タグ青空文庫朗読を含む動画:216件 5ページ目を表示
2024年5月18日 06時23分に生成された05時00分のデータです
2021-01-22 06:00:00
【甲賀三郎 傑作選】黄鳥の嘆き~二川家殺人事件(3)完3分割のうちの3(完)
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/kougasaburou-kouchononageki- 42
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-21 06:00:00
【甲賀三郎 傑作選】黄鳥の嘆き~二川家殺人事件(2)3分割のうちの2
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/kougasaburou-kouchononageki- 36
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-20 06:00:00
【甲賀三郎 傑作選】黄鳥の嘆き~二川家殺人事件(1)3分割のうちの1
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/kougasaburou-kouchononageki- 57
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-19 06:00:00
【甲賀三郎 傑作選】琥珀のパイプ- 90
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-18 05:00:00
【甲賀三郎 傑作選】蜘蛛- 94
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-16 06:00:00
【夢野久作 傑作選】瓶詰地獄極楽鳥が舞い、ヤシやパイナップルが生い繁る、南国の離れ小島。
だが、海難事故により流れ着いた可愛らしい二人の兄妹が、この楽園で、世にも戦慄すべき地獄に出会ったとは誰が想像したであろう。それは、今となっては、彼らが海に流した三つの瓶に納められていたこの紙片からしかうかがい知ることは出来ない…
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/yumenoqsaku-bindumejigoku好き
- 144
- 10.7
- 10.7
- 00.0
2021-01-15 06:00:00
【夢野久作 傑作選】押絵の奇蹟看護婦さんの眠っております隙を見ましては、拙ない女文字を走らせるので御座いますから、さぞかしお読みづらい、おわかりにくい事ばかりと存じますが、取り急ぎますままに幾重にもおゆるし下さいませ。あれから後、お便り一つ致しませずに姿をかくしました失礼のほど、どんなにか思し召しておいでになりますでしょう。
どう致しましたならばお詫びが叶いましょうかと思いますと胸が一パイになりまして、悲しい情ない思いに心が弱って行くばかりで御座いました。そうしてやっとの思いで一昨晩コッソリと帰京致しますと、すぐにあれから後の新聞を二三通り取り寄せまして、次から次へと繰り返して見たので御座いますが、私の事につきましていろいろと出ております新聞記事と申しますのが又いずれ一つとして私の心を責めさいなまぬものは御座いませんでした。
あの、丸の内演芸館で催されました明治音楽会の春季大会の席上で、突然に私が喀血しまして、程近い綜合病院に入院致しますと、その夜のうちに行方不明になりました事に就きまして、新聞社や、そのほかの皆様から寄せて頂いております御同情の勿体なさ。
それから又、最後までお世話になっておりました岡沢先生御夫婦の親身も及びませぬ痛々しい御心配なぞ……そうして、そのような中に、とりわけても貴方様が、あの時から後、心ならずも貴方様から離れて行きました私の罪をお咎めになりませぬのみか、数ならぬ私の事を舞台を休んでまで御心配下さいまして、いろいろと手を尽して私の行方をお探しになっておりますうちに、思いもかけませず私と同じように喀血をなされました。
そうして同じ丸の内の綜合病院に、御入院になりまして、私の名前を呼びつづけておいで遊ばすという事を「処もおなじ……」という雑報欄の記事で拝見致しました時の心苦しさ……。そうしてそれと同時にあなた様と私とが斯様かように同じ運命の手に落ちて参りまして、おなじ病気にかかって同じように血を吐く身の上になりましたことが、けっして偶然でありませぬ事を思い知りました時の空怖ろしさ……
