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2019-11-06 06:48:02
映画「九十九本目の生娘」 (The Blood Sword of the 99th Virgin) - 菅原文太、三原葉子、松浦浪路 - 1959年https://www.youtube.com/watch?v=loNyreEBiSg
「ハンサム・タワーズ」として新東宝が売り出した二枚目俳優菅原文太を主演に、「グラマーNO.1」女優三原葉子を助演に添えた異色活劇編である。
岩手県北上川上流の白山村。十年に一度行われる火づくり祭には秘密があったのだ。それは祭の際、名刀・舞草太郎国永を鍛えるのに生娘の生き血を必要としていたのだ。九十九回目の祭となる今回、警察署長の娘に白羽の矢が立ち、誘拐されてしまう。そして警官隊と村の住民による戦いが始まった。草深い山村に色濃く残る因習を背景に、警官隊大捜査網の活躍を描く探偵映画。
本作は、『Gメン'75』や『マジンガーZ』、『スーパー戦隊シリーズ』などのテレビ番組で知られる脚本家、高久進のデビュー作である。
公開当時、各劇場には本作の「宣伝ポイント」として、
1. 「妖気漂う異色活劇編です。然し、単なる活劇的な売り方ではなく、観客の猟奇探偵趣味をも誘うように謳って頂きます。」
2. 「九十九本目の妖刀にまつわる奇怪な事件、つまり娘の神隠し、生娘の生き血で刀剣の焼き入れをする舞草鍛冶の奇風、山奥深く無残に捨てられた女の白骨部、それに血の祭『火づくり様』等を、妖しい雰囲気で謳って頂き、これに警察官の必死の捜査ぶりを併せて売って頂きます。」
3. 「ハンサム・タワーズの菅原、グラマーNO.1の三原の顔合わせを大きく売って頂きます。さらに矢代、松浦、沼田の競演に加えて芝田、国方、五月、九重、中村という興味ある異色キャストを売って下さい。」
4. 「新鋭探偵作家大河内常平の原作を『海女の化け物屋敷』で怪奇映画の腕を認められた、俊英曲谷守平が監督した作品であることを謳って下さい。」
との説明文が配られた。「宣伝文案」のなかには、「注目の新星菅原文太颯爽登場! 猟奇渦巻く新東宝の異色活劇巨編!」との文言もあり、「ハンサム・タワーズ」のひとり菅原文太を強く推す内容となっている。は? 消されとるやないか! 九十九本目の生娘
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