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2024年6月3日 06時23分に生成された05時00分のデータです
2021-09-05 19:55:02
ビデオグラフィック「2001年9月11日、米同時多発攻撃」2001年9月11日火曜日の朝、19人の男が米マサチューセッツ州ボストン(Boston)、首都ワシントン、ニュージャージー州ニューアーク(Newark)から飛び立つ4機の国内便に乗り込んだ。男らの目的は航空機を乗っ取り、大量破壊兵器として使うことだった。
最初の航空機、乗客・乗員92人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたアメリカン航空(American Airlines)ボーイング(Boeing)767型機は午前8時46分(日本時間同日午後9時46分)、ニューヨークの世界貿易センター(World Trade Center)ビルの北棟(North Tower)に突入し、上層階に巨大な穴を開けた。
直後の午前9時3分(日本時間同日午後10時3分)、世界中の人たちがテレビの生中継で衝撃的な光景を見守る中、乗客・乗員65人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたユナイテッド航空(United Airlines)のボーイング767型機は世界貿易センタービルの南棟(South Tower)に激突した。
さらに首都ワシントンで午前9時半過ぎ(日本時間同日午後10時半過ぎ)、乗客・乗員64人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたアメリカン航空のボーイング757型機が国防総省の本庁舎に衝突。建物の西側正面には巨大な穴が開いた。
午前10時過ぎ(日本時間同日午後11時過ぎ)、4機目となる乗客・乗員44人(ハイジャック犯4人を含む)を乗せたユナイテッド航空のボーイング757型機が、ペンシルベニア州シャンクスビル(Shanksville)近郊の草原に墜落した。
4機目のハイジャック犯らが何を標的にしていたのかは明らかになっていないが、あと20分でワシントンだったことから、連邦議会議事堂やホワイトハウス(White House)に向かっていた可能性も指摘されている。
分かっているのは、世界貿易センタービルへの航空機衝突を携帯電話で知った一部の乗客らが、ハイジャック犯らに立ち向かったことだ。
世界貿易センターの北棟と南棟はトランプの積み札のように崩壊し、大量のがれきとほこりとなった。
南棟は午前10時前(日本時間同日午後11時前)、わずか10秒で崩壊。続いて北棟が午前10時28分(日本時間同日午後11時28分)に崩壊した。
当時まだあまり知られていなかった国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が犯行声明を発表した。4機に乗っていた人と地上にいた人、合わせて2977人が死亡。うち、2753人が世界貿易センターへの突入で死亡した。- 174
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2022-06-26 21:34:02
ビデオグラフィック「サル痘」サル痘は動物からヒトに伝染する人獣共通感染症だ。
症例の大半は、アフリカ中西部のコンゴ盆地(Congo Basin)と西アフリカで報告されている。
患者の発疹部位や、唾液など体液との接触で感染する。
潜伏期間は6~16日。
症状は発熱、頭痛、筋肉痛、背部痛、リンパ節の腫れ、悪寒、倦怠(けんたい)感などで、2~4週間続く。
発疹は顔面から始まることが多く、やがて全身に広がる。口の粘膜や角膜、陰部などに現れることもある。
発疹はいずれかさぶたになり、最終的には剥がれ落ちる。
今のところ確立された治療法はない。
多くの患者は数週間で回復するが、致死率は最大1割とされており、特に子どもの感染は危険だ。
近年、米国などで承認されたワクチンがあるが、普及していないのが現状だ。
一方で、抗ウイルス薬の開発も進められている。- 78
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2021-12-07 15:55:02
ビデオグラフィック「宇宙ごみ」宇宙開発により発生した無数の宇宙ごみ(スペースデブリ)が地球の周りを回っている。
宇宙ごみの巨大な雲の高度は地表から800~2000キロ。
