/23650964
アルカン編曲作品mylist/28377705適切なタグ管理にご協力いただけると助かります 自作オリジナル曲や公式提供曲でない動画に「ニコニコインディーズ」タグは不適切です
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2021-01-09 17:21:02
[AMV/未完成] 鎮魂曲 & 新世紀エヴァンゲリオン - Dies Irae- 125
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2021-02-19 07:27:02
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第5部 フィナーレ Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 5 Finaleいよいよ、第九のフィナーレをお送りします。全パートが出場するので、楽譜が小さくなってしまいました。相変わらず歌詞が入力できていないので、歌手が「アーアー」言うだけでお聴き苦しいかもしれません。ところで、コンサートで第九を聴いていつも思うのですが、この曲全体でソロ歌手、とりわけソプラノ歌手の出番は非常に少ないですね。第4楽章の最初と最後にちょっと出てくるだけです。それにもかかわらず、曲が終わると、最初にソプラノソロ歌手が万雷の拍手をあびるのは少々変ですね。弦楽器、管楽器、ティンパニーなどがもっと拍手を浴びてもいいような気がします。また、曲の最後は、全員が参加して終わった方がいいと思うのですが、最後の部分はオーケストラだけで、ソロ歌手と合唱は沈黙しています。ソロ歌手が最後のところで手持無沙汰で、時には座っているのは不思議です。そのほかにも色々不思議なことが多い第九ですが、全体を通してみると、ベートーヴェン独特の「仕掛け」があり、なかなか劇的な効果があります。とにもかくにも、万人が感動する曲であることはまちがいありません。第九全曲を譜面にしてみて、色々な発見がありました。最後までご視聴いただきありがとうございます。これからもモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトを中心にアップしていこうと思います。
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2021-05-07 18:30:02
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125(1923年 世界初全曲録音)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=nZV2EuA9fwM)。
ベートーヴェンの交響曲第9番は正規の演奏で1時間を超える大曲であり、その全曲録音は、録音技術が開発
されてからもしばらくの間実現しませんでした。世界で初めて全曲録音を成し遂げたのは、ドイツの指揮者
にしてドイツ・ポリドール社の録音部長であったブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(1880 - 1960)で、
彼の指揮と新交響楽団(Neues Symphonie-Orchester:実態はベルリン国立歌劇場管弦楽団の団員を中心に
組織された臨時の演奏団体)によって、1923年に録音されました。
当時は電気録音法が実用化される前で、生音をそのままラッパで集音するというアコースティック録音でし
た。そのような技術上の制約がありながらも、ザイドラー=ヴィンクラーは集音用のラッパを複数束ねて音
質を向上させるという工夫を施して、アルトゥル・ニキシュ指揮ベルリンフィルの演奏によるベートーヴェ
ンの第5交響曲の世界初録音を成し遂げていました。第9の録音は、そんな彼が成し遂げたアコースティック
録音の最高の到達点の1つといえます。
この録音では第2楽章の一部がカットされ、録音上の制約からシンバルが省かれていますが、集音ラッパを5
本使ったことでオーケストラの各パートがバランスよく記録されており、発売当時は優秀な録音として好評
を博したと伝えられています。
エーテル・ハンザ(ソプラノ)
エレアノア・シュロスハウザー(アルト)
オイゲン・トランスキー(テノール)
アルベルト・フィッシャー(バス)
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー指揮
新交響楽団
ベルリン国立歌劇場合唱団- 115
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2021-07-23 17:59:02
バーバー:交響曲第2番 作品19(1947年改訂版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=EHXnnBykrCU)。
第二次世界大戦の最中であった1943年、アメリカ陸軍航空軍は「弦楽のためのアダージョ」などの作品で頭角を現した作曲家サミュエル・バーバーに対して「飛行機乗りを扱った交響的作品(symphonic work about flyers)」の作曲を依頼しました。バーバーは1942年にアメリカ陸軍に徴兵されていましたが、この新作の作曲に際して軍の全面的な協力を受け、航空軍基地の中で暮らしてパイロット達に飛行の経験について聞いたり、自ら飛行訓練に加わったりするなどしました。また軍からの要請により、夜間飛行の誘導のためのビーコンを表現する電子楽器(electronic tone-generator)を編成に追加しました。こうした事情から、バーバーは複調やオスティナート、不協和音といった様々な技法を可能な限り駆使した野心的な交響曲を作曲し、全3楽章の交響曲第2番 作品19として完成させました。