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/kanaduchi-oshienokiseki- 217
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-14 06:00:00
【小酒井不木 傑作選】卑怯な毒殺- 75
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-13 06:00:00
【小酒井不木 傑作選】愚人の毒- 70
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-12 07:33:09
【小酒井不木 傑作選】闘争- 74
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-11 06:00:00
【小酒井不木 傑作選】ある自殺者の手記- 77
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-10 05:57:46
【小酒井不木 傑作選】死の接吻その年の暑さは格別であった。ある者は六十年来の暑さだといい、ある者は六百年来の暑さだと言った。でも、誰も六万年来の暑さだとは言わなかった。
中央気象台の報告によると、ある日の最高温度は華氏百二十度であった。摂氏でなくて幸福である。
「中央気象台の天気予報は決して信用出来ぬが、寒暖計の度数ぐらいは信用してもよいだろう」と、信天翁あほうどりの生殖器を研究して居る貧乏な某大学教授が皮肉を言ったという事である。
東京市民は、耳かくしの女もくるめて、だいぶ閉口したらしかった。熱射病に罹かかって死ぬものが日に三十人を越した。一日に四十人ぐらい人口が減じたとて大日本帝国はびくともせぬが、人々は頗すこぶる気味を悪がった。
何しろ、雨が少しも降らなかったので、水道が一番先に小咳こぜきをしかけた。
日本人は一時的の設備しかしない流儀であって、こういう例外な暑い時節を考慮のうちに入れないで水道が設計されたのであるから、それは当然のことであった。
そこで水が非常に貴重なものとなった。それは然しかし、某大新聞が生水宣伝をしたためばかりではなかった。氷の値が鰻上りに上った。N製氷会社の社長は、喜びのあまり脳溢血を起して即死した。
然し製氷会社社長が死んだぐらいで、暑さは減じなかった……
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/fuboku-shinoseppun- 87
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-09 06:00:00
【小酒井不木 傑作選】ジェンナー伝いまからおよそ百五十年前のことです。英国南部のバスという市まちで、ある夜盛大せいだいな晩餐会が開かれました。
集まったものは、政治家、実業家、医師、軍人など数十人、いわゆるそのまちおよびその付近で、名をあげている人ばかりでありました。当時まだ電燈は発明されておりませんでしたから、いく本かの美しい装飾をほどこした銀色の燭台しょくだいが、テーブルの上に立て並べられ、こうこうたる光のもとにいとも静粛に、食事がすまされました。
食後人々はテーブルをかこんだまま、紅茶こうちゃをすすりながら、いろいろの話にふけりました。と、いつのまにか、すみの方で議論めいた口調で話すものがありましたので、一同は、言いあわせたように、口をつぐんで、その議論に耳を傾かたむけました。
「無論、私わたくしは炎ほのおの中の方が熱いと思います」とひとりの紳士しんしがいいました。
「そうじゃありませんよ。やっぱり炎を少しはなれたところの方がかえって熱いですよ」と、他の紳士が反対しました……
★文字起こし: http://urban-legend.tsuvasa.com/fuboku-jenner- 88
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-08 05:45:34
【小酒井不木 傑作選】犬神私にもしポオの文才があったならば、これから述べる話も、彼の「黒猫」の十分の一ぐらいの興味を読者に与えることが出来るかもしれない。
しかし、残念ながら、私はこれ迄、会社員をした経験があるだけで、探偵小説を読むことは好きであったが、二十五歳の今日に至るも、一度もこうした物語風のものに筆を染めたことはないのである。
