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2024年11月6日 07時00分に生成された05時00分のデータです
2023-03-17 18:04:00
【きずゆか中世史(終)】 斯波家って結局何?(後編)八十八(やそや)です。
いよいよ最終回です。
このシリーズを最後までご覧いただきましてありがとうございました。
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前:㉖斯波家って結局何?(前編) sm41872489
ツイッター:https://twitter.com/yasoya_night
参考資料(著者敬称略)
WikiPedia「斯波義淳」他の記事
荒暦:宮内庁書陵部目録・画像公開システム
荒暦・満済准后日記・花営三代記:大日本史料総合データベース
満済准后日記:国立国会図書館デジタルアーカイブ
満済准后日記:続群書類従補遺
足利将軍と御三家:谷口雄太
管領斯波氏:木下聡他
室町幕府 全将軍・管領列伝:平野明夫・日本史史料研究会
室町幕府守護職家事典:今谷明・藤枝文忠
応仁の乱:呉座勇一
足利一門守護発展史の研究:小川信
国別 守護・戦国大名辞典:西ヶ谷恭弘
信長公記:奥野高広・岩沢愿彦校注・角川ソフィア文庫wwwwww 氏姓に関しては高師直は例外 おもしろかった 斯波らくお休みください 歴史関係の調査ってこんなふうのやるのかってわかっておもしろかった いいこと言う 南北朝室町クラスタは元々すごい人多い界隈だけど中でも飛びぬけて好きな動画だった 非常にお...
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2023-11-03 18:10:00
【きずゆか中世史(補遺1)】 足利尾張家はいつ斯波になったのか? ~三宝院満済の視点から~八十八(やそや)です。
室町幕府の三管領家の一角を占めた斯波家はかつて足利尾張家だった。この動画はこの足利尾張家がいつ斯波家になったのかを考察するものです。なお、本動画は裏足利家の興亡シリーズの補遺にあたります。また本動画にていわし@超ビビリさん主催の「解説動画祭 ~ニコニコアカデミー~」に参加させていただきます。
関連動画!
【きずゆか中世史:裏足利家の興亡】
前々:斯波家って結局何(前編) sm41872489
前 :斯波家って結局何(後編) sm41937767
X:https://twitter.com/yasoya_night
なお、今回の動画は30分越えなので、前回動画の広告者様の紹介並びに参考文献、お借りしたものは以下リンク先に表記させていただきました。
X:https://twitter.com/yasoya_night/status/1720656809583886404
(参考文献:敬称略)
満済准后日記人名索引:満済准后日記研究会編
満済准后日記:続群書類従補遺一 続群書類従完成会編,宮内庁書陵部所蔵資料目録・画像公開システム,大日本史料データベース、国立国会図書館デジタルコレクション
看聞御記(看聞日記):続群書類従補遺二 続群書類従完成会編、大日本史料データベース
斯波氏の動向と系譜:木下聡(管領斯波氏 木下聡編著所収)
足利将軍と御三家:谷口雄太
足利一門守護発展史の研究:小川信
研究対象は細川・畠山・斯波氏だけでよいのか?:谷口雄太(初期室町幕府研究の最前線 亀田俊和編 日本史史料研究会監修所収)
室町殿の"身体護持"を担う門跡寺院と護持僧:生駒哲郎(「室町殿」の時代 安定期室町幕府研究の最前線 久水俊和編 日本史史料研究会監修所収)
武家護持僧:佐藤稜介(足利将軍辞典 木下昌規・久光俊和編所収)
満済:森茂暁
増補改訂新版 日本中世史入門:論文を書こう:秋山哲雄、田中大喜、野口華世
※11/4 さっそく視聴者様の査読をいただき、訂正しました。ありがとうございます。
10:29 基元冬 → 基冬に訂正しました。
18:41 義持と義教は兄弟 → あかりちゃんの台詞訂正しました。
31:34 義郷は持有の異母兄→ 同母兄に訂正しました。斜視の人か 100年生きておられる・・・・・・!! 200年もありゃそれくらい広がるか よしみつの本領発揮 忠盛が夢遊病で刀抜いて戦ってたら怖い 訃報が届いたのが日記書いた後だっただけでは 足利義教で同姓同名になるとか考えなかったのかな 義淳さんの管...
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2021-11-08 08:08:02
NEUTRINOで催馬楽 更衣(ころもがえ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
催馬楽は一度廃絶したのだが、室町以降?に数曲が復曲された。この曲もその一つ。そういうわけで管楽器パートの譜も残っている。笛譜が凝って書かれているのでテンポを上げられなかったのだが、強引に上げた。よって笛のパートは実演不可と思う。
歌詞:
衣替えせんや 先ん立ちや
我が衣(きぬ)は 野原篠原萩の花摺りや
先ん立ちや
雑訳:
衣替えしましょう! 流行の先端行ってみよ!
あたしのは野原篠原の花摺りよ
流行の先端行ってみよ!
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 516
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2012-11-11 20:28:11
【天皇皇后両陛下】 宮内庁書陵部をご視察両陛下は、11月8日夕方、皇室に伝わる図書や文書を管理する宮内庁書陵部の書庫を訪れ、保管作業などを視察されました。
しゅごい 飛鳥時代の経典とかあるらしいね ほー こりゃ大事な場所だね
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2013-06-23 02:41:43
天皇皇后両陛下 宮内庁書陵部で平安時代の琵琶楽譜をご覧に天皇皇后両陛下は、皇室に伝わる図書や文書を管理する宮内庁書陵部を訪れ、20年以上かけて修復された平安時代の琵琶の楽譜をご覧になりました。
6月21日 21時天皇陛下万歳! 天皇陛下万歳!! これ当時は素晴らしく美しい本だったろうな お疲れ様でござ...