本作は1944年に初演され、一部評論家から批判はあったものの、意欲的な現代音楽作品として成功を収めました。バーバーは本作の出来をかなり高く評価しており、1947年には電子楽器のパートをEs管クラリネットに変更した改訂版を作り、1950年には自らの指揮により録音も残しました。しかし作曲から20年を過ぎた1964年、バーバーは「軍のプロパガンダ作品でしかない」との理由で本作の楽譜を破棄し、長らく演奏機会が失われました。その後、バーバーの死後の1984年にイギリスで破棄を免れた楽譜が発見され、現在では再評価が進んでいます。
個人的には、この交響曲は同時期に作曲されたショスタコーヴィチの交響曲(第7番など)と同程度のプロパガンダ性があるものの、バーバーが気に病むほどではなく、むしろ現代音楽における交響曲としてかなり優れた作品であることに注目するべきだと思います。
ネーメ・ヤルヴィ指揮
デトロイト交響楽団- 94
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2021-09-03 10:11:02
ミキス・テオドラキス:交響曲第1番Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ActG7NHtwpo)。
ギリシャの作曲家ミキス・テオドラキス (1925 - 2021)はクラシックから映画音楽、ポピュラー音楽に至る幅広い分野において活躍し「ギリシャにおける20世紀最大の音楽家」と高く評価されました。一般に、彼の最も注目された作品は映画音楽で「その男ゾルバ」「Z(1969年)」「セルピコ」などが知られていますが、正統的なクラシック音楽様式に基づく作品も多数残されています。
そうした作品の1つである交響曲第1番は、テオドラキスがギリシャ内戦に参加していた1948~54年に作曲されました。作品様式としてはショスタコーヴィチの影響を受けつつも、ギリシャの民族音楽との融合を試みた、新古典主義に基づく全3楽章構成の交響曲となっています。
ただ、彼は生涯を通して左翼系の活動家・政治家として活動しており、本作の作曲期間にもしばしば政府によって逮捕・拘禁されていました。その経験による苦悩は本作にも色濃く反映されており、単なる「ショスタコーヴィチとギリシャ音楽の折衷音楽」というくくりにとどまらない作曲者の個性がにじみ出た作品となっています。
ミキス・テオドラキス指揮
サンクトペテルブルク・カペラ交響楽団- 91
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2021-12-10 14:18:02
ルーズ・ランゴー:交響曲第1番 ロ短調「岩礁の牧歌(岩の田園詩)」BVN32Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=2owQATYnBk4)。
ルーズ・ランゴー(1893 - 1952)はデンマークの作曲家・オルガニストで、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの影響を受けて後期ロマン派の様式に則った大規模な管弦楽曲を多数作曲しており、それらの中核といえるのが16曲の交響曲です。
ランゴーの最初の交響曲「Klippepastoraler(「岩礁の牧歌」または「岩の田園詩」と訳される)」は1908年(14歳)に作曲を開始して翌1909年にいったん完成したものの、更に改訂作業に入り、1911年(17歳)に改訂稿を完成させました。しかし、本作は全5楽章構成で演奏時間が約1時間に及ぶ冒険的な大曲であり、これを演奏しようとする団体はデンマークにはありませんでした。そこでランゴーは両親とともにドイツ旅行に出かけ、そこで指揮者のアルトゥール・ニキシュやマックス・フィードラーに会って作品の講評を求めます。彼らはランゴーの才能を認めて彼を激励し、1913年にフィードラー指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により、交響曲第1番がついにベルリンで初演され、成功を収めました。
しかし、ニールセン風のモダニズムや新古典主義が楽壇の主流となっていたデンマーク国内では、ランゴーの作品が演奏される機会は少なく、その後ランゴーは後期ロマン派の枠にとどまらない急進的な要素を含めた作品を作るようになったものの、祖国の音楽界で重要視されることは生涯ありませんでした。
レイフ・セーゲルスタム指揮
デンマーク国立放送交響楽団- 90
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2021-01-04 16:47:02
モーツァルト 交響曲第40番ト短調 K550 第1楽章 Symphony No.40 by W.A. Mozart 1st Movement今回はモーツァルトの曲の中でもとくに有名な交響曲第40番ト短調の第1楽章をお送りします。この曲は、モーツァルト最後の交響曲3部作(第39番~第41番)のひとつで、モーツァルトにとって運命的な「ト短調」で書かれています。冒頭の哀愁に満ちたメロディーは、だれでも口ずさむことができる親しみやすいものです。しかし実際に楽譜にしてみると、随所に高度なフーガやモーツァルト特有の半音階的音型がみられ、さすがに天才のなせる業だと思います。特に展開部から再現部に移る部分はドラマチックで、現代曲に近いものがあります。さて、Musescoreで再現できたでしょうか?
