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2012-08-06 00:00:01
90年代、北朝鮮で何が起こったのか?最悪の飢餓を内部映像が記録 (28分)90年代、北朝鮮全土を覆った飢饉。2~300万にものぼる人びとが命を落としたともいわれる。飢餓と社会混乱のなかで、いったい何が起きていたのか。北朝鮮人が隠しカメラで克明に記録した飢餓の実態と、北朝鮮を脱出し中国に潜伏する脱北難民たちの証言を通して、人びとがおかれている過酷な現実を伝える。
撮影:アン・チョル、キム・ホン、石丸次郎
ナレーション:魚住由紀 編集:坂本卓 (28:00 制作:2007年) (C) ASIAPRESS
世界で初めて北朝鮮大飢饉の実態を映像で暴いたのは、アン・チョルという名の20代の北朝鮮青年だった。石丸次郎が初めてアン・チョルと会ったのは97年7月。両親が餓死し、難民として中国に這うように脱出してきたばかりの頃だった。
石丸と1年余り中国で一緒に暮らした後、アン・チョルはビデオカメラを携えて、再び深夜の豆満江を渡り北朝鮮に入っていった。初めての秘密撮影に挑むためであった。アン・チョルの撮った映像は、世界中に衝撃を与えた。
韓国KBSでは98年末に1時間の特別番組を制作、放映翌日の韓国の主要新聞はこぞって社説で番組を取り上げ、飢餓を放置している北朝鮮当局者の無能を批判した。
映像は英、独、仏、米などの主要テレビネットワークでも、何度も大きく取り上げられた。北朝鮮の飢餓の深刻さを、アン・チョルの映像を通じて知った人の数は、世界中で数億人に達するだろう。続いて99年には、キム・ホンという青年も、おもに北朝鮮北部地域で秘密撮影を敢行した。深刻な飢餓が北朝鮮全土に拡がっていることが証明された。
1990年代後半、北朝鮮民衆を襲った大飢饉は、朝鮮史上最悪のものであることは間違いない。5年間に飢えと寒さと病気で命を落とした人の数はは200万-300万に及ぶと思われる。これは、実に人口の10-15%にあたる数字である。
この凄惨な飢餓の実情は、アン・チョルとキム・ホンという2人の勇敢な北朝鮮青年がいたからこそ、歴史に記録されることになった。2人が命懸けで撮影した映像を中心に、未曾有の悲劇の原因を考察する。- 49
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2012-08-06 00:00:03
<北朝鮮> 栄養失調で衰弱する人民軍兵士「激やせ」で動けぬ者も◇内部記者がスクープ撮影...軍でも餓死者発生の模様
北朝鮮の中部、平安南道で、がりがりに痩せた兵士の一団が撮影された。ひどい栄養失調状態にあるのは明らかだ。ここまで衰弱した兵士の集団がカメラに捉えられたのは世界で初めてのことである。北朝鮮国内で取材を続けるジャーナリスト、具光鎬(ク・グァンホ)氏によるスクープだ。ク氏は北朝鮮内部情報誌「リムジンガン」の記者だ。
撮影は2011年7月のこと。映像を見ると、市場にほど近い広場に、十数人の兵士が座り込んでいる。彼らは一様に痩せ、服の上からでも手足や腰周りがずいぶんと細いのが分かるほどだ。目と頬はくぼみ、幾人かは目の焦点も合わず虚脱してしまっている様子がありありとうかがえる。30分あまりの映像の中で、下を向いたまま全く動けない兵士もいたほどだ。
撮影者のク記者は、秘密裏に中国に出て来て、撮影されたテープを筆者に渡す際、取材当時の状況をこう振り返ってくれた。
「北朝鮮に住んでいる私も、一度にこんなに多くの栄養失調にかかった兵士を見るのは初めて。周囲の住民たちはみな口々に『ぞっとする』『見たくない姿だ』と言い合っていました」
十数人の一団を率いる将校は、ク記者が部隊の構成や行き先について尋ねても固く口を閉ざしていたが、別の住民が聞き出したところによると、兵士たちは工兵部隊で、栄養失調になったために、治療のために部隊から移送する途中だったという。工兵は国家の重要インフラや施設の建設に投入される部隊で、119万人といわれる朝鮮人民軍の約半数ほどを占めるといわれている。再びク記者。
「衰弱した兵士たちの一団は、私には20代前半のように見えましたが、引率の将校は『若いのもいれば年がいったのもいる』と答えました」
ク氏は30分あまり現場で撮影を続けたが、映像の中には将校が、憲兵(一般軍部隊を監督する将兵)に見つからないよう隠れているよう、兵士たちに注意を促している場面も記録されていた。栄養状態が悪くがりがりに痩せ細った兵士たちの姿を、一般住民の目に触れさせないよう、上部から命令されているためだと思われる。
ク記者はさらにこう付け加えた。
「彼らもこのままでは長く持たないでしょう。若い兵士の中には栄養失調で死ぬ者が少なくないんです。兵役中の息子が死んだ場合、『病気で死んだ』と、両親に軍から通知が来ます。そこで両親が部隊に駆け付けて遺体を見るんですが、他でもない、栄養失調で死んだことくらいすぐ分かるんです。こういった話はすぐに広がるので、人民軍の栄養状態が悪いことは皆知っていますよ」
ク記者をはじめ、北朝鮮内部で取材活動を続けるジャーナリストたちが伝えるところによると、北朝鮮では2011年に入り軍隊の食糧事情が顕著に悪化し、一部では塩の入手にも困るほどだという。このため、住民から軍糧米を大々的に徴発していた。
[取材=具光鎬(ク・グァンホ) 整理=李鎮洙(リ・ジンス)]栄失か プロパガン映像では見れない、真の姿だな。乙! 大半の部隊はこんなもんだろ。 こ...