宇宙開発が始まった1957年以降、5000回を超えるロケットの打ち上げや約290回の軌道上での爆発などによりごみが蓄積されてきた。
古いロケットや人工衛星、宇宙飛行士が紛失した工具、さらには塗料の小片でさえ、有人飛行や有人ステーションといった将来の宇宙開発にとって深刻な脅威となる。
宇宙船に搭載のセンサーの多くは微細な宇宙ごみしか検知しないが、ごみは時速約2万8000キロという高速で移動しており、衝突すれば深刻な被害が出る恐れがある。
国際宇宙ステーション(ISS)は、宇宙ごみとの衝突を回避するため、これまでに十数回の軌道変更を行っている。
地球周回軌道にある多数の観測衛星や通信衛星にも衝突の恐れがある。
巨額の費用を投じた気象観測装置、航法・通信システムも危険にさらされている。
最も懸念されるのは、衝突が連鎖的に起きる「ケスラー・シンドローム(Kessler Syndrome)」という状況に陥ることだ。
10センチを超える宇宙ごみは、レーダーや望遠鏡によって地上から監視・追跡されている。中にはバスと同じくらいの大きさのものもある。
衝突の脅威に備えて各国の宇宙当局はガイドラインを設けているが、宇宙ごみを除去する有効な手段はまだ確立されていない。
欧州連合(EU)が40億ユーロ(約5200億円)を拠出し、米航空宇宙局(NASA)や各国の大学も参加するSTARDUSTプロジェクトでは、宇宙ごみの軌道変更、または除去に向けて対策を講じ、宇宙ごみと小惑星の両方の脅威に対処できるよう取り組みを進めている。- 48
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2021-06-01 09:09:02
ビデオグラフィック「国際宇宙ステーション」国際宇宙ステーション(ISS)は、上空400キロから地球を見下ろしている――時速2万8000キロで移動し、90分ごとに地球を1周しながら。
1998年から13年かけて組み立てられた。ロシアと米国から数十回の打ち上げで約100の構成要素を輸送。総工費は約1000億ドル(約10兆8000億円)。
全長は108メートル、太陽光発電で電力を得ており、居住空間はボーイング(Boeing)747型機ほどの広さだ。
複数の実験施設を備えるISSは、実験の実施に加え、世界や気候変動、宇宙を観測できる唯一無二の場所だ。
15か国がISSに資金を拠出している。現在、最大7人の宇宙飛行士が恒久的に居住。滞在は最長6か月まで可能だ。
宇宙飛行士の輸送は2020年以降、ロシア宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」だけでなく、米国からスペースX(SpaceX)のロケットで打ち上げられる宇宙船「クルードラゴン(Crew Dragon)」でも行われている。
ISSには2機のソユーズが常備され、クルーが避難する必要がある場合には、救命船として使用される。
人類が月や、その先の宇宙探査を進める中、重要な知見を得ることができるISSは、少なくとも2024年までは運用される予定だ。- 28
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2022-09-14 17:19:02
ビデオグラフィック「2001年9月11日、米同時多発攻撃」2001年9月11日火曜日の朝、19人の男が米マサチューセッツ州ボストン(Boston)、首都ワシントン、ニュージャージー州ニューアーク(Newark)から飛び立つ4機の国内便に乗り込んだ。男らの目的は航空機を乗っ取り、大量破壊兵器として使うことだった。
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最初の航空機、乗客・乗員92人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたアメリカン航空(American Airlines)ボーイング(Boeing)767型機は午前8時46分(日本時間同日午後9時46分)、ニューヨークの世界貿易センター(World Trade Center)ビルの北棟(North Tower)に突入し、上層階に巨大な穴を開けた。
直後の午前9時3分(日本時間同日午後10時3分)、世界中の人たちがテレビの生中継で衝撃的な光景を見守る中、乗客・乗員65人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたユナイテッド航空(United Airlines)のボーイング767型機は世界貿易センタービルの南棟(South Tower)に激突した。