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2013-10-31 14:10:43
宮内庁 古文書などの目録・画像 ネット公開へ宮内庁が保管する31万点に及ぶ皇室ゆかりの図書や文書の目録が、1日からインターネットで公開されることになりました。
公開されるのは、宮内庁書陵部が保管する古文書や絵巻物、それに古い写真などで、およそ31万点の目録がインターネットで紹介され、このうち1万点については画像も掲載されます。
中には、薩長同盟の密約の立会人となった坂本龍馬が長州藩の木戸孝允に密約を保証した裏書きや、かぐや姫を題材に江戸時代につくられた絵巻物など、国宝級の図書や文書が数多く見られます。
10月31日 5時親魏倭王の金印と645年に焼失したとされる国記と天皇記はさすがに公開できないか・・・ 貴...
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2021-11-20 10:10:02
NEUTRINOで催馬楽 葛城(かつらぎ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
葛城の寺の前なるや 豊浦の寺の西なるや
榎の葉井に 白玉沈くや 真白玉沈くや
おしとんど おしとんど
しかしてば 国ぞ栄えんや 我家らぞ 富せんや
おしとんど おしとんど おしとんど おしとんど
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
葛城の寺の前、豊浦の寺の西の
榎葉井に白い宝石が沈んでいるよ、真っ白のも沈んでいるよ
オシトンド オシトンド
そうだったら国が栄えて 家は富む
オシトンド オシトンド オシトンド オシトンド
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
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NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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2021-11-17 09:36:02
NEUTRINOで催馬楽 高砂(たかさご)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
高砂の さいさごの 高砂の
尾の上に立てる白玉 玉柳
それもがと サン ましもがと ましとがと
ねりをさみをの御衣掛けにせむ 玉柳
何にしかも サン 何にしかも 何にしかも
心もまだいけむ 百合花の さ 百合花の
今朝咲いたる初花に あはましものを さ 百合花の
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
高砂(兵庫県南部)の美人姉妹が他の奴のところへ嫁にいくのくやしー
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
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2021-11-14 08:43:02
NEUTRINOで催馬楽 山城(やましろ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。歌譜は譜が掲載されていなかったので、参考にできなかった。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
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2022-01-28 09:45:02
NEUTRINOで神楽歌 東遊歌 多家秘譜版現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
神楽歌の譜は江戸時代に書かれた多家秘書の中に含まれている秘譜を読んだ。別に神楽和琴合譜がある。
この動画では楽曲を分析し、活き活きとした演奏になるテンポを設定し、そのテンポにそぐわない奏法は排除して復元している。現代の和琴の奏法では神楽歌ではギターのアップストローク ダウンストロークに相当する奏法(順搔逆搔)で弾かれるが、常に響きが在り過ぎるので単音とした。
楽譜pdf: https://app.box.com/s/9jd79ek6y7dan2ifstzfmfq10vfnuhoi
一歌
はれな
手を調へろな、歌調へんな、盛んの音
二歌
我が背子が今朝の言では
天晴
七つ緒の八つ緒の琴を調べたることや、なをかけやまのかつらのけや
駿河歌
一段
や、うと浜に駿河なるうと浜に打ち寄せる波は七草の妹ことこそよし
二段
ことこそよし 七草の妹は ことこそよし あへる時いささ寝なんや 七草の妹ことこそよし
求子歌
千早振る 加茂の社の姫小松
あっぱれ れんれれんや れれんや れれんや れん
あっぱれの姫小松
君が代に 今そこ住める岩清水
あっぱれ れんれれんや れれんや れれんや れん
あっぱれの岩清水
多家秘譜には他諸社のための歌詞が多数書かれている。
大比礼
一段
大比礼や、大比礼の山は寄りてこそ
二段
寄りてこそ山はや 山は寄りてこそ
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-14 08:37:02
NEUTRINOで催馬楽 安名尊(あなとうと)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
江戸時代には復曲されていた曲らしい。新年と同じ旋律で歌詞が異なる。箏と琵琶の譜は平安時代末期成立だが、管楽器の譜は後世のものと思われる。催馬楽自体が一旦断絶している。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826
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NEUTRINO(ITAKO、NAKUMO)
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2021-11-22 14:51:02
NEUTRINOで催馬楽 桜人(さくらびと)2021/11/21 改訂版。旋律を修正してテンポを少し上げた。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
現代演奏されている同曲は昭和に復曲した譜を用いているため古譜とは異なる曲になっている。元になった古譜は源家のもので琵琶の古譜:三五要録伏931には掲載されていない。復曲された曲は名古屋市の無形文化財に指定されている。楽譜は桜人保存会が貸し出して雅音会が演奏している。昭和30年に当時の名古屋市長が信州で桜人の譜面を発見し、名古屋市の国文学者に依頼して復曲され、その譜が市に提供された。高麗曲の地久の破(明治撰定譜)を元にしている。
桜人考 魚山寺 羽塚堅子 昭和50年(楽譜が掲載されている)
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
桜人 その舟ちぢめ 島津田を
十町(とまち)つくれる 見て帰り来んや
そよや 明日帰り来んや
そよや
ことをこそ 明日とも言わめ をち方に
妻去るせななれば 明日もさね来じや
そよや し明日もさね来じや
そよや
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
桜(愛知県の佐良郷)の女よ その舟止めて
十も町を作っている島津田を監督して帰って来るよ
そうだ 明日帰って来るよ
そうだよ
言葉では明日と言うけれど 別の所に妻を囲っている貴方だから
明日はまぁ帰ってこないわね。
そうよ 明々後日も帰ってこないわ。
そうよ
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
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NEUTRINO(ITAKO、NAKUMO)