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2021-10-22 19:20:02
マーラー:交響曲様式による音詩「巨人」(交響曲第1番 ニ長調 第2稿)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VeRs8V2R7XA)。
マーラーの交響曲第1番には3つの稿があり、第1稿及び第2稿は5つの楽章で構成されていて、(マーラー自身は交響曲と呼んでいましたが)初演時にはスメタナの「わが祖国」のような連作交響詩とされていました。その後、第3稿では全4楽章に改訂して交響曲として初演され、これが現在よく演奏される稿となっています。
このうち、1889年にブダペストで初演された第1稿(ブダペスト稿)は現存していませんが、1893年にハンブルクで演奏された第2稿(ハンブルク稿)は自筆譜が現存しており、この後の交響曲第2番、第5番などの5楽章交響曲を先取りするものとして、少数ながら演奏・録音されています。
第2稿は演奏に当たって「交響曲様式による音詩」とされ、ジャン・パウルの小説にちなんで「巨人」という標題が付けられ、各楽章にも標題が付けられました。ただ、この標題は作品が完成した後に友人の勧めでつけられたもので、第3稿では「作品に対する誤解を招く」という理由で削除されています。
オーレ・クリスティアン・ルード指揮
ノールショピング交響楽団第5楽章 地獄から天国へ 第2部 人間喜劇 第4楽章 座礁、カロ風の葬送行進曲 第3楽章 順風に帆を上げて 第2楽章 花の章 第1部 青春の日々から、若さ、結実、苦悩のことなど 第1楽章 春、そして終わることなく
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カゼッラ:交響曲第1番 ロ短調 作品5Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=dk7eqDwQz9E)。
近代イタリアの作曲家アルフレード・カゼッラ(1883 - 1947)は、レスピーギやマリピエロ、ピツェッティらと共に、伝統的に歌劇に偏重しがちだったイタリア音楽界において純粋な器楽曲の復興を目指し、数多くの器楽曲を作曲したことで知られています。カゼッラはパリ音楽院でフォーレに作曲を学びましたが、初期の作風はマーラーやリヒャルト・シュトラウスから多くの影響を受け、ドイツ後期ロマン派とイタリアのロマン派の融合に腐心しました。
そういった作品の1つが、1906年に作曲された交響曲第1番 ロ短調 作品5です。ただ、カゼッラ自身は本作を「ドイツロマン派の影響を受けすぎて自身の個性が出ていない」と認識していた節があり、生前には公開しませんでした。
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア指揮
ローマ交響楽団- 65
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2021-03-27 09:35:02
モーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K551 第4楽章 Symphony No.41 by W.A. Mozart 4th Movement
モーツァルト最後の交響曲である第41番「ジュピター」の終楽章をお送りします。モーツァルトは32歳の時、たった2か月余りの間に、第39番、第40番、第41番という3つの交響曲を立て続けに書いています。それらはすべて人類史に残る名曲であり、あらためてモーツァルトの天才性を感じます。ただ、この3つの交響曲がなぜ書かれたのか、また実際に演奏されたのかどうかという確かな証拠はありません。モーツァルトが自発的に芸術家として創作したという説もありますが、金銭的にやや苦境に入りかけていたモーツァルトが、そのようなことをするとも思えませんので、何らかの依頼があり、実際に小編成で演奏もされたと推測されます。さて、この曲の最大の聴き所は、なんといっても終楽章のフーガです。この楽章は、最初の「ド、レ、ファ、ミ」という音型をもとに、4つの主題が提示されますが、それらはすべて密接に関連し、壮大なフーガを形成します。そして、最後のところは4つの主題が全楽器で同時に現れ、最高潮に達して終焉します。まさに全宇宙を記述する「大統一理論」のようで、「ジュピーター」という名にふさわしいフィナーレです。楽譜を作っていて感じたのは、モーツァルトのフーガは、バッハのようにきちんとした「楷書」のようなフーガとは異なり、時々ちょっと変化した「隠し味」のような部分が多くあり、実に人間的です(ちなみに、ベートーヴェンのフーガは、もっと人間的です。)。それでいて、フーガの終わりはきちんとした和声で終結するので、安定感があります。これほどの名曲を瞬時に書いてしまうモーツァルトとは、いったい何者だったのでしょうか?- 65
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2021-07-02 17:58:03
