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2017-02-19 09:06:08
バッハ ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050 第3楽章 アレグロ1717年から1723年にかけての6年間、バッハはケーテンのレオポルド公に仕え、宮廷楽長として音楽の指導にあたる傍ら、作曲家としてはブランデンブルク協奏曲を始め、平均律クラビーア曲集やヴァイオリンとチェロそれぞれの無伴奏パルティータと組曲など多くの傑作を残しています。バッハはケーテンの職務を一生全うしようと思っていましたが、レオポルド公の侯妃が音楽嫌いだったため楽団は縮小、バッハも身の振り方を考えなければなりませんでした。そんな折、ブランデンブルク公ルードヴィヒに作曲を依頼されたバッハは、既存の作品の中から6曲を選び「種々の楽器を伴う協奏曲集」として献呈しました。これが後に「ブランデンブルク協奏曲」と呼ばれる作品です。
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2017-02-17 20:58:27
ハイドン 交響曲 第104番 ニ長調 「ロンドン」 第1楽章 Hob.I-104交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1795年にロンドンで作曲した交響曲で、ロンドン交響曲のうちの1曲。ハイドンの代表作のひとつであり、『ロンドン』の愛称で知られている。ハイドンはとにかくたくさんの交響曲を作りました。ベートーヴェンが9曲、ブラームスが4曲などであるのに対して、ハイドンは全部で106曲に及ぶ交響曲を残しているのですから、いかに桁違いかがわかるかと思います。あまりに曲数が多いため、区別するために曲の内容とは関係ない題名が、あだ名的につけられています。その中には「火事」「校長先生」「めんどり」など、冗談のようなものも少なくありません。
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2017-02-19 10:51:11
ベートーヴェン ピアノソナタ 第15番 ニ長調 Op.28 「田園」 第1楽章激しく積極的な性格と、その反対の平穏で客観性にあふれた性格を同時に並行させるのがベートーベンの特長でした。その一番有名な例は交響曲の運命と田園の関係です。それと同じ事が、このソナタと、前作の作品27,27との間にも指摘できます。とりわけ前作の作品27とこの28はほぼ同じような時期に作曲されているのですが、性格は正反対です。前作では「月を見て狂ったのか!」というほどに激しい感情を爆発させているのに、この田園ソナタでは4楽章の古いスタイルに戻るだけでなく、実に穏やかでのびやかな音楽となっています。ただし、田園という表題は後の時代に出版屋がつけた物で、ベートーベンのあずかり知らない物です。
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2017-02-19 08:15:06
バッハ ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調 BWV1050 第1楽章 アレグロブランデンブルク協奏曲は原題を「種々の楽器のための協奏曲集」といい、 各曲ごとにソロを担う楽器が違う合奏協奏曲の一種です。 独奏楽器群はフルート、オーボエ、トランペットなどの管楽器とヴァイオリン、 合奏楽器群は弦楽合奏と通奏低音というのがオーソドックスなスタイルです。このため協奏曲とは言っても、固定の楽器が全曲を通してソロをとる現代に演奏される一般的なそれとは意味が違っています。
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2017-02-17 23:10:10
マーラー 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 第2楽章交響曲第1番ニ長調(Symphonie Nr. 1 D-dur) は、グスタフ・マーラーが作曲した最初の交響曲。マーラーの交響曲のなかでは、演奏時間が比較的短いこと、声楽を伴わないこと、曲想が若々しく親しみやすいことなどから、演奏機会や録音がもっとも多い。1884年から1888年にかけて作曲されたが、初め「交響詩」として構想され、交響曲となったのは1896年の改訂による。「巨人」という副題が知られるが、これは1893年「交響詩」の上演に際して付けられたものの、後にマーラー自身により削除されている。この標題は、マーラーの愛読書であったジャン・パウルの小説『巨人』(Titan)に由来する。
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2017-02-19 15:14:59
ベートーヴェン ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123 1.キリエベートーヴェンは「第9」と同時期に交差しながら、同じく合唱つきの大管弦楽曲を作曲していました。ピアノの弟子であり、最も心強いパトロンだったルドルフ大公が、オルシュッツ大司教に就任することになり、その就任式のために作曲された「ミサ・ソレムニス-荘厳ミサ曲」です。「第9」の第4楽章と同じニ長調ですが、「第9」がひたすら上をめざして駆け昇って行くような音楽であるのに対して「荘厳ミサ曲」は、すでにたどり着いたあちら側から悠然と下界を見下ろすような作品です。事実、「ミサ・ソレムニス」の心境の高さは「第9」のそれより上であるという声もあるほどです。
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2017-02-19 14:30:08
ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 第1楽章所謂「傑作の森」と呼ばれる後世に名を残す名曲を、次々と生み出した中期の絶頂期の作品です。メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーと共に4大ヴァイオリン協奏曲に数えられることも多いですが、作品の持つ気品、風格、スケール感などからすれば、王者の名にふさわしいのはやはりこの曲でしょう。第2主題が短調に転じるあたり(2:00)のロマン性と、オーケストラが全合奏する時の威厳などは、まさにベートーヴェンならではの音楽と言えます。しかし今でこそ名曲と仰がれるこの曲も、初演当初は反響も芳しくなく、その後40年ほどの間はほとんど忘れられた状態だったといいます。
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