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2021-11-15 17:51:02
NEUTRINOで催馬楽 伊勢海(いせのうみ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
江戸時代には復曲されていた曲らしい。箏と琵琶の譜は平安時代末期成立だが、管楽器の譜は後世のものと思われる。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
伊勢の海の 白い渚の 潮貝に なのりそや摘む
貝や拾わんや 玉や拾わんや
催馬樂歌評釋 千秋季隆 早稻田大學出版部
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826
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2022-01-22 10:43:02
NEUTRINOで神楽歌 御宝歌以前に投稿したものの改訂版。
神楽笛で伴奏するので1全音低く移調。
仮名の誤読修正。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。今回の古譜は江戸時代の写。仮名の使い方から9世紀頃のものか(素人判断)。今は演奏されていない曲が含まれている。これらの歌詞は和歌なので一定の語数57577の形式である。
この動画では楽曲を分析し、通常の和歌の読み方を参考にして復曲している。各歌に装飾音が数ヶ所づつ用いられているが、それらを歌わせてもあまり効果的ではなかったのでオミットした。
現代の神楽の歌舞と比較するとテンポは速めで軽快で明るい曲調である。天の岩戸の神話でも天之受女が脱いで笑わせていたので、神道の歌舞とは元々は楽しいものだったのだろう。現代は権威を高く見せようとし過ぎている。音楽はとてもゆっくり演奏されていて原曲の味わいがさっぱりわからないし。これは国家的宗教である神道と皇室、それらを支える旧華族が、その勢力の存亡をかけて国民をマインドコントロールしているように見える。
和琴で伴奏させているがこれらの曲に対応する和琴譜は無い。神楽歌の和琴譜を参考にして適当につけた。
楽譜pdf: https://app.box.com/s/q5pi4btkvoj2yeqtzkzmy46gmpl0bcbe
曲目
鏡:
舞人の
鳴らす小鈴の鏡にぞ
写るは御代の光なりけり
横刀(太刀)
銀の
目抜きの太刀を
提げ佩きて
奈良の都を
練るは誰こそ
鉾
四方山の
人の守りにする鉾を
神の御前に
祝いつるかな
弓
八千鉾の
神の御代より
取り初めし
真弓は人の
宝なりけり
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
大和舞歌譜 宮内庁書陵部 264-440 copied in 1868
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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NEUTRINOで催馬楽 青馬(あおのま)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
青の馬放れば取り繋げ
さぁ青の馬放れば取り繋げ
しのいざやの しのいざやの
さをこが彦なる さいろんご
またいたんこの たいきのわらわの
さをこがひこなる さいろんご
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
青馬放れたら取り繋げ
鋭い矢を射る名手の孫の賽論語
怪力童子の賽論語
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
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NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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2021-11-23 10:51:02
NEUTRINOで催馬楽 庭生(にわにおうる)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
庭に生うる 唐なずなは
良き名なり ハレ
宮人の下げる袋を
己れ掛けたり
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
庭に生える唐なずなは良い名だね。
宮廷に仕える人が腰に下げている袋を
まろも下げてみたよ。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826- 65
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- 23.1
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2021-11-16 13:48:02
NEUTRINOで催馬楽 酒飲(さけをとうべて)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
酒を飲うべて 食べ酔って とうとこりしぞや(転ばないよう) 詣で来る
なよろぼいそ(ヨロめかないよう) 詣で来る
たりたな ちりやら たりらりら
仁智要録 三五要録
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO、NAKUMO)
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2022-01-05 21:32:03
NEUTRINOで神楽歌 神送り現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。神楽歌の譜は江戸時代の写を読んでいる。それらはテンポが遅すぎて退屈な現代の演奏手法で書かれている。この頃には御神楽はすでにこの演奏方法でやっていたと思われる。現代の雅楽はこの手法に原曲を合わせたから退屈なのか。
この動画では楽曲を分析し、後代に成立した奏法を排除して元々の状態に復元したものを演奏させている。手心はテンポ以外にはほぼ加えていない。変拍子が多用されるのが特徴。これが雅楽の夜多羅拍子の元ネタではないか。天武帝が全国から歌の名手を集めたのは日本全国の民謡を集めて神楽歌を作るためではなかったのか。こんなに聴き応えがあるのだからそのままやって欲しい。
星の音取
吉々利々
ききりり千歳云う白衆等聴説晨朝清浄偈や
あかぼしは 明星は くはやここなりや
なにしかも 今宵の月の ただここにますや
得銭子
とくせにこが ねやなる しめゆふひばを
誰かたおりし とくせにこや
たたらおきひばや
誰かたおりし とくせにこや
木綿作
ゆふつくる 信濃原にや 麻尋ね
ましも神ぞや あそべやあそべ
朝倉
朝倉や 木の丸殿にや 我が居れば
名乗り惜しつつや 行くは誰が子ぞ 行く人は誰
其駒
その駒ぞや 我に 我に草乞う
草は取り飼わん
くつわ取り 草は取り飼わん 水や取り飼わん
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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Clipchampテンポを上げるべきかな?後の楽拍子とは入れ換えるんだし。 1個ずつ聞くと日本語なんだけど途中は音の認識だけになる
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2021-11-14 11:23:02
NEUTRINOで催馬楽 石河(いしかわ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が添えて書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
雅楽の右方楽(高麗楽)にある石川(せっせー)の旋律を元にしているらしい。
歌詞:
(河内の)石河の高麗人に帯を盗られて、からき悔いする
いかなる、いかなる帯ぞ 花田(色)の帯の中は綿入れたる(仲は絶えたる)か?
