最近作った動画についてのメモ2

最近作った動画についてのメモ2。といっても一つだけ。

地球最後の告白を / 高垣楓


Q:楓さんピアノ弾けるの?
A:Max Beatの2Dリッチで汗ひとつかかずにキーボード弾いてたし、なんとかなるんじゃないですか。

人力音声

なめうぇーぶで作成。
この曲は最高音hiGと一般人が歌うにはきついが、楓さんはBlessingでhiG#まで出していたのでどうにかなる(はず)
今回はピアノ用の楽譜があるのでメロディの耳コピ必要もなく、ただ楽譜に沿って音を並べれば初期段階は終了。
低音の方が素材が足りなくて、1オクターブ下げみたいな無茶な音程変更をしていたりする。
ただしこのままではあまりにも一本調子で機械的すぎる。それをどうにか出来ないかなあと検討した結果が今回の方法。

まずVoisona(CevioPro)で知声さんに歌ってもらう。
AIシンガーならなんでもいいが、最新だった事と無料だったのでこの子に歌ってもらった。知声は中性的でクセ少なめなので、音程確認にはちょうど良い。
色々とパラメータの設定が出来るけど、基本はベタ打ちで構わない。見たいところはピッチのグラフなのと、発声タイミングは結局人力側で調整するからここで直す必要ないですし。
AIがいい感じに歌ってくれるので、その波形を見ながら音声を作る。
なめうぇーぶでは音程を手書きすることが出来るので、先ほど作ったAI音声を参考に目コピする。
そうすることで自然な音程変化を人力音声に与えることが出来る(はず)。かつて販売されていた人間歌唱の音声を基にボーカロイドに歌わせる、ぼかりすをモチーフにした方法である。
いわゆる「神調教」をシステム化して手っ取り早く作れない物かとやってみたけど、かなり遠回りしている感じ。実際に出来たものがとうかというと、それは聴いていただければ……。
これをAIのちからで作ると言っていいのか。今はもっと未来的な手法があるはずなのですが、過去に生きているので仕方ないね。

ピアノ

ピアノ弾き語りと言い張ることでハモリパートを一切作らなくてよくなる(作業量が減る)色々な楽譜見ながらそれっぽくmidiを作成。
最初は特技ピアノではない楓さんでも弾けるような譜面を目指していたけど、途中でその辺の整合性どうでもよくなっちゃってギリギリ弾ければいいかと難易度を上げていった(難しい譜面を入力した)。その結果イントロとアウトロで極端に難易度違ってしまった。静かな部分と盛り上がる部分を両方聞けてお得ということで。

音源とか音声加工とかプラグインとか

さて、打ち込むとなるとピアノ音源が必要になる。これがはじめてのDTM(になるのか?)なのでどこからか買う必要がある。
今後もピアノ打ち込みの動画を作るつもりならIvory IIとかを買うべきなのでしょうが、一発ネタにそんな予算も割けないのでちょうどセールで売っていたWaves Grand Rhapsody Pianoを入手。それなりの音にはなっていると思う。
ミックスはこれもセールしていたSoundwide Intro Bundle(今ははじめてのiZotopeセット 2.0っていうらしい)についてきたOzoneに任せた。よくわからないが、うまいことAIがやってくれるらしい。このセットはこの動画のためだけに使うにはもったいない様々なプラグインが入っているので、今後もどこかで使うと思う。特にVocalSynth2は何かに使えそう。たくさん動画作らないともったいない。

イラスト

サビに特徴的なシーンがあるタイプの動画なので、せめてそこだけは再現したい。
こういう動画作るたびにサクッとイラストが描ければ楽なのになあって毎回思う。
無からは作れないので、デザインドールで必要なポーズをつくる→なぞる→服を着せる→髪を生やす→色塗り(ここが特にわからない)
この方法でごまかしている。試していないけどAI自動彩色とか便利なのかな。普段絵を描かない人間よりはAIの方がうまいと思うので。
サビ以外は仕方がないのでピアノ演奏しているように見える画像を作った。写真ACはトレース可なので助かる。

動画

てきとう。素材を全部用意したら満足しちゃったので脳内で動かしてくれ。

以上。

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