チプリアーニ・ポッター:交響曲(第6番)ト短調Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=e8sN6p9bPiE)。
ロッシーニと同じ年にロンドンで生まれた作曲家フィリップ・チプリアーニ・ハンブリー・ポッター(1792 - 1871)は、ウィーンに留学してベートーヴェンの助言を受けるなどして研鑽を積み、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのピアノ協奏曲のイギリス初演などの演奏活動、更には王立音楽アカデミーでの教育活動により、当時は音楽的に後進国だったイギリスの音楽水準の底上げに貢献しました。
ポッターはベートーヴェンに代表されるウィーン音楽界の影響を大きく受けた前期ロマン派の作曲家であり、最も作曲に力を入れたのは全10曲の交響曲ですが、現存するのは9曲で、1曲は破棄されたと推測されます。
1832年に作曲した交響曲 ト短調はメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」と同年代の作品で、彼の交響曲の中で比較的高い評価を受けており、同じ1832年に交響曲を作曲した若きワーグナーも称賛したといわれています。
なお、彼は交響曲の番号付けについて独自の基準を設ける一方で、番号を付けなかった作品があり、後の専門家が混乱することとなりました。これは本作も例外ではなく、作曲家自身によって「第2番」「第10番」の2つの番号付けがなされました。現在では、素直に作曲年順である「第6番」と番号付けがなされています。
ヒラリー・デイヴァン・ウェットン指揮
ミルトン・キーンズ・シティ管弦楽団- 62
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2021-02-02 10:35:02
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第2部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 2引き続き「第九」の第4楽章、第2部をお送りします。ここからいよいよ歌が登場しますが、Musescoreで歌を再現する方法が分からなかったので(何か方法があるかもしれません。知っている人がいれば教えてください。)「アー、アー」という音声しか入っていません。それでも雰囲気は出ていると思います。冒頭のバリトンのソロの歌詞は「おお友よ、このような音ではないもっと心地よいものを歌おうではないか」というベートーヴェン自身の作詞です。「このような音」というのが何を言っているのか論争があります。第4楽章冒頭のけたたましい不協和音なのか、それとも、第1楽章から第3楽章を回想した後ですから、これらの1~3楽章を否定したものなのか・・・。ベートーヴェンが、あのすばらしい1~3楽章を否定するわけがないですから、やはり前者でしょう。ただ、当時の政治状況(メッテルニヒによる反動政治)を皮肉ったものともとれなくはありません。
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2021-02-05 19:20:03
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」より 第3楽章(1929年7月3日 世界初録音)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=L5m0KWn1jH8)。
20世紀前半のドイツ音楽圏における名指揮者クレメンス・ハインリヒ・クラウス(1893 - 1954)は、
1929年7月3日にブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」から第3楽章の録音を行いました。これ
は(1楽章のみとはいえ)ブルックナーの交響曲第4番の世界初録音となります。
この録音は国際ブルックナー協会の校訂による最初のハース版の出版(1936年)より以前になされている
ため、弟子たちが手を入れて最初に出版された第3稿(初版、改訂版)に基づいて演奏されています。
なお、クラウスが遺した録音の多くはヨハン・シュトラウスやリヒャルト・シュトラウスに偏っていて、
ドイツ音楽の本流であるベートーヴェンやワーグナー、ブラームスといった作曲家の作品録音はかなり少
ないものでした。それはブルックナーも同様であり、これはクラウスが遺した唯一のブルックナー作品の
録音となります。
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団- 59
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2021-01-25 09:25:02