かやるかあやるか 中は綿入れたるか(仲は絶えたるか)。。。
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 54
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2021-11-13 08:26:02
NEUTRINOで催馬楽 美濃山(みのやま)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
催馬楽は一度廃絶したのだが、室町以降?に数曲が復曲された。この曲もその一つ。そういうわけで管楽器パートの譜も残っている。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826- 52
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2021-11-14 07:54:02
NEUTRINOで催馬楽 奥山(おくやま)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
催馬楽は一度廃絶したのだが、室町以降?に数曲が復曲された。この曲は復曲されておらず、現代演奏されていない。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 50
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2021-11-06 22:18:02
NEUTRINOで催馬楽 新年(しんねん)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
江戸時代には復曲されていた曲らしい。安名尊と同じ旋律で歌詞が異なる。箏と琵琶の譜は平安時代末期成立だが、管楽器の譜は後世のものと思われる。催馬楽自体が一旦断絶している。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826
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2021-11-16 14:10:02
NEUTRINOで催馬楽 角総(あげまき)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
総角(あげまき:倭武尊の髪型)や とうとう(笛の音の擬音語)
ひろばかりや とうとう
さかりて寝たれども まろびあひにけり とうとう
かよりあひにけり とうとう
雑訳:
総角の彼 ひゃららー
家は遠く離れていて 二人の間は隔たって眠っているけど 心は一緒 ひゃららー
通い合ってる ひゃららー
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826
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2022-01-04 11:56:02
NEUTRINOで神楽歌 採物以前に投稿したものの改訂版。管楽器の音量を下げた。
早韓神の構造を長くした。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。神楽歌の譜は江戸時代の写を読んでいる。それらはテンポが遅すぎて退屈な現代の演奏手法で書かれている。この頃には御神楽はすでにこの演奏方法でやっていたと思われる。現代の雅楽はこの手法に原曲を合わせたから退屈なのか。
この動画では楽曲を分析し、後代に成立した奏法を排除して元々の状態に復元したものを演奏させている。手心はテンポ以外にはほぼ加えていない。変拍子が多用されるのが特徴。これが雅楽の夜多羅拍子の元ネタではないか。天武帝が全国から歌の名手を集めたのは日本全国の民謡を集めて神楽歌を作るためではなかったのか。こんなに聴き応えがあるのだからそのままやって欲しい。
音取
榊
歌詞:
榊葉の香を懐かしみ とめくれば
八十氏人ぞ まといせりける
雑訳:
榊の葉の香りをたどって来てみれば、神職の人たちがたくさん集まってたよ
韓神(からかみ:スサノオの孫大年神の御子)
歌詞:
みしま木綿(ゆふ) 肩に取りかけ
我 韓神のからおぎせんや
雑訳:
伊豆三島産の木綿を肩にかけ(韓風スタイル)、
韓風の神招き(ものまね?)をいってみようか!
宮中で演奏される神楽歌の採物の部分。この部分には他にも曲が多数ある。倭人が新羅の王だったことがある。これがスサノオではないか。百済、新羅からは多数の移民があったようなので、彼らを取り込むために神楽に韓風要素が入れたか。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-20 09:57:03
NEUTRINOで催馬楽 浅緑(あさみどり)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
浅緑や 濃い花田 染めかけたりと見るまでに
玉光る 下光る 新京 朱雀のしだり柳
まだ居たいとなる前裁 秋萩 撫子 からおい しだり柳
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
薄い緑、濃い紺色 たった今染め上げたように見える位に
光り輝く 平安京朱雀大路のしだれ柳
この新しい年もいつかは人々の故郷となるだろう。
庭の植え込みには 秋萩 撫子 葵 しだれ柳
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
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2021-11-23 08:53:02
NEUTRINOで催馬楽 挿櫛(さしぐし)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
挿櫛は十余り七つありしかど
たけくのじょうの
あしたとり ようさりとり
取りしかば
挿櫛もなしや さぁ公達や
雑訳:
挿櫛は十七あったのですが、
越前武生の地方行政官が
朝夕通ってエッチして持って行ってしまったので
今はもうありません
公達たち 地方官吏のこのやり様如何思う?
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826- 41
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2021-11-23 08:15:02
NEUTRINOで風俗歌 常陸(ひたち)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した琵琶の雅楽曲集(三五要録)に収録されている風俗歌の一曲。
歌の音程は琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。
前半は校訂者によって3/4拍子に統一されている。後半は譜に書かれた通りの音価で3/4と2/4が混在している。
歌詞:
常陸には 田をこそ作れ
あだ心や 兼ねぬとや君が
山を越え 野を越え
雨夜来ませる
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
常陸(茨城県)には 田を作れ
私はあなた(夫)に言われて田の面倒をみて
働いているのに
あなた(夫)の元には山野を越えて別の女(あま)が通う。
ちょームカつく!!
