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2018-05-18 01:56:08
大桃さん、下校中の“一人のスキ”狙われ犠牲 過去の例から分かる街に潜む死角1988年から89年にかけ、女の子4人が誘拐・殺害された事件。すでに死刑が執行された宮崎勤元死刑囚は当時、小学校1年生だった女の子に小学校の近くで「道を教えてくれるかい?」などと近付き信用させ、車に乗せていた。ほかの被害者にも言葉巧みに声をかけ、次々に連れ去っていたのだ。
2005年、栃木県旧今市市で遺体で見つかった吉田有希さん(当時7)。消息が途絶えたのは下校中。いつもの通学路を通っていつもの道で友達と別れた後、連れ去られ、その後、遺体で発見された。
また、去年3月には千葉県松戸市で小学校3年生だったレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9)が終業式の日の朝、家を出てすぐ車で連れ去られたとみられている。リンさんはその後遺体となって見つかった。逮捕されたのは、リンさんの自宅からわずか300メートルほどの距離に住む元保護者会長の渋谷恭正被告だった。
警察庁によると、13歳未満の子どもが被害に遭う事件はここ10年でほぼ半減している。しかし、連れ去りなどの事案は減る傾向にない。
犯罪学が専門の小宮信夫教授は不審者対策の限界を指摘する。
立正大学(犯罪学)・小宮信夫教授:「誘拐パターンのほとんどは、だまされて連れて行かれる。言葉巧みに子どもをだまして子どもは喜んでついて行くパターン。どうすればだまされないで済むかを子どもに教える。これが基本中の基本」
小宮教授によると、犯罪者が好む「入りやすく見えにくい場所」を子ども自身が知ることが必要だという。例えば、ガードレールのある道路と、ない道路。ない場合、車を使った犯罪に巻き込まれやすい。また、公園でも柵で囲まれた公園と塀に囲まれた公園では、塀で見えにくい公園の方が危険度は増す。
立正大学(犯罪学)・小宮信夫教授:「知ってる人か知らない人かで区別するんじゃなくて、危険な景色の中にいる時は信用してはいけない。近付いてくる大人を100%信用しない」
危険な場所を把握し、地域で警戒する取り組み。栃木県旧今市市の事件があった小学校では、子どもたち自身が先生や警察官と街を歩き、危険なポイントをチェックしながら安全マップを作るといった防犯対策を今も続けているという。100%は草
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