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第1部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 1いよいよ、第九の第4楽章です。この楽章は長大で、楽器や調、拍子が次々と変化しますので、いくつかに分けてお送りしようと思います。とりあえず、バリトンのソロが出てくる前までのオーケストラだけの部分を、Part 1としてお送りします。この部分は、チェロとコントラバスのrecitativoや、第1楽章から第3楽章までの回想部する部分などで、テンポや強弱、アーティキュレーションなどが頻繁に変化します。ですから指揮者によって全く違った曲想になります。ここでは、オリジナルの楽譜にとらわれず、「聴いた感じ」を重視して譜面を作ってみました。このあと、ソロや合唱が出てきますが、Musescoreで歌詞を入力するやり方が分からないので、とりあえず歌詞なしで作っていく予定です。
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2021-12-03 19:55:02
シューベルト(ライネッケ - カツァリス編):交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759より 第2楽章(ピアノ独奏版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=hzXSztT276A)。
カール・ハインリヒ・カーステン・ライネッケ(1824 - 1910)が4手ピアノ用に編曲し、それを更にシプリアン・カツァリスがピアノ独奏用に編曲した、シューベルトの交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759より 第2楽章です。
シプリアン・カツァリス(ピアノ)- 51
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2021-02-14 08:55:02
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付き」 第4楽章 第4部 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 4th Movement Part 4第九の第4楽章、第4部をお送りします。ここからトロンボーンが加わり、この冒頭のモティーフと「歓喜の歌」のメロディーが複雑に絡み合い、壮大なフーガが展開します。音符の数が多いので、Musescoreで譜面を作るのが大変かと思っていましたが、意外に構造は簡単で、コーラスのあるパートとある楽器の音符が全く同じだったりするので、カットアンドペーストでできました。ベートーヴェンの直筆譜もおそらく「何々に同じ」となっているのではないでしょうか。フーガが終わり、コーダに移る部分は、やや陳腐な楽想が続き、聴いていて間延びする感がありますが、次の壮大なコーダへの前座と考えればいいでしょう。
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2021-04-05 15:43:02
シューベルト 交響曲第8番 ハ長調「グレート」第2楽章 Symphony No.8 by F. Schubert "The Great Symphony" 2nd Movementシューベルトの交響曲第8番ハ長調「通称:ザ・グレート」の第2楽章をお送りします。この曲は、以前は第7番、あるいは第9番などと呼ばれて混乱していますが、現在では第8番と呼ばれることが多いようです。世界的に、その長大さから「The Great Symphony」という愛称で親しまれています。要するにベートーヴェンと違って、シューベルトは自分の交響曲に番号をつけて出版するということがなかったうえ、有名な「未完成交響曲」のように未完成の曲も多かったので、何番目の交響曲かということはあまり問題になりません。それよりなにより、この曲はシューベルトが全身全霊をかけて創った最後の大作であるにもかかわらず、その楽譜は、いったんウィーン学友協会に提出されたものの、一回も演奏されなかったと思われています。こんなに美しい名曲をシューベルト自身は一回も聴くこともなく世を去ったとは!その楽譜はシューベルトの死後、お兄さんの机の引き出しに眠っていて忘れ去られましたが、シューベルトの死後10年以上たって、シューマンがお兄さんのところを訪れた際に「発見」され、メンデルスゾーンの式で初めて音になりました。
さて、シューベルトは「歌曲王」として知られていて、この曲のような大オーケストラの長大な作品はあまりシューベルトらしくないと思われがちです。しかしシューベルトがこの曲にかける意気込みは並々ならぬものがあります。この曲が作曲されたとおもわれる1825年は、ちょうどベートーヴェンの「第九」が初演された後で、シューベルトも「第九」を聴いて感動し、みずからもそのような大交響曲を書くことを決意したと思われます。実際この交響曲の第4楽章には、「第九」の歓喜の歌そっくりのメロディーが出てきます。しかし、結果として出来上がった曲は「第九」とは似ても似つかぬシューベルトそのものの曲になりました。この曲の魅力を一言でいうと、「メロディーと和声の美しさ」に尽きると思います。とりわけこの第2楽章はシューベルト独特の転調や和声の「隠し味」は、まさに「天国的な美しさ」といってよいでしょう。中間部はさらに精緻な美しさを持っており、オーボエとクラリネットのソロは涙なしには聴くことができません。もう一つオーケストレーションに関してこの曲の特徴は、「トロンボーン」の効果的な使用にあります。トロンボーンというと大音量のところに使われると思われがちですが、シューベルトはピアノの部分にもトロンボーンを極めて効果的に使っています。そのあたりの美しさが、このMusescoreで再現できたでしょうか?- 49