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
風俗譜(三五要録) 巻之十三 宮内庁書陵部 伏859
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部 1905
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2021-11-20 19:28:02
NEUTRINOで催馬楽 浅水橋(あさんづ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
浅水の橋のとどろとどろと
降りし雨の ふりにし我を
誰ぞこの 仲人(なかびと)立てて
御許(みもと)のかたち
しょうそくし とぶらひにくるや
さぁ公達や
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
浅生津(福井県鯖江市)の橋に轟く様に降る雨のように
盛りを過ぎたアタシ
誰か仲人になってアタシを紹介して
殿方を寄越して下さい
貴族の殿方達よろしく!
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
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NEUTRINO(ITAKO)
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2021-11-07 14:17:02
NEUTRINOで催馬楽 難波海(なんばのうみ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が添えて書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 40
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2021-11-07 13:48:02
NEUTRINOで催馬楽 無力蝦(ちからなきかえる)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
古代の日本にはチャンパ(現在のベトナム付近)伝来の林邑楽(仏教系舞楽)や中華帝国の宴会用の燕楽、朝鮮半島付近の国家の音楽、中華帝国西域の周辺国の音楽等が入ってきていた。それらを中華系の曲を中心に左方楽、朝鮮半島由来の曲を中心に右方楽としてまとめた。本来朝鮮半島由来の曲には箏が用いられていなかったが、古代日本では箏を付けていた。その右方楽の中に大道芸(散楽ー現在の能へ発展した)のBGMとして用いられた吉桿(きかん)という曲の旋律に歌詞をつけたのがこの曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 40
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2021-12-27 19:39:02
NEUTRINOで田舞現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
読んだ譜は江戸時代のもの。田舞は戦国時代に断絶し、室町、江戸時代に復興された。
破と急からなる。急は”や”と掛け声を入れてから歌い始めるので、神楽歌の早歌や今様と同じ形式。
急の下の句は”やすらいはなや”となっている。やすらい花祭と関係があるか?
歌詞
破:
汝も繁や
若苗取る手やは
白玉取る手こそ
白玉勿揺や
急:
や 富草の花や
や 酒納へ粉納へ
や 取る麿も安ら
や 酒納へ粉納へ
や 引く麿も安ら
や 磐占めて千代ふる神の
や 夫婦にせんや
や 白い花や
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
倭舞歌並大嘗会田舞歌譜 宮内庁書陵部 鷹265 1764
雅楽譜 宮内庁書陵部 163-635 p.189以降
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-12-14 21:57:04
NEUTRINOで神楽歌 人長式 多家秘譜版現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
神楽歌の譜は江戸時代に書かれた多家秘書の中に含まれている秘譜を読んだ。それらはテンポが遅すぎて拍子のハッキリしない退屈な現代の演奏手法で書かれている。
この動画では楽曲を分析し、活き活きとした演奏になるテンポを設定し、そのテンポにそぐわない奏法は排除して復元している。折る手と摘み手は残している。現代の和琴の奏法では神楽歌ではギターのアップストローク ダウンストロークに相当する奏法(順搔逆搔)で弾かれるが、常に響きが在り過ぎるので単音とした。
楽家錄にはこの動画よりさらに遅いテンポの演奏に合わせるためのハッタリ技法が書かれているように見える。
多家の神楽歌も民謡の影響を残していておもしろい。現代の神楽歌はどうしてあのようにトロトロたらたらつまらなく演奏しているのだろうか?技量がそもそも無いからか、そのくせ威厳だけは山盛り欲しいからか?
音取
庭燎
歌詞:
深山にはあられ降るらし 門山なる
阿知女
歌詞:阿知女 おおおお
宮中で演奏される神楽歌の神迎えの部分。阿知女(巫女:天皇の妻)に天之受女を降ろすところまで。天之受女は神話に出てくる芸能の神。すぐ脱ぐ芸風。
”あぢめ”と呼びかけると巫女が”おおおお”と返事する。女人の応え方ではないので神憑きの状態での返事か。この後に続く神楽歌は民謡調。聴き応えがある。つまり御神楽とは芸能の神を巫女に憑依させて行う歌謡ショー。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-20 18:53:02
NEUTRINOで催馬楽 真金吹(まかねふく)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
真金吹く 吉備の中山 帯にせるナヨヤ
ライシナヤ ライシナヤ
帯にせる 帯にせる ハレ
帯にせる 細谷川 音のさやけさや
ライシナヤ ライシナヤ
音のさや 音のさやけさや
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
金が取れる吉備(岡山県と広島県東部)の中山を
帯の様に廻り流れる細谷川の清々しい音 気持ちいい。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
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NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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2021-11-07 14:24:02
NEUTRINOで催馬楽 田中井戸(たなかのいど)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61- 38
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2021-11-22 07:59:02
NEUTRINOで風俗歌 鳴高(なりたかし)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した琵琶の雅楽曲集(三五要録)に収録されている風俗歌の一曲。
歌の音程は琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。
歌詞:
鳴り高しや 鳴り高し
大宮近くて 鳴り高し
あわれの 鳴り高し
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
大きい音!!
御殿の中だと音大きいね!
聴き応えはあるんだけど音大きい!