さらに首都ワシントンで午前9時半過ぎ(日本時間同日午後10時半過ぎ)、乗客・乗員64人(ハイジャック犯5人を含む)を乗せたアメリカン航空のボーイング757型機が国防総省の本庁舎に衝突。建物の西側正面には巨大な穴が開いた。
午前10時過ぎ(日本時間同日午後11時過ぎ)、4機目となる乗客・乗員44人(ハイジャック犯4人を含む)を乗せたユナイテッド航空のボーイング757型機が、ペンシルベニア州シャンクスビル(Shanksville)近郊の草原に墜落した。
4機目のハイジャック犯らが何を標的にしていたのかは明らかになっていないが、あと20分でワシントンだったことから、連邦議会議事堂やホワイトハウス(White House)に向かっていた可能性も指摘されている。
分かっているのは、世界貿易センタービルへの航空機衝突を携帯電話で知った一部の乗客らが、ハイジャック犯らに立ち向かったことだ。
世界貿易センターの北棟と南棟はトランプの積み札のように崩壊し、大量のがれきとほこりとなった。
南棟は午前10時前(日本時間同日午後11時前)、わずか10秒で崩壊。続いて北棟が午前10時28分(日本時間同日午後11時28分)に崩壊した。
当時まだあまり知られていなかった国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が犯行声明を発表した。4機に乗っていた人と地上にいた人、合わせて2977人が死亡。うち、2753人が世界貿易センターへの突入で死亡した。- 26
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2022-03-13 18:06:02
ビデオグラフィック「北大西洋条約機構(NATO)」北大西洋条約機構(NATO)は集団防衛と安全保障を目的とした政治・軍事同盟だ。現在は欧州と北米の30か国が加盟している。
米ソ冷戦時代の1949年4月、ソ連と対立する西側諸国の関係強化を目的として米首都ワシントンで設立された。
発足時の加盟国は12か国、最新の加盟は2020年だ。
文民機構の本部はベルギーのブリュッセルにあり、軍事機構は同国モンス(Mons)に作戦連合軍(Allied Command Operations、ACO)、米ノーフォーク(Norfolk)に変革連合軍(Allied Command Transformation、ACT)の各司令部が置かれている。
世界各地で陸海空の軍事作戦を行っており、現在はコソボと地中海で部隊が活動している。イラクでは軍事訓練を行い、アフリカ連合(AU)とも協力関係にある。
加盟国の領空警備も実施している。
北大西洋条約の核心は、集団防衛の原則だ。同条約の第5条では、1締約国に対する攻撃は全締約国に対する攻撃とみなすと定めている。
第5条が初めて発動されたのは2001年。同年9月11日の米同時多発攻撃を受けた対応だったドイツ卍☺️
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2022-06-18 03:52:02
ビデオグラフィック「暑い夏を涼しく過ごすには」日差しが強くなってきたら、窓やシャッター、ブラインドを閉めよう。
色は光と熱を反射する明るいものを選ぼう。
夜は窓を開けて換気し、昼間にたまった熱を逃がす。
2階建て以上なら、上階の窓を開け熱を外へ。これは「煙突効果」として知られている。
ぬれたシーツを半開きの窓の前に掛けると、気温が下がる。液体は蒸発する時に熱を奪うという、熱力学の原理を利用したアイデアだ。
夕方に室内外の床をぬらしても同じ効果がある。
扇風機の前に凍らせたペットボトルを置くと、風はより涼しくなる。ただし、扇風機は空気を冷やすわけではなく風を送るだけなので、誰もいない時に回しても意味がない。
土や植物から水蒸気が放出される蒸発散現象で、室温が下がることもある。
オーブンの使用を控え、使っていない家電製品の電源を落とすことも夏の暑さをしのぐ助けになる。- 19
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2021-09-21 17:05:02
ビデオグラフィック「電力を大量消費するビットコイン」暗号資産ビットコイン(Bitcoin)の原理は、分散管理にある。国家や中央銀行から自由で、特定の個人や組織の支配を受けない。
ビットコインはブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳で管理される。マイナー(採掘者)と呼ばれる人々がビットコインを使った取引を検証し、記録・共有されていく。
