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2024年6月23日 07時10分に生成された05時00分のデータです
2023-09-20 21:59:02
バッハ:カンタータ第199番「わが心は血の海に漂う」BWV199Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ydCKpBxdB8w)。
バッハのカンタータ「わが心は血の海に漂う」BWV199は1713年、この年の三位一体節後第11日曜日であ
る8月27日にヴァイマルで初演されました。バッハのカンタータの中では比較的早い時期の作品ですが、20
世紀になってデンマークで自筆総譜が発見されるまでは存在が知られていなかったため、完成された教会カ
ンタータの中では最後の番号であるBWV199が付けられました(この後の番号の教会カンタータBWV200は
未完成)。
この日の福音書章句はルカによる福音書から「ファリサイ派の人と徴税人」の例えで、全8曲の本作もその
章句に沿って前半が徴税人の改悛につながる暗い歌詞から始まり、前半は切々と絶望や悔恨の情が歌われ、
後半は慰めから神の救済、そして救われたことによる喜ばしさが歌われます。
音楽的にはレチタティーヴォとアリアが交互に歌われ、途中の第6曲が合唱コラールとなっており、バッハ
が合唱コラールを終曲に据えるコラール・カンタータの様式を確立する以前の作品であることがうかがえま
す。しかし、バッハはこの曲に愛着があったようで、何度か改訂した上で、バッハの生前に再演を3回行っ
ていたことが確認されています。特に最後の再演である1723年8月8日には、同じ福音書章句に基づいて作
曲されたBWV179の初演にあわせて演奏されており、前半が本作、後半がBWV179の初演という順番で演奏
されました。
マグダレナ・コジェナー(ソプラノ)
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ- 33
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1970-01-01 09:00:00
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