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
風俗譜(三五要録) 巻之十三 宮内庁書陵部 伏859
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部 1905
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NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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2021-11-18 11:46:02
NEUTRINOで風俗歌 我門(わがかど)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した琵琶の雅楽曲集(三五要録)に収録されている風俗歌の一曲。
歌の音程は琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。
歌詞:
我が門のや しだる小柳(こやなぎ)
サ ハレ トウトウ しだる小柳 しだるかいてば ナヨヤ
しだる小柳
しだるかいてばや 国ぞ富みせむ
郡ぞ栄えむ 里ぞ富みせむ 我家ぞ冨みせむや
しだる小柳
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈
千秋季隆
早稻田大學出版部
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
風俗譜(三五要録) 巻之十三 宮内庁書陵部 伏859
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部 1905
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NEUTRINO(NAKUMO)
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2021-11-14 08:32:03
NEUTRINOで催馬楽 蓆田(むしろだ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
催馬楽は一度廃絶したのだが、室町以降?に数曲が復曲された。この曲もその一つ。そういうわけで管楽器パートの譜も残っている。
歌詞:
蓆田(むしろだ)の やー 蓆田の
五貫川(いつぬきがわ)に やー 住む鶴の
住む鶴の やー 住む鶴の
千歳(ちとせ)をかねてぞ 遊び合える
万代(よろずよ)かねてぞ 遊び合える
出典:
催馬樂歌評釋 千秋季隆 早稻田大學出版部
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
催馬楽曲笛譜 宮内庁書陵部 266-939
篳篥伝授譜 宮内庁書陵部 伏802
六調子並催馬楽譜 笙 附箏輪説 宮内庁書陵部 伏826良いアドバイス!ありがとー コメント欄に歌詞を書いてもらうと聞きやすくなると思います!よろしければ
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2022-01-04 11:17:03
NEUTRINOで神楽歌 採物 多家秘譜版現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
神楽歌の譜は江戸時代に書かれた多家秘書の中に含まれている秘譜を読んだ。それらはテンポが遅すぎて拍子のハッキリしない退屈な現代の演奏手法で書かれている。
この動画では楽曲を分析し、活き活きとした演奏になるテンポを設定し、そのテンポにそぐわない奏法は排除して復元している。折る手と摘み手は残している。現代の和琴の奏法では神楽歌ではギターのアップストローク ダウンストロークに相当する奏法(順搔逆搔)で弾かれるが、常に響きが在り過ぎるので単音とした。
楽家録にはこの動画よりさらに遅いテンポの演奏に合わせるためのハッタリ技法が書かれているように見える。
音取
榊
歌詞:
榊葉の香を懐かしみ とめくれば
八十氏人ぞ まといせりける
雑訳:
榊の葉の香りをたどって来てみれば、神職の人たちがたくさん集まってたよ
韓神(からかみ:スサノオの孫大年神の御子)
歌詞:
みしま木綿(ゆふ) 肩に取りかけ
我 韓神のからおぎせんや
雑訳:
伊豆三島産の木綿を肩にかけ(韓風スタイル)、
韓風の神招き(ものまね?)をいってみようか!
宮中で演奏される神楽歌の採物の部分。この部分には他にも曲が多数ある。倭人が新羅の王だったことがある。これがスサノオではないか。百済、新羅からは多数の移民があったようなので、彼らを取り込むために神楽に韓風要素が入れたか。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-22 07:36:02
NEUTRINOで風俗歌 大鳥(おおとり)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した琵琶の雅楽曲集(三五要録)に収録されている風俗歌の一曲。
歌の音程は琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。
歌詞:
大鳥の羽に ヤレナ 霜降れり ヤレナ
誰かさいう 千鳥ぞさ言う
鷃(かやくき)ぞさ言う
ミトサギぞ 都より来てさ言う
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
大鳥の羽に霜が降ったんだって
それは珍しい。誰がそう言ってた?
千鳥がそう言ってた
かやくきも
ミトサギは都からわざわざ来てそう言ってた
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
風俗譜(三五要録) 巻之十三 宮内庁書陵部 伏859
催馬楽歌東遊歌風俗歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部 1905
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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2021-12-14 19:42:03
NEUTRINOで神楽歌 人長式和琴に誤った音が用いられていたので修正。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。神楽歌の譜は江戸時代の写を読んでいる。それらはテンポが遅すぎて退屈な現代の演奏手法で書かれている。江戸時代初めの雅楽復興の頃に書かれた楽家録はあまり役に立たない。この頃には御神楽はすでにこの演奏方法でやっていたと思われる。現代の雅楽はこの手法に原曲を合わせたから退屈なのか。
この動画では楽曲を分析し、後代に成立した奏法を排除して元々の状態に復元したものを演奏させている。手心はテンポ以外にはほぼ加えていない。かなり民謡調でおもしろいし、驚いた。3/4、5/4拍子など変拍子が多用されるのが特徴。これが雅楽の夜多羅拍子の元ネタではないか。天武帝が全国から歌の名手を集めたのは日本全国の民謡を集めて神楽歌を作るためではなかったのか。こんなに聴き応えがあるのだからそのままやって欲しい。
音取
庭燎
歌詞:
深山にはあられ降るらし 門山なる
阿知女
歌詞:阿知女 おおおお
宮中で演奏される神楽歌の神迎えの部分。阿知女(巫女:天皇の妻)に天之受女を降ろすところまで。天之受女は神話に出てくる芸能の神。すぐ脱ぐ芸風。
”あぢめ”と呼びかけると巫女が”おおおお”と返事する。女人の応え方ではないので神憑きの状態での返事か。この後に続く神楽歌は民謡調。聴き応えがある。つまり御神楽とは芸能の神を巫女に憑依させて行う歌謡ショー。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-12-13 10:46:02
NEUTRINOで神楽歌 小前張と雑歌現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。神楽歌の譜は江戸時代の写を読んでいる。それらはテンポが遅すぎて退屈な現代の演奏手法で書かれている。この頃には御神楽はすでにこの演奏方法でやっていたと思われる。現代の雅楽はこの手法に原曲を合わせたから退屈なのか。
この動画では楽曲を分析し、後代に成立した奏法を排除して元々の状態に復元したものを演奏させている。手心はテンポ以外にはほぼ加えていない。3/4、5/4拍子など変拍子が多用されるのが特徴。
小前張阿知女
阿知女
おおおお
おけ
雑訳:
あぢめ
はーい
やれ!