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2021-04-17 01:01:02
【NightStitch: Op. 8】けいおん! アニメの主題によるピアノ協奏曲 Piano Concerto on Themes of K-ON! AnimeOp. 8 (2020-21)
NightStitch: Piano Concerto on Themes of K-ON! Anime
轻音少女! 主题钢琴协奏曲,作品8。
这部作品为钢琴和双管编制管弦乐队谱写,由京都动画《轻音少女》系列作品中的四首音乐(三首歌曲和一首BGM)为对象创作而成,分为三个小乐章。由于体裁的限制,这首钢琴协奏曲并不能满足交响作品严谨的制式,而是相对融合地对比钢琴和乐队,从器乐形式上附和了协奏的要素。
在第二乐章,我插入了四处来自谢尔盖·普罗科菲耶夫第二、第三钢琴协奏曲作品中的片段,其中三处为整体体现,另一处是引用其动机经改写后穿插在钢琴织体中。这没有太特殊的含义,是出于对普罗科菲耶夫作品的喜爱而加进去的。
当前,对于管弦或交响乐团改编的动画音乐作品尚与严肃西方交响乐队作品的编曲理念有隔阂,我已在本人能力水平之内尽量使这部作品兼具两者的性格。
Sibelius8制谱,Noteperformer3回放,总谱暂不公开。
(Google Translated)けいおん! アニメの主題によるピアノ協奏曲、作品18。
この作品はピアノと2パイプオーケストラのために作曲されており、京都アニメーション「けいおん!」のシリーズ作品の4曲(3曲1BGM)で構成され、3つの小さな動きに分かれています。このピアノ協奏曲は、ジャンルの制限により、厳格な交響曲の形式を満足させることはできず、ピアノとバンドを比較的統合して比較し、楽器音楽の形から協奏曲の要素を取り入れています。
第2楽章では、セルゲイ・プロコフィエフの第2と第3のピアノ協奏曲から4つの断片を挿入しました。そのうちの3つは全体的な表現であり、もう1つは彼の動機を引用し、書き直した後に散在しています。これは特別な意味はありません。プロコフィエフの作品への愛情から追加されました。
現在のところ、オーケストラや交響楽団によるアニメ音楽作品の適応と本格的な西洋交響楽団の作品との間にはまだギャップがあり、この作品に両方の特徴を持たせるために最善を尽くしました。
Sibelius8スコア、Noteperformer3再生、スコアは一時的に利用できません。
けいおん! アニメの主題によるピアノ協奏曲
轻音少女! 主题钢琴协奏曲
ФОРТЕПИАНО КОНЦЕРТ на Тему K-ON! Аниме
Copyright © 2021楓與鈴
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2021-07-16 18:22:02
チャイコフスキー:交響曲第1番 ト短調「冬の日の幻想」作品13(第2稿)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=JX-RmwNMFWw)。
チャイコフスキーが最初の交響曲である第1番 ト短調「冬の日の幻想」作品13を作曲したのは1866年のことですが、この作品が完成するまでには紆余曲折がありました。同年6月に完成した草稿(第1稿)を恩師アントン・ルビンシテイン等に見せたところ「演奏に値しない」と酷評されます。
恩師の助言を受けてチャイコフスキーは楽譜を改訂し(第2稿)再度ルビンシテインに提出しましたが、第2・第3楽章については評価されたものの、第1・第4楽章については酷評され、作品全体としては評価されませんでした。そこでチャイコフスキーは第2楽章や第3楽章を先行して初演し、作曲から2年後の1868年にアントンの弟であるニコライ・ルビンシテインの指揮により第2稿の全曲が初演され、成功を収めました。
その後、1874年にチャイコフスキーは評価が低かった第1・第4楽章を中心に本作を改訂し(第3稿)、これが現在演奏される版となっています。
第2稿は第3稿と比較すると、中間楽章はほとんど変わっていない一方、両端楽章の構成が異なっており、演奏時間が長いことがわかります。第3稿への改訂にあたって、チャイコフスキーは両端楽章の長大な部分を余計なものと見なして削る作業を主に行っています。第2稿の演奏・録音がほとんど行われていない(演奏録音はこの動画がほぼ唯一)ことを考えると、この改訂は概ね妥当だと思いますが、チャイコフスキーが若さに任せて書き上げた交響曲第1番の本質を考えるうえで、第2稿の存在は無視できないと思います。