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2012-10-17 16:03:07
日本軍「慰安婦」写真展始まる 大阪 ~ニコンの開催拒否に抗議~ニコンによって開催が拒否された韓国人写真家・安世鴻(アン・セホン)さんの写真展「重重 中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』」が、大阪市中央区心斎橋のピルゼンギャラリーで11日から始まり、初日はおよそ120人が来場した。また、13日には大阪市中央会館でニコンの写真開催拒否に抗議するトークイベントが、映画監督の原一男さんらを招いて開かれる。
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2013-06-12 15:53:55
<北朝鮮>市場は盛況、国営百貨店は閑散◇市場経済の波にさらされる社会主義経済
両江道恵山(ヘサン)市の「恵山市場」は人々で賑わっている。米、肉、衣類など多種多様な品が並んでおり、あちこちで価格交渉をする声も聞こえてくる。一方、付近にある「恵山百貨店」は対照的な姿を見せている。きれいに整えられた建物内部には、市場では見ることのできない高級製品が並んでいるが、肝心の客の姿が見当たらない。今やお飾りとなった国営商店と、賑わう市場の様子を、北朝鮮内部にいるアジアプレスの取材協力者が2012年11月に撮影した。(整理 南正学)
現地の住民は、市場と国営商店の差をどう見ているのか?2009年まで恵山市に住んでいたある脱北者は「百貨店は商品の種類も少なく、値段も高い上に、価格交渉もできません。それと比べ市場は、品物が豊富で、価格交渉も自由なので、庶民は市場を好んで利用します」と説明する。
百貨店などの「国営商店」に並ぶ品は、今やほとんどを中国産が占めている。経済難により国内の工場の稼動もままならず、国内生産品では売り場を埋めることができないからだ。外貨稼ぎを行う貿易会社や、中国への親戚訪問者、華僑など、中国と行き来する人々を介し仕入れた品がほとんどだ。
北朝鮮では、住民の間で人気の高いテレビやラジオなどの中国産の電子機器を、「収買商店(海外製品を買い取り、一般の住民に販売する)」や「国営商店」で売るよう統制している。しかし、こうした場所で売られている品物は、機能制限があったりで何かと不便なため、住民は好まない。例えばラジオは国営放送だけ聞けるよう周波数が固定されているし、パソコンからはCDをコピーする機能が外されている。
今回撮影された映像には、国営商店の一つである「踏査専門商店」も見える。元々は白頭山にある故金正日総書記の生家(捏造である)や「普天堡(ポチョンボ)戦闘」の戦跡地などを訪れる観光客用の店だったものが、商売不振により売り場を個人に経営委託し、今では市場経済式に運営されている。
市場経済の波は、米の流通にも影響を与えている。撮影された「糧穀販売所」では住民の姿も、管理する人の姿も見えない。ここは本来、国家が定めた、米を売り買いできる唯一の場所だったのが、今では市場にその地位を奪われている。米を売る商売人が少しでもお金を稼ごうと、市場で米を売り始めたからである。
このように、今回撮影された映像からは、社会主義経済における「国営流通」が麻痺し、市場経済化している北朝鮮経済の現状を読み取ることができる。- 1
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2013-04-11 16:52:43
<北朝鮮>金正恩体制1年...悪化した民衆の生活金正恩政権になって1年以上が経つが、住民たちは若い指導者へ抱いた期待とは裏腹に、出口の見えない生活苦に悩まされている。その実態を北朝鮮国内のアジアプレス取材協力者がビデオに収めた。
映像は2012年11月、北朝鮮西北部に位置する新義州(シニジュ)市と、同じく北部の恵山(ヘサン)市で撮影されたもの。いずれも中国と向かいあう国境の大都市であるため、他の地方都市と比べ、生活水準は低くない。だが、映像には収穫が終わった畑で落穂拾いをする農民や、食べ物を求め市場(ジャンマダン)をさまようコチェビ(ホームレス)の姿が頻繁に登場する。
金正恩氏が政権の座について以降、移動が統制され、国家行事への動員が強化されるなど社会の締め付けが強まるなか、住民の経済活動に支障が出ている様子がよく分かる。
特に、子どものコチェビは市場や住宅街、駅など場所を問わず目についた。家計が悪化し、家を出ざるを得ない子どもたちが増えたものと思われる。恵山市に2009年まで住んでいたある脱北者は、この映像を見て「以前と比べ、コチェビの数がずいぶん増えた。他の地域からも流入しているのだろう」と語った。- 5