けれども私は、いま真剣になって筆を執とって居る。薄暗い監房に死刑の日を待ちながら、私が女殺しの大罪を犯すに至った事情を忠実に書き残して置こうと思って、ペンを走らせて居るのである。
私はただ事実のありのままを書くだけであって、決して少しの誇張も潤色もしないつもりであるが、読者は、こんな話はあり得うべからざることだと思われるかもしれない。又、私を診察した医者に言わせれば私の精神は今なお異常を来きたして居るのかも知れない。
然しとにもかくにも、私は、私の現在の精神状態で、嘘でないと思うことを書こうと欲して、紙面に向って居るのである。
私がこれから読者に伝えようとする話は、実はポオの「黒猫」の内容に頗すこぶる似通って居る。
私の話では、黒猫の代りに犬が中心となって居て、事件の起り方に甚はなはだ似にかよった所がある。だから、読者はことによると「黒猫」を模倣した虚偽の物語だと判断されるかも知れない。
けれど、私は、そう判断されても少しもかまわない。
かまわないどころか、むしろ、「黒猫」の模倣だといわるれば、却かえって私にとって、それに越した幸福はないのである。
何となれば、私のつたない文章は、巨匠のそれに比して、あまりにも見すぼらしいものであるからである……
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/fuboku-inugami- 98
- 00.0
- 00.0
- 00.0
2021-01-07 06:00:00
【夢野久作 傑作選】キチガイ地獄……やッ……院長さんですか。どうもお邪魔します。
ええ。早速ですが私の精神状態も、御蔭様でヤット回復致しましたから、今日限り退院さして頂こうと思いまして、実は御相談に参りました次第ですが……どうも永々御厄介に相成りまして、何とも御礼の申上げようがありません。……ええ。それから入院料の方は、自宅へ帰りましてから早速、お届けする事に致したいと思いますが……。
……ハハア……いかにも。なるほど。事情をお聞きにならない事には、退院させる訳には行かぬと仰有おっしゃるのですね。イヤ。重々ごもっともです。それでは事情を一通りお話し致しますが……しかし他人ほかへお洩らしになっては困りますよ。何しろ私の生命いのちにかかわる重大問題ですからね……。
ナル……成る程。患者の秘密を一々ほかへ洩らしたら、医者の商売は成り立たない。特に病院というものは、世間の秘密の保管倉庫みたようなもの……イヤ。御信用申上げます。御信用申上るどころではありません。
それでは事実を打ち割って告白致しますが、何を隠しましょう、私は殺人犯の前科者です。破獄逃亡の大罪人です。婦女を誘拐ゆうかいした愚劣漢であると同時に、二重結婚までした破廉恥はれんち
極まる人非人……。
イヤ。お笑いになっては困ります。そんな風にお考え下さるのは重々感謝に堪えない次第ですが、しかし事実を枉まげる事は断然出来ませぬ。御承知の通り現在、只今の私は、北海道の炭坑王と呼ばれていた谷山家の養嗣子、秀麿ひでまろと認められている身の上ですからね。私の実家も、定めし立派な身分家柄の者であろうと、十人が十人思っておられるのは、むしろ当然の事かも知れませんが、遺憾ながら事実は丸で正反対……と申上げたいのですが、実はもっとヒドイのです。その証拠に、私が谷山家に入込みました直前の状態を告白致しましたら、誰でも開いた口が塞がらないでしょう。
私は大正×年の夏の初めに、原因不明の仮死状態に陥ったまま、北海道は石狩川の上流から、大雨に流されて来た、一個のルンペン屍体したいに過ぎなかったのです……
しかも頭髪や鬚を、ぼうぼうとはやした原始人そのままの丸裸体で、岩石のこすり傷や、川魚の突つき傷を、全身一面に浮き上らせたまま、エサウシ山下の絶勝に臨む、炭坑王谷山家の、豪華を極めた別荘の裏手に流れ着いて、そこに滞在していた小樽タイムスの記者、某の介抱を受けているうちに、ヤット息を吹き返した無名の一青年に過ぎなかったのです……
★文字起こし:http://urban-legend.tsuvasa.com/yumenoqsaku-kichigaijigoku- 128
- 10.8
- 10.8
- 00.0
2020-08-07 19:00:00
朗読テスト 飴だま青空文庫より、新美南吉さんの飴だまを朗読させていただきました。<br>
短時間録音故低クォリティかつ誤読とリップノイズが入っておりますことご了承お願いします。<br>
お話の内容はとてもほっこりしました。- 41
- 00.0
- 00.0
- 00.0