マイナーたちは「プルーフ・オブ・ワーク(proof of work、仕事の証明)」というプロトコルに従い、複雑な計算を処理する。成功報酬はビットコインで約10分ごとに支払われる。
膨大な処理能力が必要で、高性能のコンピューターと大量の電力が不可欠だ。
ビットコインに絡む2021年の年間消費電力は、128テラワット時と推計されている。世界の総発電量の0.6%、グーグル(Google)のデータセンターが2019年に消費した電力の約10倍に相当する。
当初はパソコンも使われたが、現在は「採掘工場」と呼ばれる大規模なデータセンターが利用されている。採掘工場が特に多いのは中国(65%)だが、米国(7.2%)やロシア(6.9%)にもある。
ビットコインに批判的な人が指摘しているのはブロックチェーンシステムの環境への負荷で、採掘工場が多い地域では発電により炭素排出量が大きく増加しているという。
プルーフ・オブ・ワークの代わりに、一定量の暗号資産を持つ人に処理作業を認める「プルーフ・オブ・パーティシペーション(proof of participation)」というプロトコルもある。
暗号資産イーサリアム(Ethereum)はプルーフ・オブ・パーティシペーションへの移行を検討しているが、ビットコインが採用する可能性は極めて低い- 19
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2021-10-31 15:24:02
ビデオグラフィック「完全自動運転実現までの道のり」自動車業界の誰に聞いても、完全な自動運転が未来の移動の形だと答えるだろう。
しかし、そこまでの道のりは長い。今はまだ運転操作の全責任は常にドライバーにある。
自動運転の六つのレベルを見てみよう。
レベル0:車は極めて限定的な運転支援機能を提供。自動緊急ブレーキ、後側方車両接近警報、車線逸脱警報などだ。
レベル1:ドライバーのハンドル操作、ブレーキ操作、アクセル操作のどれかを支援する。車線中央維持機能や定速走行・車間距離制御装置に当たるが、これらがすべて搭載されているわけではない。
レベル2:二つ以上のタスクが可能となる。ブレーキとアクセル、または車線中央維持などだ。しかし、あくまで運転の主体はドライバーだ。
レベル3:渋滞など限定的な状況下で、大半の運転操作を自動で行う。システムから求められれば、ドライバーは操作を代わらなければならない。
レベル4:車からまったくハンドルがなくなるかもしれない!運転手がいないタクシー、バスを想像してほしい。車は完全に自動化され、ほとんどの道路状況と環境下で操作が可能になる。
レベル5:どんな環境や天候であれ、昼夜いつでも自動で運転をする車に乗ってどこへでも行ける。これが完全な自動運転だ。- 17
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2023-02-23 17:35:02
ビデオグラフィック「Web3.0」Web3.0(ウェブスリー)とはその名が示す通り、インターネットにおける二つの前段階に続く新たなステージである。
ネットが普及した1990年代のWeb1.0は、ユーザーが閲覧可能な分散化した静的ウェブページの集まりだった。
続く2000年代初頭からのWeb2.0でソーシャルメディア、Eコマース、ブログが登場し、ユーザーが独自のマルチメディアコンテンツを制作してシェアすることを可能にした。
Web3.0はブロックチェーンを利用した暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(Ethereum)の共同創設者、ギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏が提唱したとされる概念だ。ウッド氏は2014年、ソーシャルメディアプラットフォームの仲介を必要とせずに自分のデータをユーザーがコントロールできる分散型インターネットという考えを着想した。
Web3.0に欠かせないオープンソース技術であるブロックチェーンの仕組みでは、公開で共有される膨大な取引の記録にタイムスタンプが付与され、非中央集権的で改ざんが極めて困難とされている。
暗号資産やNFT(非代替性トークン)はブロックチェーンによって生まれた。NFTは物の真正性を保証する複製不可能なデジタル証明書で、実体のある物かバーチャルな物かにかかわらずその価値を付与する。