イラン・ヴォルコフ指揮
BBCスコティッシュ交響楽団- 46
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2021-01-18 16:05:03
ベートーヴェン 交響曲第9番 第3楽章 Symphony No.9 by L.v. Beethoven 3rd Movement引き続き第九の第3楽章をお送りします。誰の言葉か忘れましたが、「もしベートーヴェンが、生涯の間に、この第九の第3楽章1曲だけしか作曲しなかったとしても、彼の名は音楽史上に燦然と輝いたであろう」という言葉があります。それほどこの楽章は美しく、人々の心に訴えかけるものがあります。ところで、ベートーヴェンはアイディアマンで、色々と聴衆を飽きさせない工夫をしています。特に曲の出だしは工夫をしていて、第九も4つの楽章すべて「意表を突く」出だしです。この第3楽章の始めも、ファゴットとクラリネットが神秘的なハーモニーを奏でます。また楽器の特徴を生かす工夫も随所に見られ、中間部の第4ホルンのソロの部分は見事です。ではごゆっくりとお楽しみください。
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2021-01-12 19:10:03
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第1楽章 Symphony No.9, 1st Movement by L.v. Beethovenいよいよベートーヴェンの大作「第九」をお送りします。この曲は何といっても終楽章が有名ですが、声楽をMusescoreでうまく再現できるかどうかわかりませんので、とりあえず第1楽章をお送りします。この楽章は混とんとした中にも、光あり影ありで、ベートーヴェン自身がこれまでの人生を振り返っている感じがします。管弦楽法としては4本のホルンの倍音をうまく使い分けて効果を出しています。展開部の木管楽器のかけ合いも見事で、長い楽章ですが聴いていて飽きるということがありません。このあと、第2楽章、第3楽章にも挑戦しようと思います。
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2021-12-03 19:41:02
シューベルト(ライネッケ - カツァリス編):交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759より 第1楽章(ピアノ独奏版)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=pIytox5x960)。
ドイツロマン派の作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者であったカール・ハインリヒ・カーステン・ライネッケ(1824 - 1910)は、1867年にシューベルトの交響曲第8番 ロ短調「未完成」D.759を4手ピアノ用に編曲しました。数多くのピアノ編曲版演奏で知られるピアニストのシプリアン・カツァリスは、更にこれをピアノ独奏用に編曲し、録音を行いました。この動画では第1楽章を演奏しています。
シプリアン・カツァリス(ピアノ)- 31
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2021-06-05 16:28:02
【デュパオン】交響曲音混ぜ昔作った曲です
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2021-01-15 20:56:02
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調「合唱付き」 第2楽章 Symphony No.9, 2nd Movement by L.v. Beethoven前回に引き続き、第九の第2楽章をお送りします。この楽章は出だしから強烈なインパクトがあるので、誰でも一度聴いたら忘れられません。特に随所に出てくるティンパニの稲妻のような動機は印象的です。このような速いスケルツォは、一般的には第3楽章に置かれますが、ここでベートーヴェンは、なぜか第2楽章に持ってきました。これはおそらく第1楽章がゆったりと流れる遠大な楽章なので、その次にアダージョの楽章が続くと「ダレる」と思ったからでしょう。つまり第九は全体として、緩→急→緩→急 という構成になっています。この楽章は音符の数が多いので、Musescoreで再現するのは大変かと思うでしょうが、単純な繰り返しが多いうえ、後半部が、前半部の全くの繰り返しになっているので、意外に早く仕上がりました。さてどうでしょうか?
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【デュパオン】交響曲第1番「イ」無音が多くてすみません
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