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2024年5月13日 06時22分に生成された05時00分のデータです
2018-10-07 22:07:02
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80(ラフマニノフ演奏 1925年録音)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ceJ1K_9Lvy0)。
ピアノソナタ第23番「熱情」を作曲した翌年である1806年、ベートーヴェンは「創作主題による
32の変奏曲」ハ短調を作曲します。彼自身は本作を実験的な作品と考えていたらしく、生前に楽
譜は出版されたものの、作品番号は付けられませんでした。しかし、ベートーヴェンの創作活動
の中期に作曲されたこの作品は、彼が数多く手がけた変奏曲の中でも上位に挙げられる傑作であ
り、数多くのピアニストがレパートリーとして取り上げています。
その一人が、ロシア革命によりアメリカに亡命したあとにピアニストとしての演奏活動を盛んに
行ったラフマニノフで、彼が遺したベートーヴェンのピアノ作品録音が、ピアノソナタではない
本作のみであることからも、お気に入りであったことが推察できます。
セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)- 503
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2018-11-23 19:15:03
「We Will Rock You」の主題による変奏曲風エチュード有名な曲の、クイーンの「We will rock you」のサビを主題として、
ピアノを使った変奏曲風な曲を作ってみました。
変奏曲というのは、知らない方の為に簡単に書いておくと、主題が色々と形を変えたりしながら
出てきて、1つの曲が出来ている…という感じの曲です。
この曲は全部で30個の変奏から成っている(つもりの)約4分の曲で、
下にメモを一応一部載せておきます。文字数の関係で全部は載せられません。
また、以下の自ブログで、ピアノ部分のみの音源やメモの続きの解説も載せています。
もし興味があれば、こちらもご覧下さい。
http://ssnull.blog86.fc2.com/blog-entry-92.html
Var.:時間 ~特徴
00:主題提示部
01:主題に和声付け(ホ短調)
02:主題をそのままバスへ、ソプラノは2拍3連符の自由旋律
03:4分音符主体の変奏旋律、左手は2分3連譜
04:1つ前の変奏旋律をバスへ、ソプラノは8分音符の自由旋律
05:付点2分音符を使用した変奏旋律、バスは8分音符の自由旋律
06:3拍子化、8分音符の変奏旋律
07:3拍子、1つ前の変奏旋律をそのままバスへ
08:2拍3連符主体のアルペジオ変奏
09:2拍3連符の変奏旋律+和音
10:1拍3連符の変奏旋律、左手にも主題あり
11:オクターブ重ねた主題、左手は1拍3連符主体のアルペジオ伴奏
12:主題を反行させた感じの変奏旋律+両手で1拍3連符主体の
アルペジオ伴奏で、経過的な転調
13:ロ短調で主題に和声付け、バスは8分音符の自由旋律
14:主題の長さを半分にしたモチーフを使用して、
半小節遅れによる8度と8度のソプラノから始まる3声のカノン変奏
15:主題の長さを半分にした旋律を使用して、
1小節遅れによる4度と7度のバスから始まる3声のカノン変奏888 8888888888888888 凄い!
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2018-04-01 22:59:06
愛国芸術家協会:ディアベリのワルツによる変奏曲集(抜粋)Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ILzHW8yJMso)。1819年、ウィーンで出版業も営んでいた作曲家アントン・ディアベリ(1781 - 1858)は、自分が作曲したワルツを主題として、当時の著名な作曲家50人に1曲ずつ変奏を書いてもらい、それをつなげた大規模な変奏曲を出版するという構想を企画し、各作曲家に公募を行いました。これにより50曲の変奏が集められ、最終変奏(コーダ)をカール・ツェルニーが作曲して作品が完成し、1823年に「愛国芸術家協会(Vaterländischer Künstlerverein)」の名義で出版されました。
全曲の演奏時間は約1時間半に達しますが、その「寄せ集め」的性格から作品が全て演奏される機会は極めて少なく、この録音でも主題、フランツ・クサーヴァー・モーツァルト、フンメル、ツェルニーの他、シューベルト(D.718)や、11歳のフランツ・リスト(S.147)、ベートーヴェンの弟子として知られるルドルフ大公などの変奏(16曲)、コーダを抜粋して演奏しています。
なお、この依頼はベートーヴェンにも寄せられましたが、彼はこの主題を気に入らず、企画には参加しませんでした。が、後に自分でこの主題に基づく33曲の変奏を作曲し、傑作「ディアベリ変奏曲」作品120として結実します。
アルトゥール・バルサム(ピアノ)- 280
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2018-06-17 21:47:54
ダンディ:交響的変奏曲「イシュタル」作品42Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=83shRaUBLeI)。
19世紀後半、中東のシュメール文明遺跡(ニネヴェ等)では「ギルガメシュ叙事詩」の断片が発見され、その翻訳が進みました。そして、その中の記述に大洪水の記述があり、これが後世における旧約聖書の大洪水(ノアの方舟)の逸話と酷似していたため、叙事詩は「現存する世界最古の物語」と称され、ヨーロッパ世界において古代中東文明が注目を受けるきっかけとなります。 この流れは音楽界においても影響を及ぼし、19世紀末~20世紀前半に「ギルガメシュ叙事詩」に基づく音楽作品がいくつか作曲されています。
その最初期の作品が、「フランスの山人の歌による交響曲」で有名なヴァンサン・ダンディが1896年に作曲した交響的変奏曲「イシュタル」作品42です。これは叙事詩の中の一節で、女神イシュタルが冥界の番人となった夫ドゥムジを追って、姉の女王エレシュキガルが統治する冥界を下っていくという「イシュタルの冥界下り」を題材としています。本作はイシュタルを表す主題と10の変奏から構成されていますが、必ずしも冥界下りの情景を細かく描写したものではなく、むしろ道中におけるイシュタルの気分の変化を表したものとなっています。
ラモン・ガンバ指揮アイスランド交響楽団- 202
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