しかし、Web3.0はメタバースとは直接関係がない。メタバースはブロックチェーンを利用してはいるものの、拡張バーチャルリアリティーで物理的世界を広げることを目指すもう一つのデジタル世界のことだ。
Web3.0によってユーザーが自らの個人データや制作物、消費するものをインターネット上で所有・管理できるようになると期待する声がある一方、イーロン・マスク(Elon Musk)氏ら批判的な人たちからは、Web3.0はまだはっきりしない概念で、実在するものというよりマーケティングに近いという指摘もある。- 14
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2021-07-04 19:11:02
ビデオグラフィック「スポーツと脳振とう」ラグビーとアメフト、アイスホッケー、ボクシングは、どれも激しく体がぶつかり合うスポーツだ。強い衝撃を受けると脳が揺さぶられ、脳振とうを起こす。
頭部に衝撃が加わると、脳は頭蓋骨(ずがいこつ)の内壁に、ときに繰り返し打ちつけられる。
意識を失うのは10件に1件だ。
衝撃で多くの神経伝達物質が放出され、過剰な負荷を受けた全身の神経系がショート。筋肉が緩んで昏倒(こんとう)するのだ。
残りの9割も、脳が腫れて反応が鈍る。
影響は数種類ある。
頭痛や倦怠(けんたい)感、意識や方向感覚の混乱、記憶障害、不安感などの脳振とう後症候群は、数分で治まることも、数日続く場合もある。
脳振とうを繰り返すと「慢性外傷性脳症(CTE)」という長期的な影響も生じる。アルツハイマー病とパーキンソン病を合わせたようなもので、偏頭痛や難聴、うつ、自殺願望などの症状が出る。
多くのプロボクサーや元アメフト選手が、この種の認知症を患っている。ラグビー選手にも危険がある- 11
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2022-05-04 17:36:02
ビデオグラフィック「計画的陳腐化とは何か」「計画的陳腐化」は新しい概念ではない。この言葉は1932年、世界大恐慌(Great Depression)のさなかの米国で生まれた。不動産デベロッパーのバーナード・ロンドン(Bernard London)が、産業と成長の刺激策として消費財の意図的な老朽化を提案した。
計画的陳腐化とは、家電やコンピューター、電子機器のメーカーが自社製品の寿命を縮めたり、修理を不可能にしたりすることで、消費者に頻繁な買い替えを促す戦略のこと。
ソフトウエアの陳腐化と言えば、新しいソフトウエアとの互換性が無くなったコンピューターが使えなくなることを指す。
また、スマートフォンのように、新機種が発売されるたびに消費者が買い替えることを審美的陳腐化という。
2007年以降、世界で70億台のスマートフォンが売れたが、新機種が次々と登場しなければこれほど売れないはずだ。
特にスマートフォンの環境への負荷の8割を占めるディスプレーの製造は、資源の枯渇、有害物質の放出による生物多様性の消失、温室効果ガスの排出を引き起こしている。
例えば2016年に世界で4470万トンも発生した電気電子機器廃棄物にはどう対処すべきだろうか? リサイクルされたのは2割にすぎず、残りはアフリカなどの埋め立て地で処分されたり、焼却されたりした。
計画的陳腐化が産業界の戦略であると証明するのは難しいが、フランスは2015年、世界に先駆けて計画的陳腐化を違法とした。- 10
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2022-06-03 23:57:02
ビデオグラフィック「脱水症」脱水症は適切な水分補給を行わず、大量に体液が失われることで起きる。
水分を取らないことで起きることが多いが、嘔吐(おうと)や発汗、下痢、過度の飲酒でも起きる。過剰な運動、ストレス、加齢、食生活の乱れ、コレラや胃腸炎などの病気も原因となり得る。
健康な人体の約3分の2は水でできている。関節や内臓の正常な働き、細胞への酸素の供給に水は不可欠だ。水分不足で塩分や糖分のバランスが崩れると、体の機能に悪影響が出る。
脱水症の重症度は失われた体液の量により軽度・中等度・重度に分かれる。
初期症状は喉の渇き、皮膚の乾燥、めまい、疲労、頭痛など。重症になると心拍数や呼吸数の増加や腎機能低下を引き起こし、意識を失うこともある。
最も良い治療法はもちろん十分に水分を取ること。甘いものが望ましい。塩分補給のため、塩辛いものを食べるのもよい。
体を動かす時や病気の時、また暑い日は特に、一日を通じて水分補給を心掛けると脱水症の予防になる。
