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2024年6月17日 07時11分に生成された05時00分のデータです
2021-01-15 10:25:02
「老化細胞」死滅させ体の機能改善へ 東大などのグループ2021年1月15日 5時09分
加齢に伴う体の衰えや病気などの原因の1つとされる「老化細胞」を死滅させることで、体の機能を改善させることに東京大学などのグループがマウスを使った実験で成功したと発表しました。
この研究は東京大学医科学研究所の中西真教授らのグループが、アメリカの科学雑誌「サイエンス」で発表しました。
加齢などにより分裂が止まった細胞は正常に働かなくなって、体の機能の低下や病気を引き起こすとされ「老化細胞」とも呼ばれています。
グループは、この「老化細胞」は「GLS1」というたんぱく質が働かなくなると死滅することを突き止め、年を取ったマウスにこのたんぱく質の働きを止める薬を投与しました。
その結果、実際にマウスの「老化細胞」が死滅し、血糖値の異常や動脈硬化などの症状が改善することが確認できたということです。
マウスがどれだけの時間、棒につかまっていられるかを調べる実験では
▽若いマウスではおよそ200秒で、
▽年を取ったマウスでは30秒程度でしたが、
▽年をとったマウスに薬を投与すると100秒程度まで伸びたということです。
中西教授は「加齢が原因で起こる健康の問題を一網打尽にして、健康な期間を延ばすことができる可能性がある。老化メカニズムは分かっていないことも多いため引き続き研究を進め、ヒトでの実用化を目指したい」と話しています。- 70
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2024-03-29 22:32:02
GLS1?万病の元である老化細胞を除去する方法が明らかに!その凄さの真相にせまる▼概要▼
東大医科学研究所の中西真教授らのグループによる老化細胞を除去する方法に関する論文がScienceに発表されました。
今回の主役になる遺伝子の名は「GLS1」
この研究の本当の凄さや解明に至るまでの経緯など、詳しく楽しくお伝えします!
▼動画内の補足Q&A▼
Q:どうして細胞が酸性化するとアポートーシスがおきるの?
A:(BPTES(GLS1阻害剤)によって)BNIP3が活性化し(ミトコンドリアに局在し)mPTP(mitochondrial permeability transition pore)が活性化する。
するとミトコンドリアの中からシトクロムCが流出し、カスパーゼが活性化されアポトーシスが起きる
Q:BNIP3って何?
A:よくわからんたんぱく質
Q:mPTPって何?
A:ミトコンドリアに局在する穴を構成するタンパク質
▼REFERENCE▼
Y Johmura et al.,2021. Senolysis by glutaminolysis inhibition ameliorates various age-associated disorders.
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00065.html
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