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2013-04-05 11:13:00
<北朝鮮>大都市でも交通機関が麻痺(新義州市)新義州(シニジュ)市の駅前は、殺到する住民たちでごった返しており、職員たちが乱暴に入場を統制している。恵山市のバス乗り場でも、バスを利用する住民が押し寄せ、乗り降りが困難なほどだ。北朝鮮北部を代表する二つの大都市における交通麻痺の実態を、北朝鮮内部に住むアジアプレスの取材協力者がカメラに収めた。
2012年11月、新義州駅前。列車に乗ろうと構内に入ってきた住民たちを、「秩序維持隊」の腕章を付けた職員が統制している。特に、大きな荷物を持っている人々は立ち入りすら許されず、追い出されている。住民は抗議するも、聞き入れられる様子はない。
このように強圧的な取締りが起きている理由は、列車を利用する人々が余りにも多いためである。恒常化した電力難により、列車は進行と停止を繰り返すほど鈍足ではあるが、代替手段である長距離バスはあまりにも高価なため、庶民は列車を利用するしかない。
一方の交通機関である市内バスも大満員だ。バス停に到着したバスに乗ろうと利用者たちは先を争うが、すでに車内には足の踏み場もない。バスは結局、多くの人々を残したまま、出発してしまう。このような交通機関の麻痺により、北朝鮮の住民は、生活に大きな不便を強いられている。- 15
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2012-11-27 11:20:26
北朝鮮内部報告 連続シリーズ(6) ~ 急増するコチェビ日が暮れたあと、暗くなった公園で身を寄せ合うように寝ていた3人組の子どものコチェビに、シム記者は話をきく。親の死、離婚、養育放棄などが理由で路上で暮らさざるをえなくなった子どもはかなりの数にのぼるが、「施設には入れてはもらえない」と子どもたちは答える。
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2012-11-27 11:02:00
北朝鮮内部報告 連続シリーズ(5) ~急増するコチェビ海州(ヘジュ)の市場を彷徨う子どものコチェビ。栄養失調状態で、問いかけに答える力もない。市内の公園では、起き上がることすらできない子どもが横たわっていた。
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2012-11-27 11:00:00
北朝鮮内部報告 連続シリーズ(4) ~急増するコチェビ人通りの多い沙里院駅の前で、物乞いをする子どものコチェビたち。拾い食いをしたり、誰かに食べ物を恵んでもらうしか生きるすべはない。
「糾察隊は商売の統制より、こんな子供たちをなんとかしてあげればいいのに」とシム記者はことばをもらす。増え続けるコチェビを、当局は何もせずに放置しているのがよくわかる。- 2
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2012-11-27 11:00:00
北朝鮮内部報告 連続シリーズ(3) ~急増するコチェビシム記者は、平壌の南約55キロに位置する沙里院(サリウォン)に向かう。沙里院駅前は、いつ発車するともわからない列車を待つ人でごったがえし、物乞いのコチェビも目立つ。
古ビニールを拾い集めてまわる女の子のコチェビに、シム記者は声をかけた。20キロちかく離れた黄州(ファンジュ)から来たという。足はぼろぼろの靴下だけで、靴も履いてはいなかった。- 10
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北朝鮮内部報告 連続シリーズ(2) ~急増するコチェビ「どこで寝泊りしているの?」とのシム記者の問いかけに、「玉渓閣です」と答える子どものコチェビ。玉渓閣(オクゲガク)は古い史跡だと思われる。路上生活するコチェビには、史跡や旧寺などの片隅に寝泊りをして雨露をしのぐ人もいるようだ。
また、シム記者は急増しているコチェビについて、住民にもインタビューを試みる。「(コチェビに)同情する人もいなくなってしまった」と話す女性の言葉が、今の北朝鮮の現実を物語る。- 3
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2012-11-01 16:19:52