専門家は、一日に女性は2リットル、男性は2.5リットル、子どもはコップ6~8杯の水を飲むことを推奨している。- 9
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2022-05-15 18:25:02
ビデオグラフィック「タッチスクリーン」ディスプレーモニターを直接操作できるタッチスクリーンは、スーパーのレジや銀行のATM(現金自動預払機)、GPS(全地球測位システム)端末、タブレット端末やスマートフォンに使われており、今や日常生活の一部となっている。
タッチスクリーン技術には主に二つの方式がある。一つは「抵抗膜方式」だ。透明の電極膜が2枚、「ドットスペーサー」という絶縁体を挟んで上下に貼り合わされており、指などで押すと上下が接触して電気が流れ、入力を検知する。
二つ目は、タブレットやスマートフォンで多く使われている「静電容量方式」だ。
こちらは液晶ディスプレーの上のガラス基板と保護カバーの間に、グリッド状に電極が配置された透明の電極層が敷かれている。人体は電気を通すため、指でスクリーンに触ると電極間の静電容量が変化し、接触位置を検知できる。
最近では、保護カバーやディスプレーパネルそのものにタッチスクリーン機能を持たせたスマートフォンもある。こうした技術によりいっそう薄型化、軽量化が可能となっている。
タッチスクリーンの新たな応用として、指紋を読み取ってスマートフォンのロックを解除することも可能になっている。静電容量式センサーが作動し、指紋を高解像度でスキャン。スマートフォン内部に保存されているデータと照合し一致すれば、ロックが解除される。- 9
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2022-09-25 22:12:02
ビデオグラフィック「ミツバチ」ミツバチの急激な減少は世界の食料生産、ひいては生態系全体のバランスを脅かしている。
マルハナバチやチョウと同様、ミツバチは花を咲かせる植物の9割の受粉において極めて重要な役割を担っており、人間の食料の3分の1と関連している。
近年、世界各地でハチの群れが大量死する事象が確認されている。
農薬の使用や多くの病原体、ミツバチヘギイタダニのような寄生虫による病気のまん延など複数の要因があり、さらにはモノカルチャー(単一栽培)によって生物多様性が減少し、ミツバチが免疫を高めるために必要な栄養源も乏しくなっている。
夏のミツバチの寿命はわずか数週間。冬のミツバチは数か月で、女王バチは1~5年だ。
ミツバチが蜂蜜1キロを作るためには数百万の花を飛び回らなければならない。
ホルモンを刺激するフェロモンと振動によって、ミツバチは互いにコミュニケーションを取る。
嗅覚は鋭く、新型コロナウイルス感染症といった病気の発見に利用可能だとする研究もある- 7
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2022-03-13 18:01:02
ビデオグラフィック「風力発電の仕組み、その長所と短所」風力タービンは風の力を利用して発電する。風力は再生可能で無尽蔵、そして自由に使えるエネルギー源だ。
風力発電所には、陸上と海上の2種類がある。
風力発電設備のタワーの中には、高さ100メートルに達するものもある。
プロペラは、飛行機の翼のような形をしたブレード3枚でできているものが多い。
ブレードの長さは35~60メートルほど。秒速2.8メートル足らずの風で回転し始める。
プロペラが付いているナセルと呼ばれる部分は、自動的に向きを変え、常に風上の方を向くようになっている。
発電に最も適した風は秒速約14メートル。秒速25メートルを超えると、安全のためプロペラの回転が止まる。
プロペラが回ると、ナセル内部にあるシャフトが低速で回転する。ただ、そのままでは発電には不十分なため、ギアボックスで回転数を毎分1500回転に上げ、発電機に接続された別のシャフトを回転させる。
発電機は、その回転エネルギーによって電気をつくる。
タワーの内部には変圧器があり、電圧を2万ボルトに上げる。
電気は、地下あるいは海底を通る送電線で変電設備へと送られ、そこでさらに電圧を上げて電力系統に流される。
風力発電はクリーンで持続可能性があり、短期間での施設設置も可能だ。その一方で、天候や環境に左右され、発電出力も変動しやすいという欠点もある。
さらに風力タービンには騒音や景観を乱すといった問題もある他、鳥にとっては命を脅かす危険な存在だ。- 6
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