薦枕(こもまくら)
薦枕 高瀬の淀にや
誰が 贄人ぞ
鴫突き昇る 網下ろし さでさし昇る
漁から自分たちでするってどこの料理人?
笹波
さざなみや 滋賀の唐崎や
みしねつく おみなのいささや
それもがも かれもがも
いとこせに まいとこせにせん
雑訳:
滋賀の唐崎の稲巻く良い女
妻にしたい!
千歳
千歳 万歳
早歌
雑訳:
どこ泊まる?
あの山越えてから
深山の小葛
くれくれ小葛
鷺の首とろうと、、、
長過ぎるだろ
あかぎれ踏むなよ、ちび助
目はついてるよ、兄者
谷から行くなら丘から行こう
丘から行くなら谷から行こう
等々
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-12-14 12:57:02
NEUTRINOで神楽歌 秘曲:幣 閑屋 磯等現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。神楽歌の譜は江戸時代の写を読んでいる。それらはテンポが遅すぎて退屈な現代の演奏手法で書かれている。この頃には御神楽はすでにこの演奏方法でやっていたと思われる。現代の雅楽はこの手法に原曲を合わせたから退屈なのか。
この動画では楽曲を分析し、後代に成立した奏法を排除して元々の状態に復元したものを演奏させている。手心はテンポ以外にはほぼ加えていない。3/4、5/4拍子など変拍子が多用されるのが特徴。
現在では新嘗祭にのみ用いられる3曲の秘曲。これらは恒例の御神楽で歌われる曲の歌詞を代えて歌われる。幣は榊、閑野と磯等は薦枕の旋律を用いている。国文学研究の分野では皇族が介入して彼らやその傘下の旧貴族の立場を悪くする研究をさせないように働きかけている。彼らに従わないと干される。学問の自由は国家最高権威によって犯されているのが現状。僕の古譜を読む研究にも待ったがかかったが無視している。
幣(みてぐら)
幣は我がにはあらず
天に居す豊おか姫の神の幣
閑野(しずや)
閑野の小菅(こすげ)
鎌以って刈らば生ひんや
磯等(いそら)
磯等ヶ崎に 鯛釣る海人の
わぎ(我)も子がためと 鯛釣る海人の
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌についても調べたら同様だった。
参考文献
神楽歌和琴合譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 8
多家秘譜 豊田市中央図書館 一般デジタル 国7 3‐1 3
神楽東遊歌譜 宮内庁書陵部 伏1521
神楽歌 国文学研究資料館 書誌ID:200022893
謡物評釈 : 神楽歌評釈 千秋季隆 早稲田大学出版部
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-09 12:33:02
NEUTRINOで雅楽 石上流泉(いしがみりゅうせん)歌詞付藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した琵琶のための雅楽曲集:三五要録に収録されている曲。琵琶の独奏曲と考えられているが、シンプル過ぎて独奏で聞ける程の内容が無い。
曲の構造上カノン(輪唱)で演奏できるのでやってみたらなかなかおもしろかった。今井通郎氏の論文で”仏典の経文を歌詞にしていた”とあったのでやってみた。冒頭はソロ、その後(1:42 〜)2声カノン、3声カノン。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。譜面は明治に選出、編曲された明治撰定譜を使っている。古代に演奏されていた雅楽はこんなに退屈な曲だったのか?現存している古代の譜面(古譜)をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
平安文学に現れた楽器 今井通郞 1962- 34
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2021-11-22 21:21:03
NEUTRINOで催馬楽 河口(かわぐち)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
河口の関のあら垣や 関のあら垣や
守れども ハレ
守れども い出て 我寝ぬや
い出て 我寝ぬや
関のあら垣
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
警備の厳しい伊勢国一志郡の関のあら垣を守っているけど
上手く抜け出して エッチしてるよ
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(NAKUMO)
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Audacity
Clipchamp- 33
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2021-11-22 20:58:02
NEUTRINOで催馬楽 紀伊州(きのくに)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
紀の国の しららの浜に 真しららの浜に
降り居るカモメ ハレ その玉持ってこ
風しも吹いたれば なごりしも立てれば
みな底きりて ハレ その玉見えず
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
紀伊の名所のしららの浜に
降り居るカモメ その玉持って来ーい!
