タグアドクス・コハクを含む動画:1件 1ページ目を表示
2024年6月4日 06時22分に生成された05時00分のデータです
2021-04-24 16:50:02
新種のカメの化石発見 東北地方で新種発見は初岩手県久慈市の地層の中から約9000万年前の新種のカメの化石が発見された。
東北地方で新種が発見されたのは初めて。
こちらが今回発見された新種のカメの化石。
「アドクス・コハク」と名付けられた化石は、2008年に久慈琥珀博物館の職員が施設内の採掘体験場で発見したもの。
アドクスはスッポンの仲間で淡水にすんでいたカメの一種。
甲羅の長さは最大60センチ。
ほぼ完全な甲羅として発見されたのは、アジアでもほとんど例がないという。
この発見について、久慈市で発掘調査をしている早稲田大学の平山廉教授が報告をした。
早稲田大学 国際教養学部 平山廉教授
「こんなふうにまとまって出てきたのは2例目くらい。だから世界的にみても非常に貴重な発見」
この化石は約9000万年前の地層で見つかった。
アドクスは熱帯に生息していたことから当時の東北地方が熱帯だったことが明らかになった。
アドクス・コハクの化石は4月24日から久慈琥珀博物館で展示される。
平山教授は「アドクス・コハク」という学名に日本語で「コハク」と名づけたことについて、久慈から世界にこの化石が広がってほしいという願いを込めたと話していた。- 43
- 00.0
- 00.0
- 12.3