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2024年5月11日 06時22分に生成された05時00分のデータです
2021-02-05 18:23:02
匠の技 X 動画配信でファン作り すし職人の挑戦コロナで厳しい状況が続く中でも、お客さんが続々と来店。
人気すし店の主人がさばくのは、魚だけではない。
1本のマグロから数百グラムしか取れないカマトロの刺し盛りや冬の味覚の代表格、クリーミーな味わいが特徴なトラフグの白子てんぷら。
撮影しているのは、現役のすし職人。
来店客からは「『いつも見ています』みたいな、告白しちゃうくらいの感じ」、「料理の面白さ・すごさを感じた」などといった声が聞かれた。
感染再拡大という逆風が吹く中、店をオープン。
そのきっかけは、すし職人がさばいたこだわりの調理動画だった。
東京・渋谷にあるすし店「銀座渡利」。
毎朝市場に出向き、その日ベストな魚介類を厳選。
旬の味を提供する人気店だが、店主の渡邉哲也さん(33)には、もう1つの顔がある。
閉店後、総額40万円ほどする2台のカメラと照明機材を用意して始めたのは、YouTubeで配信する動画の撮影。
これまでに、すしの握り方をはじめ、マグロの筋の切り方など134本の動画を公開。
銀座で修行中の2020年3月に開設したチャンネルは、現在(4日時点)で登録者数およそ7万人。
渡邉さんは、ユーチューバーとしても活躍している。
銀座渡利・渡邉哲也店主「周りの職人さんに言っても、『何やっているんだ』と。でも、逆にそれが面白いかなと思った」
自分の店を持つのはしばらく先だと思っていたが...。
渡邉哲也店主「(動画を通し)不特定多数の方に僕の存在を知ってもらえたことが大きくて、店舗を間借りできたのも、(すし店の)オーナーが、僕のYouTubeを見て声をかけてくれた」
動画を見たすし店のオーナーから声をかけられ、個室スペースを間借りする形で2020年10月に店をオープンすることができた。
さらに、動画配信の強みは、感染拡大でいっそう難しくなった集客にも生かされている。
来店客「丁寧に食材を扱う方だなと、そこから(動画を)ずっと見ています」
初めて来店する客のおよそ3割は、チャンネル登録者。
動画をきっかけに来店した人は、「動画だけで、『この人、ほかの料理人と違うな』というのがあった。仕事の丁寧さとか。来てみたら、言えば(作り方など)教えてくれるし」、「嵐が好きな人だったら、嵐の○○くんがここですしを握ってますみたいなこと。『動画で見ていた方の食べられるんだ』みたいな」などと話した。
動画を見ることで、店や料理に対して安心感や親近感を持ってもらえるという。
渡邉哲也店主「パソコン・スマホ1つあれば店を作れるぞと。僕としては良い波に乗れた。『銀座渡利』というアカウントを作ったので、銀座ですし屋を開きたい。それが夢というか目標」ちょっとしたアイデアで集客できるのは、ライバル店がコロナで次々閉店しているから、今がチャンス+
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