風が吹いてきた その余波もなくなった後には
水底濁って その玉見えなくなちゃったよ。。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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Clipchamp- 33
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2022-01-23 20:25:02
NEUTRINOで神楽歌 大和舞歌譜より抜粋以前に投稿したものの改訂版。
1全音下に移調。酒殿歌、田植歌追加。
現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。今回の古譜は江戸時代の写。仮名の使い方から9世紀頃のものか(素人判断)。今は演奏されていない曲が含まれている。これらの歌詞は和歌なので一定の語数57577の形式である。字余りが時々ある。
この動画では楽曲を分析し、通常の和歌の読み方を参考にして復曲している。
和琴で伴奏させているがこれらの曲に対応する和琴譜は無い。神楽歌の和琴譜を参考にして適当につけた。一二歌は和琴譜が歌譜に書かれていた。
楽譜pdf: https://app.box.com/s/q5pi4btkvoj2yeqtzkzmy46gmpl0bcbe
曲目
虚見津
大和の国は
神からし
尊くあるらし
この舞見れば
御饌を
祝い取り来て
炊屋に
豊御饌炊しぐ
音は轟に
この神酒は
我が神酒ならず
大和なる
大物主の
醸し神酒なり
幾久幾久
宮人の
大終夜すがらに
いざ通し
雪の宜しも
大終夜すがらに
一二歌
ひと ふた み よ いつ む
なな や ここのたり ももちよろず(百、千 万)
酒殿歌
酒殿は
今朝はな掃きそ
舍人女の
裳引き裾引き
今朝は掃きてき
あなおもしろ
あな楽し
あなさやけ(晴明)
我が種植よう
苗種植よう
女の手に
手を取りて
拾い取るぞよ
神降歌
あわりめ
ゆはせともうさぬ
浅雲に
天津神 国津神(てつがみ ちつがみ)
降りましませ
きむつみくもに
香り増しませ
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌、神楽歌についても調べたら同様だった。
参考文献
大和舞歌譜 宮内庁書陵部 264-440 copied in 1868
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
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2021-11-14 10:56:02
NEUTRINOで催馬楽 老鼠(おいねずみ)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
別名”西寺(にしでら)”
不出来な先人に聞かせたい一曲。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO、NAKUMO)
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2021-11-20 19:09:02
NEUTRINOで催馬楽 大宮(おおみや)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
大宮の西の小路(こんぢ)に
あやめこんだり さやめこんだり
タリヤリタンナ
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
大宮の西の小路に
菖蒲(あやめ)がすんごい生えとるよ
タリヤリタンナ(笛の譜 仮名譜 唱歌の譜)
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO, NAKUMO)
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Clipchamp- 29
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2022-01-03 13:29:02
NEUTRINOで朗詠 多家秘書より抜粋現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。今回の古譜は江戸時代の写。これらの歌は和歌ではなく57577の定形ではない。大和舞歌譜の読み方を参考にして読み直した。各歌に装飾音が数ヶ所づつ用いられているが、それらを歌わせてもあまり効果的ではなかったのでオミットした。
多家秘書には他にも譜があるが、音程が書かれていない。”君が代”も含まれているが音程が書かれていない。今回は音程の書かれているものだけを読んだ。
曲目:
嘉辰
徳是
東岸
二星
新豊
松根
池冷
暁梁王
九夏
一声
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
唐楽以外の高麗楽、林邑楽、催馬楽、風俗歌、神楽歌についても調べたら同様だった。
参考文献
大和舞歌譜 宮内庁書陵部 264-440 copied in 1868
NEUTRINO(東北イタコ、ナクモ)
Audacity
Flat
Clipchamp- 28
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2021-11-22 20:44:03
NEUTRINOで催馬楽 鷹山(たかやま)現代、人間によって演奏されている非常に退屈な雅楽。その古譜をDTMで復元したらどんな音楽がでてくるかやってみた。
藤原師長(1138-1192)が1177以降に編集した箏と琵琶の雅楽曲集(仁智要録、三五要録)に収録されている催馬楽の一曲。
歌の音程は箏、箏、琵琶譜に歌詞が書かれているので、それから取った。フレーズの長さは歌譜の表記から推定した。
歌詞:
鷹山に鷹を放ち上げて
をくよしをなみ アハレ
をくをなみ ハレ
をくをなみ わがす
我がする時に 逢えるせなかも
催馬樂歌評釋
千秋季隆
早稻田大學出版部
雑訳:
高山に鷹を放して逃がしてしまった
戻っておいで あぁ。。。
鷹を逃がしてしまってどうしようと思い悩んでいる時に
あなた(夫)が来てくれたのよ。
元ネタ
英国の音楽学者ピッケン博士のMusic from Tang court。
前世紀、日本に現存する雅楽の古譜の中に古代中華帝国の宴会用の曲(唐楽)が残存していることに気づいた博士はそれらを分析し、現代の日本の雅楽曲が元々のテンポより4~12倍遅く演奏されていると言及した。
ネット経由で見れる古譜を調べてみたら本当にそうだった。そこで唐楽以外の高麗楽、林邑楽について調べたらこちらも同様だった。歌ものの催馬楽については現在調査中。今のところ現在演奏されているものと古譜に書かれている曲はかなり異なる。
参考文献
仁智要録 宮内庁書陵部 伏865
三五要録 宮内庁書陵部 伏931
催馬楽 宮内庁書陵部 08_50-11_61
これらはネット越しに見れます。
フリーソフトウェアを使って作っています。
NEUTRINO(ITAKO)
Flat
Audacity
Clipchamp- 27
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