【ご案内】リムジンガン英語版iPad版 電子書籍アプリ発刊世界初!北朝鮮人自身が国内で取材し、伝える、リムジンガン iPad版リムジンガン英語版iPad版 電子書籍アプリ発刊 (2012年10月)
このたびアジアプレス出版部では、リムジンガン英語版iPadアプリ(電子書籍)を発刊いたしました。
今回のiPad版は、リムジンガン英語版(Rimjin-gang English Edition - First Issue 2010年10月刊) ハードカバー装丁書籍版の電子版にあたります。
北朝鮮人自身が国内の状況を取材し、社会、経済、人びとの姿をつぶさに伝える姿に、ウォールストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、ワシントンポスト紙をはじめとした国内外のメディアから多くの賞賛が送られました。危険を冒しながらも、彼らが密かに撮影した写真は北朝鮮国内の実情をありのままに伝え、証拠力と精度の高い情報として、研究者、国際機関などからも高い評価を得ています。
このたび、ハードカバー書籍版(English Edition First Issue - Hardcover)のデータをすべて電子書籍化し、iPad用にアプリ形式で配信することにいたしました。全編にわたりハードカバー書籍版と同じ内容を収録しておりますが、北朝鮮国内を撮影した内部写真は、ほとんどがカラー表示となります。
書籍版では再現できにくかった、北朝鮮国内を撮影した写真をカラーにてご覧いただけます。
全4章だての分冊配信で、第1章(Chapter 1)は 無料 で提供いたします。
2章~4章は課金配信(章ごと/15ドル)となります。
北朝鮮人自身による北朝鮮取材記録と写真をiPadで配信する試みは世界で初めてです。
これまで英語による既存の北朝鮮情報は限定的であり、メディア、研究者、国際機関の関心を満たすには十分とはいえませんでした。リムジンガン英語版- iPad版は、画一的な北朝鮮報道に一石を投じるとともに、北朝鮮という国、そして人びとを理解するうえで必携アプリのひとつとなることでしょう。
このたびのiPad版発刊を英語圏のご友人にも紹介していだければ、北朝鮮に関する有力な情報源となるのはもとより、国際的な関心も喚起されることになるかと存じます。
また、まだリムジンガン英語版ハードカバー版(第1号 - First Issue)をお持ちでない方、iPadをお持ちでない方は、この機会にハードカバー書籍版の購入をご検討されてはいかがでしょうか。書籍版はオンライン注文が可能です。
◆リムジンガン英語版(First Issue) iPad版
iTunes/App Store からダウンロードいただけます。(1章は無料配信。2~4章は有料配信)
現在は、iPadのみの対応です。(iPhoneには対応していません)
Requirements: Compatible with iPad. iOS 5.0 以降
iTunesへのリンク>>>https://itunes.apple.com/us/app/rimjin-gang/id522306952?l=ja&ls=1&mt=8- 209
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<北朝鮮> 手抜き工事の「平壌10万戸住宅建設現場」◇窓の大きさはまちまち...労働者は寄せ集めの素人
北朝鮮では2012年4月の故金日成主席誕生100周年を迎え、「強盛国家」を内外に誇示するために、平壌市内で「平壌10万戸住宅建設事業」を進めてきた。その現場を2011年8月、「リムジンガン」の具光鎬(ク・グァンホ)記者が捉えた。この時期、平壌では2012年の4月に合わせ、市内各地でアパートの建設が急ピッチで進められていた。
ク記者が撮影したのは、平壌の中心部・大同江(テドンガン)区域の建設現場。真夏の日差しの下で行われている工事には、全国から大学生、突撃隊、建設専門家などが多数動員されていた。
しかしその実態は、外観を取り繕うことだけを目的とした「手抜き工事」に他ならなかった。映像の中のアパートは、窓枠の大きさや位置、各階の高さまでバラバラ、20階を超える高層アパートにも関わらず、鉄骨もクレーンも見えないまま、手積みで建設されていた。資材の不足に加え、2012年4月までに最大限の成果を収めようと、住む人の便宜や建設後の耐久性などはそっちのけの、「突貫工事」が行われていたのだった。- 16
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